2008年03月20日
その2は、ボディーについてです。
ボンネットを開けると、エンジンルームが現代の車としては驚くぐらいガランとしています。シトロエン流のフロントオーバーハングが長く、リアは短いと言うデザインをうまく利用して、重量物であるエンジンをなるべくバルクヘッドに近づけて重量バランスを改善させ、クラッシュスペースをこれでもかと言うぐらい稼いでいます。また、アルミ?と思われる角材がクロスメンバー付近から前方に伸びており、十分な衝突安全性を確保しているようです。またボンネットをアルミにしている事で、フロントおよび高い位置での重量を軽減しているのですが、歩行者保護の面からは少し疑問が有ります。
車体はガラス面積や開口部が大きい事から、車体のねじれの面からは不利なようで、段差やコーナーで車体がねじれているのが実感できます。ただしフレームがストレートに配置され、BCDのピラーを太くしている事から衝突安全は十分確保されているようです。
車内はナビを取付けるときに内装を一通りはがしてみたのですが、リアフェンダー内部へのニードルフェルトや、床下への防音材などで十分すぎるほど対策をしているのが判りますが、制振の面ではまだ少し足りないようで、特に荒れた路面等での低音のロードノイズ系の音が十分に減衰されずに車内に伝わってきています。また、リアゲートやドア内部の対策も十分ではないため、トンネル内などでの反射音についてももう少しと思うところが有ります。
また、内外装の樹脂パーツの取付け方が十分ではなく、車体がねじれたときに部品どうしがこすれて軋み音がでるため、剛性感が低くなっています。特にBピラーの車体外側のカバーやルーフレールのカバーからの音が気になります。車体との接触部にスポンジやフェルトを入れたりする工夫があればと思います。
それから、ドアの取付部の鉄板が少し薄いようで、ドアを開けたときにピラーごと少しぐらついています。このままでは、経年劣化でドアが下がってくるような気がします。
Posted at 2008/03/20 14:21:43 | |
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C4ピカソ(全般) | 日記
2008年03月15日
今日は朝からタイヤ交換をしました。
朝一は家のFitを、昼からは自分のピカソです。
ピカソは国産車と違って、ナット締めじゃなくてボルド締めのため、タイヤをハブに固定するのに一苦労です(^^;。それに、ジャッキアップも、フロントはガレージジャッキ一発であげる事が出来るのですが、リアはジャッキアップできるポイントが無いため、サイドで2回に分けて作業をする必要があるのが非常に手間がかかります。
それと、タイヤ交換で気がついた事が3つ。
1つ目は、タイヤがアウトサイドの指定はありますが、回転方向の指定が無いため、左右で回転方向のパターンが逆転していること。
2つ目は、純正のホイールに付いているウエイトの数がかなり多く、加工精度が低い(品質が悪い)こと。
3つ目は、エンジンルームのアンダーカバーが、フロントのオーバーハング部だけにしか付いていませんが、取付穴らしき部品がその後ろにもついており、本来はエンジン下はすべてフラットな設計だったようです。
それはさておき、納車が12月だったので、夏タイヤでの走行はほとんどしていないため、ピカソがどういった挙動を示すのか、とても楽しみです。
Posted at 2008/03/16 21:13:42 | |
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C4ピカソ(全般) | 日記
2008年03月10日
ピカソの納車から3ヶ月が経ちました。
今のところ大きなトラブルも無いし、特に不満に思うところも無く順調です。
インプレでもと思いましたが、これは比較対象を何に置くかとか、車の個体差によって全然違ってくるので、世間一般で言われているピカソの評価にある程度理屈付けて、自分で感じたことを書いてみようと思います。
まずはエンジンです。
実は此れは単純に評価することが難しいです。と言うのも同じエンジンでもアクセルとスロットルの開度比によって全然ちがってしまいます。最近の車に多いのが少ないアクセル開度でスロットルを大きく開ける事で、パワーがあるように演出することです。それにATの変速プログラムを低速で引っ張るようにすることも行われています。でも実際はいつでもアクセル全開近くで高回転まで引っ張るので燃費は悪いし、コントロール性が悪くなります。
ピカソのエンジンの評価はどうでしょうか。あまりパワーがあるという言われ方はしていませんし、どちらかと言うと低速では遅いと言った評価が多いと思います。
カタログスペックを見てみると、143ps/6000rpm、20.8kgm/4000です。馬力はパッとしませんが、トルクが20kgmを超えています。大体の目安としてNAで排気量よりも大きなトルクならかなりパワフルとなり、ピカソは0.8も上回っているので十分以上の性能を持っています。また、海外のサイトで0-400mを見ても、18秒を切っているので、この手の車としては十分以上の性能です。
では、実際の走りです。アクセルを30%程度開けて、回転数を3000回転ぐらいに抑えると、周りのながれに置いていかれますが、出だしはとてもスムーズです。試しに最初からアクセル50%ぐらいまで開けて、エンジンを4000回転ぐらいまで引っ張って走るとどうでしょうか?。周りを十分リードできる加速になると思います。また、坂道でアクセルを一定にしていてもそれほど速度は低下しないと思います。つまり、パワー(この場合トルク)は十分にあるけど、アクセルの味付けが穏やかになっていると言う事です。
次にその状態からアクセルをさらに踏み込んで、高回転まで回すとどうでしょうか?。アクセル開度に応じた十分な加速力を示すはずですし、追い越しも特に苦になりません。馬力も十分にあると言う事です。
個人的にはフラットなトルクとアクセルに素直な扱いやすい良いエンジンで、車の性格と車重を考えると十分以上の性能を持ったエンジンだと思います。
Posted at 2008/03/10 23:42:06 | |
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C4ピカソ(全般) | 日記
2008年02月07日
ピカソの便利なようで困った機能が、バッテリーのエコノミー(セーフ)モードですね。
便利だと思うのは、うっかり車内灯を付けっぱなしにしても、セーフモードのおかげでバッテリーが上がらないこと。
困ったと思うのは、エンジン止めて車内で音楽やTVをみていても、10分ぐらいですぐにセーフモードになって、車内灯やAV関係の電源が落ちてしまうことです。
それと、私の場合は週末しか車に乗らないので、1週間経つと最初からセーフモードになっています。どうやらピカソは電子化が進んでいるため暗電流が思った以上に多いようです。
Posted at 2008/02/07 07:35:48 | |
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C4ピカソ(全般) | 日記
2008年02月05日
ピカソの数々の機能でもっとも重宝しているのが、リアのハイトコントロールです。
この時期は毎週スキーに行くため、ルーフボックスを付けっぱなしにしているのですが、我が家の車庫は天井の高さが低いため、そのままではボックスをぶつけてしまいます。
そこで、車庫に入れるときにリアの車高を一番下に下げることによってぎりぎりで入れることができるのです(^^;)。
ハイドロ車みたいに前後とも車高を変えられれば、雪道等での走行が楽になるのですが、まぁそこまで望むのは贅沢ですね(笑)。
Posted at 2008/02/05 20:59:14 | |
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C4ピカソ(全般) | 日記