リヤ廻りからの謎の異音その２　ドライブシャフトオーバーホール

前回からの続きで
左側のドライブシャフトを外してみた所、イン側のジョイントにガタが出ていました。
一応　右側のシャフトも外した所こちらは全く問題ない。

時計周りのサーキットですから何かと左だけに負担が来るんですね。

ドライブシャフトは高額パーツなので修理どうしようか悩みましたが片側だけで済むなら直したい。

パーツカタログを調べるとASSY以外にも部分修理が可能で単体パーツが出てきますが、
しかし片側のインボードジョイントだけでもそれなりに高く割高ですね～

そんな時　オクを見ると　偶然にも良品のインボードジョイントが1個だけ出てました。
しかも5980円と超お得！　
まるで自分の為に用意してくれてるようなもの　即決でポチりGETしました。

あと用意するものはブーツバンド。
これは汎用品が出ていますので予め準備し休日早朝から作業。

左のドライブシャフトを外します。
ドライブシャフトを止めてるセンターナットを外しサイドフランジのボルト6本を外し　ロワアームのボールジョイントの所のナットを外しキャリアをエンドプーラーで分離させシャフトを横にズラして外します。
スプラインの固着さえなければ簡単に外れます。

ブーツを取るとスパイダーが出てきますが　その先のCリングを外すと抜けます。

カップやブーツの中を綺麗に洗浄した後　新しいグリスを入れベアリング類とカップを入れ替えます。

ブーツバンドを締めて完了。

ブーツバンドは上手く外せば再利用できます。
ガタはほんのちょい。
許容範囲でしょう。
今付いてる物とは全然違います。

車体に取り付けて無事終了。

念の為　ガタの出るシャフトを灯油で洗浄し検証してみました。
ベアリング類なんかまだ使えそうで摩耗もそれ程進行している感じではなかったのですがカップの中身が結構摩耗していました。
こちらの方が攻撃されるようになってるんですね。

虫食いも出てました。

早速　試乗！
カチャカチャ音は明らかに小さくなりましたが　まだ完全に音止まらずです。
プロペラシャフトのガタも結構出てたし　あとはサイドフランジあたりかな～

普通に乗ってる分には車内からは全く聞こえませんが窓全開にして壁などで音が反響した時のみ確認できるレベル。

かすかに回転に連動した音揺れを確認できたので足廻りではなくドライブトレーンの音でほぼ間違いはなさそうです。

古い過走行の車ですからキリがない。
少し神経質になりすぎかな・・・