マニュアルエアコン・ブロアをプチオート化
1
寒いこの時期、前日にヒーターを使い、
うっかり
スイッチをそのままにしておくと、
エンジン始動直後、
冷たい空気が出てくる、サンバー。
オートエアコンの車は、
水温が上がるまでは、
ブロアファンが回らず、
暖気を早くする目的と、
不快な冷たい空気が、
出ないようになっている。
2
そこで少し細工をしてみた。
サーモスイッチを投入して、
冷たいうちは、
ファンを止めてしまおうと
発想してみた。
工業用のサーモスイッチは、
どれも高く…。手が出ない…。
こんな時は、Amazonを探検する。
すると中華製のサーモスイッチを、
掘り当てる事に成功。
全部漢字で何が書いてあるのか?
不明でしたが、
何となく12V20Aまで使えるような
雰囲気だった。
ブロアファンは、最大でも2Aぐらいのようなので、合格。
お値段も800円以下と超お値打ち。
パネルやケースに収まる様に、
側面が止まる様にスプリングのように動くツバが出ており、止めれるようになっていたので、
ころがっていたポリカ板を切り出し、
BOXを作り、アクリル接着剤で固め、
簡単に、設置・取り外しが出来るようにした。
3
配線図と睨めっこ。
ブロアファンの+はリレーを介して、
キースイッチIGで、+12v通電。
マイナス回路(アース)に、
レジスターとスイッチを経由して、
動作している。
つまり、マイナス側で制御している。
4
配線図を参考にして、
ブロアファンの+側から+12vをもらい
-側を切断、サーモスイッチの
リレーからの配線を割り込ませ、
低温時は、ファンをCUTさせて、
温度が上がったら、通電させて、
ファンを回す。
5
ブロアファンの接続は、
普通の2Pコネクターが使用されていたので、
180円ぐらいのコネクターセットで、割り込みコネクター仕様に、
サーモスイッチから出る配線を作り、
車両のブロアファン配線を
加工することなく、
ワンタッチで接続して、
アースだけ接続する事で、
配線は完了出来るようにした。
6
温度センサーは、
ヒーターコアの配管に抱き合わせて、
温度制御する。
7
水温を直接測っていないので、
実際の水温よりコアの温度は
低くなりますが、
夏にファンが回らないのも困るので、
低めの温度に設定しようとしましたが…。
8
なんとサーモスイッチの取説が
付いていなかった…。
機能解読に時間が掛かった。
表示は、華氏表示…℉
その前に、
設定ロックもかかってるし…。
なかなか悩ましい。
格闘すること、約5分、
ロックも外れ、摂氏表示(℃)にして、
コンパレートも理解した。
自在に温度設定が出来るようになりました。
コンパレートを利用して、
基本のONは18.5℃として、
18.5℃からさらに+10℃でリレー作動させるようにしてテストを繰り返す。
概ねエンジン水温計で暖気が終了する
55℃前後
(メーターの青く光る、水温表示が消えるタイミング)
ぐらいからファンが回り、
冷たい空気は出てこない。
暖気も早くなった。
寒い朝でも、少しは快適になった。
夏にならないと正確には解りませんが、
ヒーターコア温度、28.5℃以上なら
ONになるので、たぶん夏も大丈夫と思います。
(夏でもエンジン水温は90℃以上になるので、ヒーターバルブが閉じていても熱は伝わるし、周りの温度も高いので)
OFFになるタイミングも18.4℃なので、
夏、気温が低ければ、
エアコンは使わないだろうし、
おそらく問題にはならないと思います。
ファンが回らなければ、
設定を下げるか、
ラジエター上部にセンサーを移動する
などして対応したいと思います。
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