車速センサーの故障　エンジンチェックランプ点灯

走行途中　突然のエンジン警告灯

警告灯が点くと下記の症状が出ます。

7000rpmで燃料カットが入る
アイドリング時　エンストしそうになる。

早速診断開始。
スキャンしてみると車速センサーの故障と出ました。

車速センサー故障と言っても単純なものじゃなくセンサー本体がダメなのもありますが　そこに繋がる配線の断線、もしくはコンピューターユニットの中での断線　色んなケースがあります。

車速センサーの不具合という事なので　とりあえずミッション左横に付いてるピックアップセンサー本体を外してみます。

読み取り部分は綺麗で本体も劣化してる感じはありませんでした。

私のはデフファイナルダウンしてるのでメーター誤差が出ないように車速信号線に補正アダプターを割り込ませています。
もしかしたらこれが悪さしてるのかな？と思いつつ接触不良がないか確認するも異常なし。

とりあえずカプラーに接点復活剤を散布し診断機で警告灯をリセットして走行するも間もなく再点灯してしまいました。

スピードメーターは動いてるんだよなぁ～？？？　という事はECU側かな？

とりあえずホンダに駆け込んで専用のスキャンツールで診断してもらいます。

通常　車速信号はミッション回転からエンジンコンピューターを経由しスピードメーターとOBDなどのサービスコネクターの2系統に車速信号を送っているようです。
今回はサービス用の車速信号が来てない為に　異常と判断されチェックランプを点灯してるようです。

店ではコンピューターのコネクターを抜き差ししただけで改善された場合やECUが壊れてるケースが過去NSXやS2000であったとのことでした。

ここまで絞り込めたら　あとは自分でやってみるしかありません。

問題はエンジンコンピューターから出てる車速信号です。

コンピューター本体からコネクターを抜き車速信号線に配線ストレッチかかってたので伸ばして刺激してあげます。

あとはハーネスなどを押し込んだ時に　カプラーコネクターが傾き端子のアタリが変わり接触不良が起きないように接点復活剤を散布しておきます。

いざカプラーを繋いでイグニッションをONにするとエンジンチェックランプ消えた！

しかし10㎞程度走った所でエンジン警告灯。

振り出しに戻りました。

とりあえずECUをもう一度外し　車速センサー線に割り込ませてるPIVOTの速度リミッターカットが悪さしてるかもしれないので一旦外します。

車速線をバイパスさせます。

直りました！　
結局　原因は長年使い続けてきたPIVOTのリミッターカット機器が悪さしたようです。

ずいぶん余計な所を見て遠回りしましたがわかってしまえば単純なものです。

しかし3年以上前に取り付けたものが何故今頃壊れるのか？　
一応機器から出てる車速線も点検しましたが問題はなさそうなので　やっぱりリミッター本体の不良かな？

これで200㎞は出せなくなりました。
年末のサーキットアタックどうしよう・・・

でもとりあえず直って良かった♪