ブレーキ&クラッチフルード交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
車検が近いのでブレーキフルードを事前に交換します。
JB64WはMT車の場合、ブレーキフルードとクラッチフルードのリザーブタンクが一体となっているので同時に交換します。
2
使用するブレーキフルードはDOT4規格の物を購入しました。
指定規格はDOT3ですが、値段は大して変わらない為、より高性能な物を使用します。
量は1リットルほどあれば大丈夫。
今回の交換方法は、ワンウェイバルブを取り付けたブリーダーホースを、エンジンオイル吸い出し用のポンプに接続しての真空引きにて行います。
3
まずは新品のブレーキフルードを補給器に移し変え、リザーブタンクの上に逆さにしてセット。
専用の補給器でなくても、ペットボトルに100円ショップなどで買えるノズルを取り付けて使うことも可能です。
交換時にブレーキフルードがタンクから完全に無くなると、ブレーキラインにエアを噛んでブレーキが効かなくなるので、このような装置で常にタンクを満たしながら作業します。
4
次にブレーキフルードを抜いて、新しいブレーキフルードと循環交換していきます。
交換には順序があり、ブレーキのマスターシリンダーから遠い順に交換していきます。
マスターシリンダーが右前方に付いているので、交換の順番は左後輪→右後輪→左前輪→右前輪の順に行い、最後にクラッチのシリンダーからフルードを交換します。
写真は左後輪のブリーダーバルブ。
こちらのゴムキャップを外し、ホースを接続して抜いていきます。
5
後輪のブリーダーバルブは8ミリのクロウフットレンチで緩めることができます。
ホースを接続してバルブを緩めると、ブレーキフルードが出てくるのでポンプで吸いだします。
ポンプで吸うだけだと出てくるペースが遅いので、ブレーキペダルを踏むことで早く抜けます。
古いブレーキフルードは黄ばんでいますが、新しいブレーキフルードは透明に近い色をしています。
抜いていく内に新しいブレーキフルードに置き換わるので、透明になってきたらブリーダーバルブを締めて抜くのをやめます。
6
左後輪が終わった時点で、リザーブタンクのブレーキフルードは新品に置き換わり透明になっているはずです。
後輪側を終わらせたら次は左前輪の作業に移ります。
7
前輪側の交換方法も同じですが、バルブを緩めるのに使用する工具は後輪とは違い、10ミリのクロウフットレンチになります。
8
前輪側も左右とも交換が終わったらバルブを締め、ブレーキペダルを何度も踏んで何処からも漏れがないことを確認します。
問題がなければクラッチフルードの交換作業に進みます。
2に続く
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