フロントカバー&オイルパンガスケット交換 その3
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
その2から続きです。
翌日となり、仮止めしていたオイルパンを外すと、一晩かけて流れ落ちてきたオイルで合わせ面が汚れてます。
これからガスケットで貼り合わせるので、流れ出るオイルは出し切ってくれた方が都合良いかも。
またパーツクリーナーで洗浄して、ガッチリ密着させてやります(・`ω・)
その前に、オイルパンをエンジンと合わせる確認を何度か行いました。
本番では一発でピタリ合わせないと、盛り付ける液状ガスケットが崩れてしまいます。
邪魔なホースや配管は避けましたが、オイルパン前方にはサブフレームが横切ってますし、後方からはオイルポンプが飛び出しているので、真っ直ぐポンとは付けられません。
慎重に合わせてみるものの、前回こんなにやりにくかったっけな?と思うほど前方が狭いです。
そして何度か試してるうちに気付きました。
バランスウェイトが下を向いてるからだわ(´◽︎`)
画像の赤丸の部分ですが、クランクを回して扇状のウェイトを上に隠すことでオイルパンを合わせやすくなりました。
前回はたまたま上を向いていたんだと思います。
2
フロントカバーの合わせ面も改めて洗浄しました。
まずはこちらから取り付けます。
3
今回取り付けるフロントカバーです。
前回は国内通販サイトで購入したんですが、どこのショップで購入したのか覚えていません。
前回とは違うメーカーのものが欲しかったんですけど、また国内で買うと同じものが届きそうなので、海外サイトから取り寄せることにしました。
たいして変わりはないと思いますが、他メーカーのカバーを入手できました。
4
フロントカバーの裏側です。
画像下部の赤丸の箇所は液状ガスケットを盛り付けるよう指定されていますが、その他にボルト周りにも盛り付けてみました。
前回のフロントカバーはボルト周りのパッキンが3年ほどで弾性がなくなりパキパキになっていたので、気安め程度かも知れませんが念を入れてみます。
5
オイルパンにガスケットを嵌め込んでピタリ合うことを確認。
オイルパンの中にもオイルが流れ落ちてましたが、ガスケットの入る溝と合わせ面だけ改めて洗浄してあります。
オイルパン前方と後方の半円状の部分はオイルが漏れやすい印象なので、この部分に液ガスを塗りつけてオイルパンガスケットを密着。更にその上からもガスケット自身の溝を埋めるように薄く塗りつけました。
半円状の部分だけ液ガスでサンドイッチしてやります。
6
フロントカバーとオイルパンが付きました。
オイルパンをエンジンと合わせる前に、前方はフロントカバー下の半円状の角2箇所と、後方はリアクランクシール下の半円状の角2箇所に液ガスを塗るよう指定されていますが、更に半円状の部分にも液ガスを塗り付けてオイルパンを取り付けました。
塗りすぎだと言われそうなほどですが、一度失敗してる身としては、これくらいやらないと安心できません。
とにかく漏れなければ良い。
これで漏れたら泣けます(;ω;)
ちなみにフロントカバーの締め付けトルクは14N-m。
オイルパンは25N-mです。
7
フロントカバーに取り付けるクランクシャフトポジションセンサーにも液ガスを塗ります。
Oリングを交換しても漏れてくるので、ここも液ガスで蓋をすることにしています。
そういえば昔、ここからのオイル漏れを業者さんに指摘され、見積もりに「センサー交換」と書かれていたのでお断りしたことがあります。
たしかにOリング交換では利益にならないですよね。
8
ハーモニックバランサーのキー溝にも液状ガスケットを塗ります。
しかしこの社外品、肌が結構荒れてます。
せめて旋盤など機械加工が入るところってピカピカしてるイメージなんですけど、これは軸の部分もガサガサしてる感じで巣穴らしきもありました。
素人的にはオイルシールが痛みそうだなと思ったくらいなんですが、逆にオイルが食い付いて摩擦が減るってこともあるのかな?
その4に続きます。
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