
昨日買ったのは、左のヤツ
1954ストラトキャスター&フォーム・フィット・ケース
そして、今日お店で見つけて買ってしまった、右の、
1968ストラトキャスター&ブラック・トーレックス・ケース
比べてみて、モーレツに感動してしまいました。
The guiter legend Fender the best collection
並べてみると・・・
まるでホンモノだ・・・
全長12cmなんですけど・・・
各部の色が、まさにホンモノなんです。
拡大してみると、木目がホンモノみたい。
あっ、ピックガードのネジの位置が54年と68年で違う!
拡大して54年のヘッドを観察。
うわっ、肉眼で判読不能なサイズで、ちゃんと文字が書いてある。
トラスロッドを埋めた穴も、弦を抑える丸いヤツも。ナットも掘ってある!
釣り糸みたいな弦が、ちゃんとテンションかけてピンと張ってあります。
写真見て初めて気づきましたが、2~4弦がずれてる。
1mの高さからフローリングに落とした時にずれたみたい。
壊れなかったんで、意外と丈夫。
そしてこちらは、68年のラージヘッド。
マジですか?この木目と色、
昔持ってたフェンダージャパンのラージヘッドそのもの、まさにメイプル。
弦を抑えるヤツが、カモメ型なんです。
そして、斜めから。
あわせ目のバリとか、ツマミに目盛り無いとか突っ込むヒトがいますが、
工業製品には常に制約が存在しますので、ソコから目をそらして、
揚げ足をとるよりも、スゴいトコロに注目しましょう。
ネックを接合してる場所、一番下のフレットの所のあたりのボディー、
わかるかな?54年は角ばってて、68年は丸く削ってある!
そして、ピックガードは、54年が白一色、まっすぐ切り出してあって、
ワタシが持ってたなんちゃって68年型は、白黒白の3枚張り合わせ、
かつ手が当たっても痛くないようにテーパーつけて切り出してるのですが、
ちゃんと黒が入って、テーパー付いてる!!マジですかっ?
さらに、トーンとボリュームツマミの形が違う。
ピックアップのマグネットの高さも、写真じゃ判らないけど、違うみたい。
裏から見ると・・・
トレモロのバネの本数とかけ方が違います。
ホンモノは、自分で好きに変えられるんですよ~
68年は、ネックを止めてるプレートにフェンダーのFマークつき。
ボディーの形が少し違います。
54年のネック裏の線は、トラスロッドっていう、金属棒を埋めた跡です。
エレキギターの多くは、ネック外してトラスロッドのテンションをネジで回して調整すると、
ネックの反りを修正できるんですよ~
そしてヘッド裏側。この木目・・・
54年は丸いペグです。
68年。おおっ!ペグが違う!!
そうそう、ヘッドの裏側の平面とネックの曲面の間にエッジがあるんです。
何て呼ぶのか、裏のスプリングの部分のフタ、穴の形が違う!
それぞれ違うケースがついて、内側はフロッキー加工でビロード調です。
おおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ~~~~
何なんだ、このコダワリは!
3万円のミニカーならスゴくて当然だが、
千円台のオモチャだぞ!!
これ作ったヒト、絶対ヘンタイだよっ!
感動のあまり、マジで涙でそうです。
こういう素晴らしい仕事は、
報われなければなりません。
で、黒い57年のストラトとテレキャス、さらにグレッチも、ポチっといきました。
その他の作品は、こちら。
THE GUITAR LEGEND
Posted at 2013/03/24 23:27:52 | |
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