渋いトランスミッションのシフトピン交換

1速や2速に入れるのが固くて「ゴキッ」と無理に入れる感じで、停止状態から1速に入らない事もあり、調べてみるとシフトピンのすべりが悪い不具合が原因という説があり、途中から対策品に変更されております。

対象はある時期以前に製造されたE46、E39、E53、E36/7、E38と幅広いようです。あれ、E36/8を忘れてませんかw

日本は対象外と思われますが、この文書によるとクレームがあった場合、36か月10万キロ以内、かつ2005年3月以前であれば無償修理の対象となっていたようです。

冬のトランスミッションが温まってない時、シフトレバーが5速側に引っかかってニュートラルに戻らないんですが、これも部品が改良されております。

同じく、ある時期以前に製造されたE46、E39、E53、E36/7、E38。こちらも地域によっては無償交換の対象。

トランスミッションの、このあたりの部品です。パーツナンバーと交換手順はリンクをご覧ください。http://webspace.ringling.edu/~dplassma/bmw_diy/shift_pins/shift_pins.html

パーツリストの図ではイメージしづらいんですが、こんな感じで埋まってるピンです。改良品はスリーブのすべりが改善されてるっぽい。

米国からお取り寄せした部品と専用特殊工具、というほど立派なモノじゃないですが図面に合わせて削り出した丸棒。必要ならレンタルしますのでメッセージください。
1～4速は改善しましたが、もともと問題なかった5速がすごく固くなった・・・入庫待ち2か月、修理に2か月、不具合問い合わせに1か月で計5か月かかっております・・・
というわけで、依頼するときは信頼できる業者を選びましょう。経緯はこちら。
http://minkara.carview.co.jp/userid/226161/blog/38592169/