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2016年05月28日 イイね!

アルミ鍛造ホイール (RAYS CE28N)

とりあえず軽いホイールが欲しかったのですが,乗り心地や静粛性を考えるとインチアップはしたくない.というわけで16インチ5穴のアルミ鍛造ホイールを探したのですが,これがぜんぜんないんですね.18インチ以上だとたくさんあるんですけど.

なんとか探したのは,BBSのRG-Fと,RAYSのCE28Nくらいでした.デザインは,BBSはメッシュ,RAYSは直線的なスポークです.以前,JZX81に乗っていたときはメッシュホイールだったのですが,SAIになってからは純正ホイールのような直線スポークの方が好みになってきたのと,CE28Nの方が軽そうだったので,CE28Nに決定しました.色はフォーミュラシルバーです.受注生産で3~4ヶ月待ちとのことでしたが,実際にはもう少し早く(2ヶ月半くらい)で届きました.

さっそく検品.

手に取ると,とにかく軽いです.計ったら5.4kgでした.同じサイズ(114.3-5H,16×7.0+42)のBBS RG-Fは,カタログに6.0kgと書いてありますから,それより1割軽いことになります.

ちなみに純正ホイールは,というと

10.2kgでした.ほぼ倍ですね.

あと,社外ホイールをつける場合は,ホイールナットも社外品にする必要があります.盗難防止を考えると,やっぱりマックガードですかね.ということで,マックガードの中でも軽量の,スプラインドライブ インストレーションキットを使うことにしました.

4輪分(ラグナット16個+ロックナット4個)で,約700gです.

ちなみに純正ナットは,というと

1.4kgですので,これも倍ですね.

これで,4輪トータルで約20kgの軽量化ができることになります.しかもバネ下重量です.バネ下の1kgは,バネ上の15kgに匹敵すると言われていますから,300kg軽量化したくらいの運動性能になる?

・・・わけはないと思いますが,でも,かなりの効果は期待できそうです.



ただ,このホイール,ひとつ問題が.

軽量化のために,極限まで肉厚を削り落としているため,ハブクリアランスが16mmしかありません.深めのフォーミュラタイプのセンターキャップを使っても+7mmが精一杯です.ちなみに,SAIのハブシャフトの突き出し量は,約31mmあります.

たしかに,メーカーサイトの装着ギャラリーの写真を見ても,たいていセンターキャップなしで走ってますね.やっぱり付けられなかったんでしょうか.

まぁ,レースでの使用ならキャップなしでも問題はないんでしょうが,通常の公道での走行を考えると,雨水とか泥が入ってくるので,あんまりうれしくありません.

でも,どうすれば?





・・・・・・これはやっぱり・・・・・・














斬る!




理論的には,ハブナットより外側のドライブシャフトはなくても大丈夫なはずですから,切断することにしました.


合金切断用の金鋸を使ったら,意外とあっさり切れました.
たぶんハブナットすれすれでも大丈夫だとは思うのですが,いちおう5mmほど残しています.FF車は等速ジョイントの関係で,ドライブシャフト脱着が必要になるかもしれませんので.FR車はまず大丈夫なんですけどね(うちのJZX81も,24年42万km走ってもなんともなかったですし).



両側で38g,切り粉の分を合わせると,約40gの軽量化に成功しました! パチパチパチ・・・・(^^;;)


これでセンターキャップが憑けれます.ドライブシャフトの切断面には,錆び防止の亜鉛塗料を塗っておきました.

と,ここまで準備をしておいて,新車時のタイヤがすり減った頃にタイヤを含めて交換しました.タイヤは,私は夏用タイヤは代々REGNOでしたので,今回もREGNO GR-XIの205-60R16にしています.

デザインの関係か,純正ホイールより小さく見えるんですが,同じ16インチです.
このフォーミュラシルバーという色ですが,この写真で見ると普通にシルバーに見えますが,実際に見るとかなり暗い感じで,ガンメタ?と思うほどです(最初の重さを計っている写真を参照).クルマの色にもよるんでしょうが,白とかシルバーのような明るい色のクルマにつけると,だいぶ暗く見えます.
それに比べると,センターキャップも色はフォーミュラシルバーとなっているのですが,こちらは実際にはアルマイトに見えます.

走ってみると,乗り心地はあんまりよくなった感じがしません.歴代,新品のREGNOに履き替えたときは,「すげ~やわらかい!」という感動があったのですが,今回はそれが感じられませんでした.

まぁ,これは致し方ないのかもしれません.ホイールが軽くなると,路面の凹凸によく追従するようになるのですが,これは言葉を換えると路面の凹凸を拾いやすくなるというわけですから,細かい振動はかえって増える可能性があります.その代わり,高速道路のギャップやうねりは,軽くいなしている感じで,軽量化の効果がよく現れています.

追従性が良くなるということは,グリップが良くなるということですので,ネットでも「加速が良くなった気がする」という感想が多いようですが,私に関する限り,加速に関してはあんまり変わりないような気がします.でもブレーキは,前と同じ感覚で踏むと,前より交差点の手前で止まるようになったので,たしかにグリップが改善しているようです.

Posted at 2017/09/05 00:33:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | SAI | クルマ

プロフィール

「冬支度・・・」
何シテル?   12/12 19:52
旧車を修理しながら乗っていましたが,時代の流れには逆らえずハイブリッドになりました.今後は,主に静音・快適化を主眼に作業していきます.

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