
クラシックカーよりグランツーリスモネタの方が、
アクセス数多いみたいなので、今日もGT5ネタで。
ちなみに、ブログカテゴリーでグランツーリスモを選ぶと、
過去のGT5ブログがまとめて読めますよ。
で、グランツーリスモ5、ドライビングシミュレータだけでなく、
立派なフォトシミュレータとして使えるんです。
焦点距離、シャッタースピード、絞りを、
一眼レフみたいに自由に設定して写真を撮れます。
実際と違うのは、まず時間を止めて、構図をじっくり選んで、パシャっ、という感じで、
流し撮りまで自動でやってくれますので、実際の撮影と違い、運動神経が不要です(笑)
撮りためた写真のなかから、いくつか紹介しましょう。
ホンダ・NSX。49mm、F8で遠景をちょっぴりぼかして、1秒の長時間露出。
いや、感度は自由に設定できるので、1/1000秒でも撮れるんですけど、
実際に暗闇で撮ってる気分で。
フェラーリ・330P。曲面をキレイに見せる光を選んで。
56mm、F11で背景ややシャープに、1/16秒。
こちらに向かって走ってくるダッジ・チャレンジャー。
サンニッパのレンズをイメージして、288mmの望遠、1/1000でピタっと止めて、
F4で車体後部はぼかしてみました。
ちなみに、ワタシのK-7ではここまでピント合いません。ちょびっとずらした方がリアルかな。
ランチャ・デルタS4の後姿。GT4以前のデータ使いまわしの、高精細でないスタンダードカーでも、
クルマと撮り方によっては、リアルっぽく撮れます。130mm、1/125秒、F5.6。
実際には、コーナリングのお尻を撮るのって、フロントより数倍難しい。
流すスピードを合わせにくいんです。
前にも載せましたが、日産・GT-R。上がカタログ写真、下がワタシのパクリ。
106mm、1/125秒でちょっと流して。
GT5のフォトモードって、背景がキレイに流れず見苦しい模様がでちゃうので、F4でボカしてます。
アングルはほぼ同じなのですが、路面に差す影が無いと絵になりませんねぇ。
ASL・ガライヤ。鈴鹿にて黄色い帽子vs自動後退の対決。GT300カーでGT500をぶち抜くワタシ。
少々パワーアップしてるのはヒミツです。294mm望遠で、1/60秒、F4。
超レアなジャガー・XJ13。道路の脇からリアルに流し撮りしたら、こんな感じかな。
あえてシャープに写さず、111mm、1/125秒、F8。
シボレー・コルベット。102mm、ドライバーを狙って1/60秒で流し撮り、F5.6。
写真に気迫ありますね。なぜなら、この位置で撮ってると、次の瞬間に轢かれますから。
人生賭けた最後の一枚!
ランボルギーニ・ムルシェラゴ。至近距離から流し撮りすると、一部以外は流れてしまいますので、
クルマ全体をシャープに撮りたい時は併走しながら撮ります。50mm、F8、1/60秒。
商業写真では、静止したクルマの写真をもってきて、タイヤを画像処理で回転させて、
背景と重ねて、ってのが多いですね。
ヒドいのはタイヤが静止してたりするので、思わず吹いてしまいます。
フェラーリ・カリフォルニア。夕暮れの時間を選んで、逆光で。
これも併走しながら67mm、1/60秒、背景がシャープすぎたら不自然なのでF8。
さて、いかがでしょうか。
たかがゲームのおまけ機能、と言うにはもったいない程の、リアル写真シミュレータなのです。
クルマに全く興味ない人も、
こんな風に風景写真を撮って楽しめますよ。
Posted at 2011/10/24 21:42:07 | |
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