ホンダビート ハイマウントストップランプの取付け(試行錯誤中)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
車体が低く小さなビートはどうしても他のドライバーから見落とされがち。最近のクルマの多くは、軽であれ普通車であれ車高が高く、信号待ちの時など、車間距離によっては後続ドライバーの視野の死角に入りかねない。
実際うちのビートも、そういう状況で追突される事故を2回も経験している。
ハイマウントストップランプを付けたいと考えていたが、話を聞いた友人が譲ってくれたのを機に、年末年始の休みに重い腰を上げることに。
まずは、リアトランク内ヒューズボックス近くにあるはずだという純正ハイマウントストップランプ用の接続端子を探すところから始めた。
2
ヒューズボックスの根元に青いビニールテープをぐるぐる巻きにされた泥と埃まみれの「それ」を発見。
あまりに汚くて、最初は「それ」と気づかなかった。
3
ビニールテープをはがしゴムカバーを外すと、中から思いのほかきれいな接続端子が顔を出した。30年間眠り続けていたものであり、生きているかどうか一抹の不安を感じつつ、とりあえず本格的に作業を開始。
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汎用ハイマウントストップランプ。
細い電源コードには保護カバーを施工。
5
ビートはオープンカーという特殊な構造から、こういった後付けパーツを取り付けるのが難しい。
ハードトップ仕様なら別だが、幌自体に固定するのはやはり無理がある。
結局、もうオープンにする機会はほぼ無いことから、車内後部のメンテナンスリッドを覆うカーペット上に設置することにした。
が、そのままではメンテナンス時に邪魔になるため、容易に撤去できるよう接続端子との間に防水型の中継カプラーを噛ませることにした。
が、このカプラーに使われている圧着端子が小さくかつ細くて圧着作業に手こずり、結果なかなか通電せずに苦労させられた。
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ランプの台(足場)はネット通販で小さいツールボックス?のようなものを入手(プラスチック製で900円くらい)。
その他必要なものは百均やらホームセンターやらをあちこち巡り、店の隅から隅まで歩き回って調達。
汎用ランプの横幅は24cmでボックスからはみ出てしまうため、ちょうど24cm幅の金属板を介してボックスに貼り付けることにしたが、このサイズの金属板(ホームセンターで300円くらい)がなかなか見つからなかった。
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こんな感じ。
ボックス自体は、幅、奥行とも20cm、高さが14cmほど。
車載工具を入れるには小さい。
小物入れ的に使うにしても中に緩衝材を入れないと、音が出てしまうな。
と言うか、何を入れようか。
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車体側の接続端子に仮接続。
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試験点灯の様子。ちょっと暗いかな。譲ってくれた友人によると20年位前に買ったものらしく、昨今の製品に比べると明るさの点では辛いかも…
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接続端子部分は絶縁と防水のため自己融着テープ(百均で100円)を施工し、結束バンドで既存ハーネスのホースに共締め。
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ランプを車内に仮設置してみたところの図。
下のカーペットがうねっているので、しっかり固定するのは大変そうだな。
とりあえず、両面テープで固定して試験走行してみると、思いのほか滑らない、と言うか安定している。
ロードスターと違いビートはリアがどっしりで、コーナーで外に流れることがほぼ無いし、遠心力があまりかからないのかも。
ボックスに何か入れてウエイトをかけ、ズレ防止用のマットを噛ませれば、特にガチガチに固定しなくても、サーキット走行でもしない限り(しないけど)ある程度いけるかもしれない。
ただ、見映え的にはやはりイマイチで、何よりここは貴重なラゲッジスペースなので、一部分とは言え食われてしまうのはやはりマイナスポイントではある。
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外から見た様子。
アシスタントがいないため、点灯している様子は写真に取れず。
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実は、昨日も百均でこんなものを見つけた。
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高さはボックスとほぼ同じ。
ただ、設置角度がボックスに比べて浅くなってしまう。ウインドーに干渉しないようにするには、よりフロント側に設置する必要がありそうかな。
あるいは鉄製だし、力技で角度を深くしてしまうか。
ということで、これからも試行錯誤は続く。実はそれが楽しいのである。
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仮設置のまま出勤(朝6時半ごろの様子)。
暗い時間帯で見ると、それなりに明るいものである。
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荒れた路面が多い水戸市内だが外れることもなく、通常のブレーキングであれば前にズレてくることもない(フルブレーキでは分からないが)。
何より、有ると無いとでは安心感がぜんぜん違う。苦労した甲斐があった。
嬉しくて、信号待ちで後続車が来たときは無闇にブレーキを踏んでしまってた。
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【R5.2.19追記】
あいわらず仮設置のままなんだけど、ハイマウントストップランプはきちんと仕事をしてくれている。
その後、CZ500Cさんからボディ側のコネクターに直結可能な部品の入手先(コメント欄参照)を教えていただき、早速ゲット。
耐久性にやや不安があった中継カプラーは撤去して、ダイレクト接続仕様にすることができた(感謝!)。
ボディ側のオリジナルコネクターと配線には絶対に手を加えたくなかったし、何より仕上がりが断然良くなり大満足。
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【R5.5.21追記】
気温&車内温度が上昇し、両面テープが荷重に耐えられず台座から脱落するようになってきたので、結束バンドで補強することに。
紫外線に常時晒される場所にあるし、結束バンド自体もそう長くは持たないかもしれない。
接着剤での固定も考えないとかな🤔
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【R5.6.11追記】
車検に出すためいったん取り外したので、再設置した(あいかわらず仮設置のまま)。
幌の張替えでリアウインドウが純正ビニールに戻ったが、流用していたロードスターのリアガラスより面積が広い分、後方からの視認性は良いかもしれない。
問題はビニールの劣化で透明度が落ちてきた時、光が乱反射して後方視認性が悪化しそうなこと。
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