momo INDYのリペア。ロド姉に似合う一生モノのステアリングを目指して『リノベ』する。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
『momo INDY』は、大好きなステアリングです。
しかし、うちのロド姉にはなかなかしっくり来ないような気がして「いつか着せてみたいな・・・」と、ずっと思いを寄せながらも、ジャンク品入手のモノを『温存』しておりました。
今回はその『momo INDY』を自分好みに『リノベ』してみることにしました。
INDYの状態ですが、スポークの曲がり、歪みはなく、ジャンク入手品ですが、使用には問題がない状態だと思います。
今回、自分に課した項目は下記2点です(笑)
・貴重な資源(ステアリング)を無駄にしない。
・リノベを失敗しても最後まで責任を持って作業する。
ステアリングもロードスターも手を入れることで自分好みに、ずっと長く付き合える、そんな存在な気がします。
※作業方法は、行き当たりばったりの参考程度です。
(大切なステアリングを無駄にしないため、事前に端材などを用いて工程の確認を行っています)
2
まずは、サンダーを使用して塗装の剥離を行います。
塗膜の厚いギターのリフィニッシュの際に行う『ヒートガンで炙り、スクレーパーで塗装を剥離する』方法と迷いましたが、塗膜がそれほど厚くなく、曲面ばかり(ステアリングなので)のためサンダーでざっくり塗装を剥ぐことにしました。
3
せっかく木部まで塗装を剥いだので、自分好みの握り具合にシェイプを調整してみます。
木部のサンディング時には、マホガニー独特のものなのか、甘い、良い香りがします(笑)
4
見た目で出ていたヒビは塗膜だけで、木部に達するヒビはありませんでした。
ヒビに見えていたモノも、柾目のようです。
当時モノの木材の方が品質が良いと勝手に思い込んでいます(笑)
年々法規制も厳しくなり、木製品に使用できるモノも少なくなってきているのかなとも思います。
5
『マホガニーは【あわ 塗装不良】が出やすい』そうなので、との粉で目止めをしてみました。
深い導管をメインに埋めて行きます。
※特に、ここから先の塗装に関する作業は、10代の頃ギターのリペアマンから聞いた話と、付け焼刃の知識がこんがらがった情報のため、正しい方法ではないと思います(笑)
6
木地着色です。
ロド姉に似合う(と思う)色に染めて行きます。
※との粉の使用方法に『ポアーステインと同時に作業出来る』と書いてありましたが、なんとなく作業を分けた方が濃淡が出やすいかと思い作業を分けてみました。
導管に入った『との粉』と、杢目との濃淡差がはっきり出た気がします。
7
いい色です。
本流とは全然違うのだと思いますが、自分の中の勝手な60年代英国家具風のイメージ色です。
※うちのロド姉のインテリアには、英国風な味わいは一切ないのですが・・・(笑)
8
下塗りです。
『あわ』の発生を避けるため、下塗りを行いました。
アサヒペン 水性サンディングシーラーの使用用途
■その他塗料の下塗りにも使用可能
を信じて水性の下塗塗料で塗ってみました。
上塗りでの『あわ』の発生はほとんどなく、塗料もケンカせず、問題ありませんでした。
ネット情報通りでした。
9
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大きな塗装不良もなく、イメージ通りに仕上がる予感です。
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塗装完了。
メーカー推奨硬化時間以上に、充分に乾燥させてから軽く磨こうと思います。
ステアリングを変えると、やっぱりシフトノブも・・・・。ということで、ウレタンクリア塗料の使い切り&作業待ち時間ついで(?)のシフトノブのリペアも、現在同時進行しております。
使えるものをリノベするのはとても楽しいです。くるまに限らず、老後の趣味にしてみるのも良いかなと今回思いました(笑)
一生モノは大袈裟ですが、自分で手を入れて、自分好みにしたモノには愛着が沸きます。
INDYを大事にしていきたいと思います。
完成、取付が楽しみです。
(もはやINDYの雰囲気ではなくなってきていますが・・・)
ふと、フェイセズの『いとしのシンディ』を聞きたくなりました(笑)
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