2011年01月19日
クルマにとってエンジンは心臓のようなものです。心臓には血液、エンジンにはエンジンオイルがないと、全く動いてくれません。重要な役割を担う血液もエンジンオイルも、常にきれいに保つ必要があります。
人間は自ら血液をろ過し、不要な物を除去できますが、クルマには人間ほど優秀なろ過・排出機能がないため、定期的にエンジンオイルごと交換する必要があるのです。(血液はサラサラのほうが良いですが、エンジンオイルは新しいほど粘度が高く、汚れて劣化するとサラサラになります。)
エンジンオイルは、エンジンの下部にあるオイルパンという容器に入っていて、それをオイルポンプでくみ上げてエンジン各部に送られます。エンジンの内部では、ピストンなどの部品が1分間に数百~数千回転の高速運動をしています。その際、金属同士の摩擦が生じ、各部品は高温高圧にさらされ、とても過酷な状態になっているのです。
【エンジンオイルの主な役割】
潤滑
エンジン各部の金属摩擦を少なくし、焼きつきを防止します。
冷却
エンジン各部を回って熱を吸収したオイルは、オイルパンに戻り冷却されます。スピードを競うモータースポーツ専用車などはさらにオイルが高温になるため、冷却効果を上げるために、別途オイルクーラーを取り付けてオイルを冷やします。 また、量が増えるので、オイルが休まる時間も作れます。
気密
シリンダーとピストンのわずかな隙間にオイルが入って空隙をなくす役割を果たし、燃焼室内のガスを漏らさないように密封します。気密が不十分だとエネルギーが隙間から逃げ、エンジンの効率が悪くなります。
「古いエンジンは頻繁にエンジンオイルを交換した方が良い」と言われるのは、広くなった隙間を粘度の高い新しいオイルで満たし、気密効果を維持するためです。
洗浄分散
エンジン内には、燃焼や回転運動によって、さまざまな汚れが発生します。この汚れをエンジンオイルが自ら吸収、分散、洗浄します。黒く汚れるのは洗浄されている証拠です。
他にも錆を防いだり、衝撃を和らげる役割もあり、エンジンオイルはクルマにとって、とても重要な役割を担っています。
エンジンオイルは天ぷら油と同じく、使用すればするほど、また空気に触れるだけでも劣化し、粘度が低下して本来の性能が発揮できなくなります。
【エンジンオイル交換の目安】
「走行距離」もしくは「使用期間」
交換時期は、一般的に「走行距離」または「使用期間」で判断します。よく耳にするのは、「3,000km~5,000km」または「6ヶ月」、どちらか早く到達した方というもの。
しかし、最近の新しいクルマでは、例えばノンターボのガソリン車など、取扱説明書に「10,000km~15,000km」または「6ヶ月~1年」との記載もあります。オイルは徐々に劣化するものなので、早く交換することはエンジンにとっては良いのですが、環境や費用のことを考えると、無駄なオイル交換も抑えたいところですね。しかし、安いオイル(質の悪い物や十分な性能のないもの)は早めに交換しないといけません。オイルがスラッジを発生させてしまいます。
エンジンの保護を考えると、性能低下の始まり(だいたい3000キロ走行に値する運転時間)で、交換がお勧めです。
「エンジンの種類」「使用状況」によって異なる
例えば、ターボエンジンは、タービンという部品が1分間に10~20万回転というとてつもない速さで回っています。この部品の潤滑、冷却を担うのもエンジンオイルなので、交換時期は早くなります。
また、サーキット走行などは、その都度交換がエンジンの為でもあります。
走る前、走った後で交換がエンジン内部を痛めないで済みますし、また、高回転使用時は油圧も上がり、エンジン内部の汚れも出てきますので走行前、走行後の交換がお勧めです。
シビア・コンディションという言葉をご存知でしょうか?クルマにとって過酷な使われ方という意味ですが、次の状態での走行が多い場合も、エンジンオイルの交換時期は早くなります。
【シビア・コンディション】
■短距離走行が多い
(1回の運転あたり、走行距離が約8km以下。ちょい乗り、お買い物クルマなど)
■登坂路走行が多い
(高回転、高トルクを必要とする走行、山道など)
■悪路走行が多い
(未舗装道路 砂利道など)
短距離走行=シビア・コンディション」にみなさん驚かれます。クルマは適正な温度に達するまでは、燃え残りのカスがエンジンオイルに混入し、汚れやすい状態となりますが、適正温度になると、こうしたカスなどが飛ばされ燃焼室が洗浄されます。
交通状況にもよりますが、適正温度に達するのは走り出してからだいたい8km(15分から30分)ぐらいなので、それ以下のちょい乗りは、エンジンにとっては「シビア」なのです。
だからと言って、必要以上の暖機運転や遠回り走行は、余分な燃料を消費するのでお勧めできません。結論は、自分のクルマの取扱説明書やメンテナンスノートをしっかり見て、交換するべき「走行距離」と「使用期間」を確認することです。
取扱説明書やメンテナンスノートを見ることで、クルマがもっと楽しくなりますよ。是非読んでみてください。
Posted at 2011/01/19 15:35:39 |
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2011年01月19日
今日の東京は相変わらずの晴天。
風も昨日同様なので、日向は気持ちいいかな。
さて、昨日はエボⅩにリアリップスポイラーを取付しました。
今日は・・・・・
予定なし!
代引きの荷物が来るのと、普通に荷物がくるのを受け取りして、検品してお終いかな。
Posted at 2011/01/19 09:10:36 |
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2011年01月18日

エボⅩにリアリップスポイラー取り付けしました。
純正なのでフィッティングばっちり!
色を変えたので、アクセントになり厚みが薄く見えるようになりました。
かっちょいいよ!!
Posted at 2011/01/18 16:13:29 |
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2011年01月18日
なんて見出しでレスポンスのほうに出てましたが、今回のオートサロンに三菱自動車が不参加。
ファンは待っている!
そう、ファンは待っている・・・。
頑丈なボディに必要以上の強度・剛性。
見えないところにしっかりとコストをかけて・・・・かけ過ぎて・・・。
見えるところが・・・・・。で、だいなし・・・。
なんて・・・。
戦車・ゼロ戦などを作っていたメーカーだから・・・というわけなのか?
機械好きには人気の三菱車。
スバルも同じポジションと思いますが、やはりライバルがいないと・・・・花が咲きません。
WRCだけでなく、モータースポーツではスバルvs三菱のガチンコ対決が面白いのに・・。
モータースポーツ・・・メーカーが手を引いてしまったら、だれが盛り上げていくのでしょう。
頑張れ!三菱!!
頑張れ!国産メーカー!!
Posted at 2011/01/18 14:36:24 |
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2011年01月18日
ヒュンダイが欧米で日本車を上回る評価を得ていたことは、一昨年から一部報道にもあったこと・・。
しかし、販売台数まで伸ばしてくるとは・・・。
その昔、三菱自動車がヒュンダイに・・・・
今は逆でヒュンダイに三菱自動車が・・・・
ヒュンダイTBを台車で使用しているが、コンパクトクラスではポロの次に良い。
100万円という新車価格。
5人乗りでISOFIXも付き、後部座席も3点シートベルトが3人分。
ヘッドレストも3人分標準装備。
ステアリングもシフトノブも本皮。
トリム類はプラだが、リサイクル法によるもので、しょうがないが、欧米車も同じようなクォリティ。
ただ、走行性能は高く、ブレーキフィールも良い。
大人3人で荷物満載で大垣まで走行したが、1.4Lエンジンとミッション(AT)とのバランスがいいのか、プアな感じも無く、東名を走った。
少し軟らかめに感じる足は、高速コーナーではしっかり踏ん張り、大人5人乗って踏み切りを超えたときは、誰もが線路を跨いだ事に気が付かないほどの収まりのよさと、懐の深さを見せた。
帰りの東名も運転を変わり・・・他2名は熟睡・・・。
静かで乗り心地も良かった・・・。
このクルマ、新車で100万円です・・・。
日本車は到底まねできないし、既に追い越されている。
と、確信したのが昨年。
真剣に、これから世界進出を目指す国と、先進国と思い込んでいる国の差?
それとも、安く作るために国外逃亡した結果、海外に技術を譲渡した形になった代償か。
世界基準といわれる物が無い日本の物造りのレベルは、まだまだ下がる一方なのか?
JIS廃止してISOで規格統一・・・と思うのは自分だけか?
高い志と精神を持つ職人・匠・・・・技術者は何処へ・・・
出るくいは打つ!
これじゃ発展途上国になるだけだと思う。
と、独り言でした。
Posted at 2011/01/18 13:08:49 |
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