
ブログを書いていると、日々のアクセス数がみれて、
最近のはみんカラ友達が見てくれてるのでしょうが、
古いネタは、見知らぬ方がサーチエンジンからたどり着くのでしょう。
そんな、誰かのお役にたてるブログを目指してるのですが、
いや、迷い込んだだけで役に立ってないのかもしれませんが、
昔書いたネタで、意外とアクセスあるのが、
図説 世界の最悪クルマ大全 AMCグレムリン。
もうちょっと紹介しましょう。
著者はダメ車マニアの英国のクルマジャーナリストですが、
世界のクルマを公平に(?)とりあげてます。
ドイツ車はとても少ないのですが、ざっと見て、こんな珍車が。
メルセデス バネオ バンを化粧しただけのミニバン
アンフィカー 水漏れで沈む水陸両用車
VW K70 どう見ても採算割れ
NSU Ro80 ダメカー・オブ・ザ・イヤー
トラバント501 ギアシフトは世界最低レベル
ヴァルトブルグ353ナイト 乗ったら最後、生きた心地がしない
日本車もちゃんととりあげてます。もちろん、ボロカスに。
あえて車名は揚げませんが、著者の偏った価値観がまた面白い。
ダメデザインの見本
センス皆無の高級車
げんなりするほど無個性
車輪の付いたゴキブリ
王座からほど遠い古き悪しきトヨタ車
で、サムネイルはオースチンアレグロ。
ぱっと見は地味ですが、よーく見ると、珍車マニアの心をくすぐります。
なんと、ハンドルが丸くない!
「この二人、海に潜ると思ったら大間違い。ウェットスーツやボンベは雨漏り対策だ」
そこまでけなすナナメ視線はどうかと思いますが、
というかジャーナリスト生命を危惧しますが、
150台の珍車をけなしまくる事によって逆説的に浮かび上がる、クルマの魅力。
いい走り、評判いいデザイン、合理的設計、
それがクルマの魅力か、といえば、答えはYes and Noなのです。
アナタの好きなヒトを何人か思い浮かべてみましょう。
運動神経抜群、美形で、アタマも切れまくりでしょうか?
珍車フェチのみならず、
無味無害なちょうちん記事ばかり書いてるジャーナリストの方にも、お勧めの本です。
Posted at 2012/01/14 10:03:57 | |
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