非純正銀２色のブログ一覧

うちのガレージは、市販のカーポートをベースにセミセルフビルドで改造して作っています。

実は家の初期設計段階で、ほぼ同じような形でビルドインガレージを造る計画もあったのですが、間取り、家と道路の段差、費用の関係等で没になっています。
今回はその原案を生かす形でカーポートを施工してもらい、外壁や内装で家との一体感を出す事で、初期設計案に近い形で完成させています。

↑正面から見るとガレージ、玄関、家、ソラマドデッキと４つの四角い箱が少しずつ位置をずらしながら並んで見えます。初期設計案では玄関とガレージが一体で３つの四角い箱でした。

費用としては、専門家にお願いしたカーポートと土間コンで７０万円、ブロック関係で３万円、２×４材や合板で５万円、外壁のサイジングで７万円、内壁の杉板で１５万円、シャッターが10万円のトータル１1０万円。それに雑材がプラスαとして数万円かかりました。後は、労務費がプライスレスです（笑）。

製作期間は週末の午後と夏休みを活用し、途中材料の入荷待ちで２週間作業が止まったのも含めて２ヶ月掛かりました。中でも杉板が無節白なので一番高くついたのと、一枚一枚長さを合わせて張る必要があったので、とても面倒でした(^^;。

製作中によく近所の人とか本職の人から何の仕事をしているの？とか、どこで覚えたの？って聞かれたんですが、設備設計の仕事はした事がありましたが、現場は監督だけで施工の経験は無し。趣味である程度のDIYはした事があるのですが、ここまでの物を作ったのは初めてです。

じゃあどうやって作り方を覚えたかと言うと、自分の家を造っているときにほぼ毎日現場に足を運んで作り方を観察したのと、家の周りも建築中の物件が多かったのでそれを見ながらの見よう見まねです(^^;。その結果、見えないところはある程度適当に作っておいて、仕上げの建材で見栄えを良くすれば奇麗に見えるというのを学びました。それと使った道具も、丸鋸と電動ドライバーと水準器ぐらいで、足りないときはホームセンターのレンタル工具で済ませました。
ですから、うちのガレージは近くでよく見ると粗が目立ちます（笑）。