
さて、一つ前のブログ、
BMWは直6を捨てて4気筒へ・これでいいのだ!?
でいくつかデータを示したら意外と好評だったので、
机上の空論、第二段。
トルクと出力曲線があると、どんなエンジンか脳内比較できるのですが、
大昔はカタログに載ってた、エンジン性能曲線、最近無いですねぇ。
最大出力と最大トルク、それぞれの発生回転数しか見当たりません。
そういう時、頼りになるのが、グランツーリスモ5。
縦横の線が省いてあるので、正確にはわかりませんが、それでも十分です。
ゲーム内で劣化してたりちょっと弄ってたりして、
パワーが若干違ったりしますが、
カーブの形はそれほど変わりませんので、ご容赦を。
まずは、ゴルフ5 GTI。
トルクカーブが、いかにも人為的な感じですが、この低圧ターボのおかげで、
ちんたら走りの低回転から最大トルクを発生し、すげー乗りやすい。
コレに慣れてしまうと、他のクルマに乗った時ガッカリします。
ついにBMWも、似たような出力曲線の4気筒ターボを採用し、
コレがデファクトスタンダードとなりました。
ただ、引っぱると5000回転くらいで力尽き、
「あれ?今までのパワー感はドコへ・・・」と肩すかしを食らいます。
ゴルフに近いカーブの、ミニとBMWの135クーペかな。どちらも直噴ターボですよね、確か。

次にMクーペ。
最後まで伸びるエンジンがいいですねぇ。
ゴルフほどではありませんが、トルクカーブが若干不自然なのは可変バルタイのせいでしょうか。
おかげで、意外と低速トルクがあります。
素直なNA代表ロードスターと、VTECのシビック、そしてNSX。
いいですねぇ~。どれも乗った事ないけど。


しかし、こういうNAの気持ちいいエンジンは、最大出力で互角でも、
こういう感じで、出力カーブがこんもりしたのと勝負すると勝てません。
ガチンコグルマ、ランエボとインプレッサ。
インプレッサのラリーカーもエンジン特性のカーブはよく似てますね。
過渡特性は曲線に表れませんが、全開にしてからこの出力に達するまで、
「もわ~ん」と数秒かかったりします。でも、それはそれで魅力だったりします。


では、過去を振り返って、憧れのスーパーカー対決。カウンタック、512BB、イエローバード。
クルマ知らなくても、どれがターボか判りますね。


新旧ハチロク対決。
旧ハチロクは、フツーに素直なカーブですね。コレ見る限りは、いいなぁ、新ハチロク。

乗ったらシビれそうなクルマ。GT500のNSXと、LF-A。

最後に、コレ。
20年後は皆さんコレですね。
「これでいいのだ、辛くてもこれでいいのだぁ~(泣)」
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グランツーリスモ | クルマ
Posted at
2012/03/04 20:19:44