
突然ですが、
LED電球を、
かち割るのがシュミです。
LED電球って・・・
[効率]
LED電球の消費電力って、白熱灯の5倍くらい、
電球型蛍光灯の倍くらい、もしくは何割かエコですが、
[演色性]
蛍光灯と同じく、波長が偏ってるので、
しょぼいのを買うと、照らされたモノの色が少し不自然です。
[色温度]
白熱灯は色温度2500-3000K。
LEDの場合、白っぽい色の方が同じワット数でも光量が高くて明るいです。
蛍光灯でもそうですが、同じ電球色を選んでも、違う品番のを並べると、
ビミョーに色が合わないことが多々あり。
同じ空間で照明の色がずれてると、貧乏くさい。
[光量]
60Wの白熱灯は、明るさ810lm。
安いのは、光量をケチってるモノがあるので、
明るさをチェックしましょう。書いてないのは問題外。
[配光]
電球型蛍光灯のまるいヤツは、配光が白熱灯とほぼ同じ、
もしくは正面やや暗め、横が明るめ。
LED電球は・・・
これが素のLEDの配光。前にしか光が出ません。
LED電球は、レンズや反射板、乳白カバーなどを使って、
効率を犠牲にしつつ、白熱灯に近い配光にしてあります・・・が・・・
そのまんまの配光。
フツーのLED電球は、こんな感じかな?
天地逆になってます。
コレはがんばってます。
電球型蛍光灯の長細いタイプを真似てみたり・・・
モノによって全然ちがうやんけ!
そうなんです。配光特性のグラフが表示されてたら、まだいいんですが、
自信ある電球以外は公表してないから、買ってみないとわからんのです。
ところで、もう一度、
素のLEDの配光を見てみましょう。
見事なまん丸、ランバーシアンですね。
白熱灯や蛍光灯では、光学系を大きくしないと真似できません。
ちょうど撮影用レフランプのフラッドタイプと、ほぼ同じ配光じゃあーりませんか!
これ、無理に電球っぽい配光にするより、
そのまま適所に使ったほうがいいでしょ。
というワケで・・・
自己責任でLEDをかち割ります。これはE17の小さいやつ。
こういう素直な構造ならラッキー。
すると、乳白カバーでのロスが無くなって少し明るくなり、
かつ、素のLEDの配光になります。
で、他の電球から出てきた集光レンズを付けてみたりすると・・・
さらに配光が狭くなって、ミゼットレフっぽい狭角配光になりました。
8Wの蛍光灯を入れてた屋外のスポットライトを、
4.5Wの↑改造LED電球に換えたら・・・
うわ、チョー明るい!
[注意]
* 防水性が無くなって、水滴がかかっただけでショートします。
* 点灯状態で触ると感電・ヤケドします。
* モノによっては数十~100Vかかってるので、死ぬかもしれません(爆)
* 当然、かち割ると保証は効きません。
2019/1 追記:
これを書いた当時と比べ、LED電球の効率は上がり、
演色性や色温度ばらつきは気にならなくなり、
明るさ詐欺みたいな電球も減り、
パカっと割りづらくなりました(笑)
ブログ一覧 |
モノ | 日記
Posted at
2013/09/29 21:49:08