エクスター、シンセティック75Wを試す。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
先日、Amazonで買ったスズキ純正エクスターギヤオイルです。
プレオで試す予定でしたが、缶を振った感じ超シャパシャパが・・・。プレオ指定のMTオイルは75W-90、GL-5ですが、このオイル75W(シングル)で、たぶんGL-4?、ドラシャシールから滲み出そうな期待感とGL-5の極圧指定からプレオを回避し、いきなりですがBRZへ投入しようと決めました。BRZのZenithより究極のフリクション軽減を目指します。何となくシフトフィールがカチッからニュルっとなりそうな感じから、シュアラスターのエンジンコーティング、LP-41も添加しちゃいます。
この添加剤に含まれるフラーレンC60が、シフトフィールの悪化を補ってくれると手前勝手に思ってます。でも、LP-41の取り扱い説明にはMTオイルへ入れても良いとは書かれてないし、入れちゃダメとも記載がなかったので、投入しちゃいます。
2
本当は写真のトヨタのMTギヤオイルLVを調達する予定でした。しかし単価がよろしいので諦め、MOTULのDCTFを検討し、安価なスズキ純正に辿り着きました。でも粘度特性が不明のため、プレオで試し不具合が無ければBRZへMOTULを投入しようと考えてました。
このトヨタのMTギヤオイルはGRヤリス、レクサスLFAのASG用に適合?。
調達したスズキエクスターはスズキのAGS車とアルトワークスのMT用なので、車格からもリーズナブルな価格で入手できます。
3
写真は純正指定のMTギヤオイル、MGギヤオイルスペシャルⅡです。
スズキのエクスターは粘度不明、よって前出のトヨタMTギヤオイルのLVと粘度比較すると
MGギヤオイル
密度=0.877、動粘度@40℃=73.8、@100℃=14.25に対し
MTギヤオイルLV
密度=0.86、動粘度@40℃=29.5、@100℃=5.7と超サラサラ
単純に動粘度で60%のフリクション軽減となります。API規格もGL-3+からGL-4へUPしているので油膜切れは大丈夫?と手前勝手に判断しました。
4
本日は夏休み、早速、BRZをジャッキアップし、馬を掛けて交換します。アンダーカバーを外し、廃油受でMGギヤオイル+セラテックをドレンから抜き取ります。セラテック勿体なかったと思いながら、ドレンネジを戻して写真の油さしでフィラーからオイルを挿入します。
1ボトル500ccを入れるのに2分程度で挿入できました。2回で1L入れた後にシュアラスターを180cc混ぜて3回目、因みに添加剤はエクスターより更にシャパシャパです。4回目でボトルを漱いでTOTAL15分ぐらいで2L挿入できました。
シャパシャパオイルの交換は簡単。
5
最後に250cc入れて総量が2.25Lでも溢れ出ませんでした。ジャッキアップが後傾姿勢だと余分に入るのでしょうか。オイル量をOKとして、フィラーボルトを締めた後、アンダーカバーを取り付けて作業完了です。
シフトフィールは
交換前の方が良いです。オイルがシャパシャパでシフトが軽すぎで角々しい。入りは全く悪くないが、力加減のフィーリングが軽すぎ、あえて良い表現をするとシフトスピードが速すぎる感じで、シフトタイミングが交換前と違和感に感じます。DCTF系なので軽くなるのかな、慣れが必要かと思います。
6
ドライブフィールは加速が軽くなり別の車に感じます。リヤドライブのトルクを交換前よりリニアに感じ、これぞライトウェイトスポーツと思うぐらい車体が軽く感じます。シフトフィールだけでなく、ドライビングも角々しい感じで、他の例えで言うと軽量フライホイールに交換したような感じの加速感です。この軽さは燃費にも良さそうな手応えです。燃費については要観察です。梅雨も明けたし、明日からシフトタイミングに慣れる為、走り回ろう。徘徊です。
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