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ひまつりのブログ一覧

2024年12月18日 イイね!

出張ついでに ”筑波山に登るって、本当ですか?”(笑)

出張ついでに ”筑波山に登るって、本当ですか?”(笑)先日、アマゾンプライムビデオで「結婚するって、本当ですか」というアニメを視ていましたら、劇中で面白いスポットを発見…。

「結婚するって、本当ですか」公式Webサイト→https://365-wedding-anime.com/






筑波山の登山道の途中に有る、「弁慶七戻り」という巨石パワースポットでした。


丁度暮れの挨拶回りで栃木・茨城方面へ行きますし、これは帰りに寄れるなあということで、さっそくこの前の月曜日に行ってきました。





と、その前に、年越しそば用の常陸秋そばの蕎麦粉を製粉会社の直売所で購入。






筑波山の麓にある、柿沼製粉株式会社さんの工場の直売所で購入しました。





蕎麦粉の生産地はもちろん茨城の真壁・常陸太田。

香りの良いせいろ蕎麦用と、全粒粉の田舎蕎麦用を1kgづつ買いました。





そして筑波山へワープ。


蕎麦粉を買った柿沼製粉さんから筑波山のつつじヶ丘駐車場までは大体20分~30分くらいだったと思います。





到着は13時ちょっと前でした。



一日500円の筑波山つつじヶ丘駐車場へ車を停めて、それからバタバタと急いで昼食。




つつじヶ丘レストハウスのメニュー看板。どれもこれも美味そうで甲乙つけ難い。





急いでるのに5分ぐらい看板の前でストップ。

ちょっと時間が勿体ない。




結局、”つくば鶏”というフレーズに押し切られ、山賊焼き定食に決定しました。





これがなかなか美味しかった。さすがブランド地鶏、身がプリプリしていて風味よく、如何にも育ちが良い感じ。

(お米やお汁がもう少し美味しければ更に得点UP)



食後は休みもせずにN-VANで服装チェンジ。





さすがに大企業のお得意さんに登山の格好で行ける訳もなく、車内でパンツ丸出しでスーツから山ウエアに衣替え。

歳を重ねるとこういうところで羞恥心が欠如して来るのだなあと、我ながらしみじみと実感。



しかし、今回持って行った靴が三足。営業用の革靴、登山靴、そして登山後の運転用のカジュアルシューズ。

履き替えが面倒くさいけどしょうがない。

登山ウエアに革靴なんて間違いなく不審者。




それで急いだ結果、登山出発が13:30と思いの外早く身支度が完了。




しかしまあ、筑波山のつつじヶ丘駐車場からの登山口はまったくのカオスですなあ…(汗)



初めて来た私はどこに登山口が有るのかわかりませんでした!!

(上の写真の黄色い矢印の有るところ、自販機の奥が登山口への連絡通路でした!)


そしてガマガエルの迫力に圧倒されました。





いざ、登山を開始。






なかなか整備が行き届いており登り易い。







時折すすきから垣間見える眼下の様子がとても気持ち良い。





爽やかなそよ風とポカポカ陽気で気分はふわふわに。




そうこうしているうちに、弁慶茶屋跡の立派な東屋へ到着。






涼しい顔をしてロープウェイが過ぎて行きます。






弁慶茶屋跡を過ぎると、地面の岩や石ころが段々と巨石らしき大きさになって来ました。






そして目的の弁慶七戻りに到着!





ここを、おっかなびっくりくぐり抜けてすぐに振り向くと・・・





半端なく恐ろしい!!!



この、微妙な引っかかり・・・。






相当ヤバくないですか?(汗)






もしもここで巨石が落ちて来て私が帰宅しなかったら、家族はなんて思うのだろう?


意外に悲しみよりも、運の悪さに爆笑されたりして…。(世のお父さんの存在なんて案外こんなもの?)





ここで10分くらい恐怖を味わいました。



そしてその後も続く奇岩・怪石の数々…。





それぞれいわれが有って面白い。





もしも筑波山の巨石に興味が有る方は、ネットでググってみて下さい。

面白い巨石・怪石スポットが沢山ありますよ。




ちなみにワタシの推しは大仏岩です。





本当に大仏に見えました。(笑)




そしていよいよ筑波山(女体山)の山頂へ到着。






山頂の筑波山神社本殿。お社がカッコ良い。






関東平野の北東端にたつ筑波山からの眺めは最高!






遠くに見える雄大な霞ヶ浦。






美しい山腹。






N-VANを停めているつつじヶ丘駐車場もよく見えます。






ヒエッ!、足元の崖っぷちに誰かいます。





頭の形からすると女子の様ですが、全然動きません(汗)


黄昏れているのでしょうか? それとも、足はあるのでしょうか?

これはこれでちょっと怖い(汗)


というか、わりと心臓に悪い。





あまりの素晴らしい眺望に、脱帽しました。





↑男体山を望む。こちらが自宅方面かな?




日暮れも近く、登山も堪能しましたので、帰りはロープウェイで下りました。






車椅子にも優しい筑波山ロープウェイ。






年越しそばを打ってくれる実家父のお土産に、好物のかりん糖を買いました。







つつじヶ丘駐車場を出たのは16時ちょうど頃。






写真を撮りながらゆっくり登って大体1時間半の軽登山でした。

駐車場に入ってお昼を食べて、登山から下りてきて駐車場を出た時間が、だいたい3時間ジャストくらいでした。



帰りは素晴らしい夕景のなか、遠くに富士山を望みながら帰宅しました。








なかなか良い出張でした。
Posted at 2024/12/18 21:39:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | ダラリひとり旅 | 日記
2024年10月06日 イイね!

2泊4日でクメールの文化に触れてきた

2泊4日でクメールの文化に触れてきたブログカテゴリが「ダラリひとり旅」ではございますが、厳密には一人旅ではありません。

お仕事で長年懇意にさせてもらっている方と二人でカンボジアに遺跡めぐりのツアーに行ってきました。


私も相方とも海外旅行は久しぶりで、いい歳をしてはしゃぎまくった旅でした。



とにかく、ここぞという名所・名跡ではひたすらおかしなポーズで写真を撮っていたような気がします。


1日目は夜の到着なので、ホテルにそのままチェックイン。





タラ・アンコールホテルという、日本からのツアーではかなり定番のホテルということでしたが、なかなか快適で良いホテルでした。


このホテル、バスタブがめっちゃデカくて最高。トイレも洗面もとても清潔で不便や不都合は全くありませんでした。(空調も良く冷房が効いて快適でした)





チェックイン後は、適当にホテルの近くで夕ご飯を食べようって事になり、ホテルから数分歩いていると、すぐそばに如何にも庶民的な食堂がありました。




どうも鉄板焼きと火鍋が味わえる、食べ放題のお店のようでした。
一人7ドルで好きなものが食べ放題とのこと。



食材は肉や魚介類、見たこともないエビの形をした練り物など、バラエティに飛んでいて面白い。
私は軟骨付きのイカが滅茶苦茶美味しくて、それを結構食べていました。




アンコールビールは1ドルでした。
カンボジアもベトナムと同様にビールは氷の入ったグラスで飲むのが普通のようですが、この辺りの氷はヤバいのでそのまま割らずに飲みました。



私の味覚で判断すると、バドワイザーに近い感じかな?



食後支払いも終わり、相方といい気分になってホテルに戻る途中、トゥクトゥクのお兄さんに誘われて、シェムリアップの周遊観光に・・・。





そして最終的に、いいよいいよと言っているのにおねえさんのいるパブに見事に誘導されてそこでまた美味い魚料理やハヌマーンビールを飲みまくり・・・。

これはもしや2、3百ドルは行ったか??と覚悟をしましたがなんと2人でたったの48ドル。九死に一生を得た気分でした。


その後もトゥクトゥクのお兄さんがしつこくそのあとの楽しいことを勧めて来ましたが、そういう事をしにカンボジアに来た訳ではないのできっぱりとお断り

(その辺のエロオヤジやそっち目的で来る一部の欧米人と一緒にされてはたまらん ^^;)




これでは連れてきたお兄さんのメンツがお店に対して立ちませんので、しょうがないので多めにチップをお兄さんとおねえさんに渡しました。そうしたら、ニッコニコでじゃあ帰ろうと。


↓連れてきてくれたトゥクトゥクのお兄さんと、そのパブで唄っていた実の弟(上)




まあ、素敵なおねえさんたちと楽しくお酒が飲めたので良い思い出になりました。(トゥクトゥクのお兄さんとLINE交換も(笑))

とても和気あいあいで、まるで自分の娘が横にいるような感じ?面白くて心根の良さそうなお嬢さんたちでした。




さてさて、それで本題のカンボジアの遺跡めぐりですが、もう超絶良かったです。


アンコール・ワットに上る朝陽。




もともとアンコール・ワットのご来光見物は日本人観光客が始めたのが始まりだそうです。

それまではそんな朝も早よから奇特な事をする外国人は誰もいなかったそうですが、それが現在では欧米人や他のアジア人も団体で駆けつけ、まるで朝からお祭り騒ぎのようになっているとのことでした。






今回の旅行では現地ガイドのいるツアーでしたが、合計8箇所もの遺跡群を巡ることができました。



アンコール・トム遺跡群


バイヨンへ向かう途中にある、顔のある南大門。




石畳とレリーフが素晴らしいバイヨン。




石に刻まれたデバター(女神)像。
足が横に向いているのは彫り込みを深く取らずに済むため。(アンコール後期の手法です)




千年前は屋根が有ったであろう、異世界感満点の石の回廊。




バイヨン第一回廊の壮大なレリーフ群。





アンコール・トム遺跡群は本当に素晴らしい。









バプーオンの空中回廊。





プラサット・スゥル・プラット。

立ち並ぶ塔から塔へ綱を渡し、王宮へ集まった人々に女性の綱渡り師が綱渡りをして楽しませたという伝説があります。




癩王のテラス。




癩王のテラスは三島由紀夫の同名小説(戯曲)から広く知られることとなった名所です。ここにバイヨンを建設したジャヤヴァルマン7世の石像が有ったことで、それを見た三島由紀夫がインスピレーションを得て同作品を創作したということです。





私はカンボジア渡航前に古本屋から取り寄せてこの三島由紀夫の小説を読みましたが、読んでから行って本当に良かったと思っています。

読まなければ単なる凄い遺跡で終わっていたかもしれませんが、読むことにより、遺跡の建設の指揮をとった棟梁、石工、図案者、彫刻師、金箔師などの存在を、より身近で現実味をもって感じることが出来たからです。


そして小説の中の癩王ではありますが、彼の視点でもバイヨンを見ることが出来てちょっと胸に込み上げるてくるもの※がありました・・・。

※前夜の残り酒が上がって来た訳ではりません。




タ・プローム遺跡














アンコール・ワットの内部




アンコール・ワットの第三回廊の踊り場より中央祠堂を臨む。




アンコール・ワットの第三回廊より外景を臨む。





バンテアイ・スレイ遺跡







以下の写真の赤矢印に東洋のモナリザと呼ばれるデバター像があります。
望遠レンズをホテルに置いてきて失敗しました💦




ちなみにこちらの遺跡はアンコール・ワットやアンコール・トムよりも時代が2百年くらい古いので、東洋のモナリザを含めてデバター像の足の向きは横になっておりません。

言い換えれば、彫像の彫り込みがかなり深いということでもあります。




ロリュオス遺跡群


ロリュオス遺跡群は西暦790年くらいから築かれている遺跡群なので、日本ではちょうど平安時代が始まった頃となります。

ちなみにアンコール・ワットの竣工が西暦約1,100年ですので、日本では平安時代の末期ということになります。

(平安時代は794年~1180年まで)



プリア・コー遺跡。

ここは大規模に補修中でした。










ロレイ遺跡。





↑足の向きに注目(笑)



バコン遺跡。








という感じで、非常に濃厚な2.5日の遺跡観光でした💦


実はまだまだ沢山の遺跡を観てきました。

カンボジアは遺跡群が素晴らしいのはもちろん、自然が無茶苦茶美しい。


ツアーのマイクロバスから風景を眺めていると、幹線道路脇の森の間を通る小路がわざわざ大樹の間をぐねぐねと迂回して通っています。

もしもこれが日本人であれば、神社や御神木などは道を避けて通るとは思いますが、普通のちょっとした大木で有れば切って最短距離の路をつくってしまうかもしれません。

もしかすると、カンボジア人の自然に対するこういう考え方こそが美しい風景を作っている理由なのかなあ?とも思いました。


今回の旅で初めてカンボジアへ行きましたが、カンボジアに魅了される気持ちが良く解りました。美しい自然の中に佇む900以上の遺跡群。クメールの絢爛たる文化。そして美味しい果物や日本人にも抵抗感の無い優しい味の料理。

多分、私もまた再訪すると思います。





最後に、恒例のお土産のご開帳。


バンテアイ・スレイ遺跡の前のお土産屋さんで買った、真鍮の磨きが入ったガネーシャ像が特にお気に入りです。

お店のおばさんに、「 ប៉ុន្មាន? (いくら?)」って聞きましたら「50ダラー」💦と・・・。

そんなバカなとディスカウントしたら「じゃあ、12ダラーで」と(笑)。


買い物をしなければ一生話すことも無かった異国のおばちゃん。

でもこんな些細なやりとりでも、きっと何かが少しづつ変わってゆく筈と私はいつも思っています。


Posted at 2024/10/06 22:52:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | ダラリひとり旅 | 日記
2023年02月22日 イイね!

やっぱり平日の温泉は最高

やっぱり平日の温泉は最高最高と言っておきながら、奥多摩駅近くの『もえぎの湯』に行ったらお休みとは!!





え〜っ!?

ホームページに定休日は月曜日って書いてあるじゃん!!

なんで火曜日なのにお休みなの??



昨日の事ですが、〆の温泉施設で打ちひしがれてしまいました orz




元々の思い立ちが、

『仕事で精神が病んできたから奥多摩湖でも見ながらモスバーガーと桜緑茶を嗜んで、ついでに奥多摩湖にほど近い温泉に入って精神を浄化してサクッと帰宅する』

がコンセプトで有ったのに、最後の仕上げでコケてしまいました。



おやつのモスバーガーは最高でした。




平日の人けのない観光地は静かで最高でした。


『おい、奥多摩湖!』

と呼び掛ければ、

『なんぞや? おんしゃあ誰(た)ぞや?』


と、返事が返って来そうなくらいの親密度でした。(奥多摩湖と 笑)




※ちなみにあまりの寒さに5分くらいで車へ退避。(笑)





車で湖面を眺めながらぬくぬくと食べる、てりやきチキンバーガーは格別…。笑





それで、もえぎの湯が駄目駄目だったので、仕方なくここから更に30分ほど山奥へ走り、小菅村の『のめこい湯』の方へ移動しました。


到着時刻は15時ちょっと過ぎ。



温泉のアプローチは道の駅こすげから…。





平日は駐車場もガラガラで最高!

いや〜なトナラーの心配もありません。



お馴染みの吊橋を渡って温泉施設へ行きます。





吊橋の下はキャンプ場になっています。




こちらが、のめこい湯です。





入場が15時を過ぎておりましたので、割引料金で入れました。(800円→600円)


写真不可なので中の写真はありませんが、何より泉質が最高です。

掛け流しでは無いので塩素臭は否めませんが、一般的なこのような温泉施設に比べれば格段に微臭でした。


ここのアルカリ度といったら、近くの小菅の湯とは比較にならないくらいの濃さで、まさにトロッとろ。

ローション風呂か?ってくらいトロトロです。



※このトロトロの正体は、実は自身の古い皮膚のたんぱく質などが溶け出しているからって知っていました?(笑)




受付の人の感じも良かったですし、この辺ではやはり一番かなあと思います。





帰りには前から気になっていた、奥多摩湖に掛かる浮橋を渡って来ました。






(スマホ搭載の広角レンズで撮影しましたら、愛車が細長く変形されておりツボりました(笑))





ところでこの浮橋、通船装置なるものが付いており、非常に興味がそそられる浮橋でありました。



自動と手動の二つを装備していました。

こちらは手動です。






ここにハンドルを取り付けて、回してレールを伸縮する様です。






ちなみに自動の方は動画は撮ったのですが、写真は撮り忘れ。

みんカラもYou Tubeに依存しない独自の動画を埋め込めれば良いのになあ…。




可動部のヒンジ部分。





反対側は巨大なフランス落としで固定されておりました。







橋のフロートの取付け方も場所ばしょで変えていて面白い。





橋の各ブロックごとのレベル調整はフロート内の水量の増減で行っているのかな?

などと思っていると、いよいよ日が暮れて来ました。









ここから自宅まで一時間半くらい。


せっかく温泉でほぐしても、帰りのワインディングでまた肩が凝りそう。(笑)







でも、仕事で病んでいた心は確実にほぐれましたので、これで良しとしましょう。

































2023年01月25日 イイね!

スホーイ30見学と筑波海軍航空記念館(その2)

スホーイ30見学と筑波海軍航空記念館(その2)前回の百里基地のスホーイ30見学(見物?)の続きです。

※タイトル写真は翌日訪れた筑波海軍航空記念館の地下戦闘指揮所跡の前に展示されていた、映画『永遠の0』で使われた零戦の原寸模型です。



百里基地のある小美玉市から走ること40分くらい。笠間市の鉱泉の有る割烹旅館へチェックインしました。






こちらは昭和初期に建てられた建築とのことで、なかなか趣のある旅館でした。






建築は古くて年季が入っておりますが、手入れがよく行き届いており、トイレも最新のウォシュレットにしてあったり、窓もペアガラスにしていたりと大変よく気を配われているのが判りました。


しかも宿代はとてもリーズナブル。





ちなみに初め出迎えて下さったのが宿の娘さん?なのか、超若女将で一瞬焦りました。

でも、年齢に見合わずとても気さくで丁寧な応対でしたので、いきなり宿の好感度が大幅UP(笑)

これだからおじさんは…とは言わないでね🤣



そして翌朝は快晴。





完璧な青空のもと気持ちよく宿を後にして、次の目的地である『筑波海軍航空記念館』へと向かいました。




記念館のある場所は、昭和9年から『戦闘機の操縦を習熟する為の練習隊』が編成されていた、筑波海軍航空隊の基地跡となります。

大東亜戦争末期には特別攻撃隊(いわゆる特攻隊)が編成されるなど、悲しい歴史を後世に伝える大変貴重な歴史的文化遺産・遺構群となっています。



↓筑波海軍航空記念館公式HP
https://p-ibaraki.com/

↓笠間市公式HP
https://www.city.kasama.lg.jp/page/page009750.html



記念館の入口には施設を表すサインなどは無く、私も思わず車で通り過ぎてしまいましたが、同じ敷地内に『茨城県立こころの医療センター』が有りますので、こころの医療センターのメインゲートから入ればOKです。


駐車場は入ってすぐの右側に有ります。


↓結構広い駐車スペースです。






駐車場からは、まるで滑走路の様な道をまっすぐに歩きます。






すると、旧司令部庁舎と展示館が左手に見えて来ます。





展示館の受付の女性に、「地下戦闘指揮所跡もご覧になられますか?」と聞かれますので旧庁舎+展示館とセットで見られる事をおすすめします。(セットで¥800です)

※地下戦闘指揮所跡は2023/1現在では土日のみの公開となっております。



写真撮影は旧庁舎、展示館とも企画展示以外は全てOKでしたが、展示館では隊員それぞれの記憶が切なすぎて、寄せ書きとか手紙とかは『撮影をしてはいけないもの』という気持ちが強くて撮影を自粛しました。

ですので、それ以外の写真を少しだけ載せておきます。



戦地から引き揚げた零戦の後部







飛行帽とゴーグル







当時の基地内を説明したパネル






零戦のタイヤの実物(旧庁舎内展示スペース)






カーチス・ライトR3350の星型エンジン(旧庁舎内展示スペース)






二式大艇の星型エンジンの一部(旧庁舎内展示スペース)






当時の攻撃隊の戦様を報じた毎日新聞記事





上記の新聞の一部に私の祖父の戦没地である、ハルマヘラ島の記事が有りました。後で図書館で調べてみよう。



そして私的にもの凄く興味をそそられたのが、以下の訓練生がとったノートです。


<零式戦斗機ニ於ケル膅軸線整合法>




これは零式戦闘機の両翼に付いている20ミリ機銃の射撃の焦点を合わせる方法を示したものです。

これのですね、上下の調整方法の図解の意味がよく解らずにずっとガラスケースの前でしゃがんで凝視しておりました。おそらく10分くらい(笑)



注意)以下ちょっと怖い話です。嫌な人は読み飛ばしてね。


するとですねえ・・・

誰もいない小さな展示フロアでありましたが・・・

薄暗いなかで光る、私が見ている展示ケースの照明をすぐ背後で遮って通る黒いかげが。

ガラスケースにも映っておりましたが、私のすぐ背後を真っ黒な人の影がすーっと通って行きました💦

もちろん、即座に振り返りましたが誰も居ません。大体、朝早くて入館者はほとんど居ませんし、フロアにも誰も居ませんし。

でもですね、嫌な感じが全然しませんでしたので・・・。
多分善良な方です(笑)。




それで、それがきっかけで『これは何かを私に教えようとしている!』インターステラー的に発想をしましたら、なんと片手に持っていた地下指令所跡を見学するチケットの半券を、見事に遺失している事に気が付きました!!


もしやこれを教えてくれていたのか・・・?(笑)。


すぐに少し前の展示まで戻りましたら、ぽつんと床に落ちておりました💦
(通りすがりの善良な方、有難うございました。ふふふ。)



↓これが無事回収された半券です







だいぶ脱線をしてしまいましたが、展示館の後は隣接する旧司令部庁舎の歴史有る建物を見学しました。










こちらも素晴らしく歴史的価値の有る建築物で、映画『永遠の0』をはじめ数多くの映画でロケ地として使用されております。特に司令長官室は必見です。






司令長官の机から見る空は何か特別な景色に見えました。




そして、最後に見学をしたのは『地下戦闘指揮所跡』です。

地下戦闘指揮所跡へは旧司令部庁舎のある敷地から一度外へ出て車で5分くらいでしょうか?



駐車場はこのような感じです。10台分くらいかな?






地下戦闘指揮所跡もなかなか良かったです。






地下戦闘指揮所は地面を2m掘り下げて、そこにコンクリートの構造物を造り、その上にまた土を被せて作り上げた半地下の要塞です。


入り口付近は酸性雨などにより若干の傷みは有りますが、内部のコンクリートの美しいこと!















型枠の杉板?の木目まで確認出来、まるで最近コンクリートを打ったみたいです!!





この綺麗さは、長年非公開として来たことも大いに関係がありそうです。
とても良いものを見せて貰いました!


※コンクリートについては全く補修無しである事を係員さんに確認済みです。



そして、この地下戦闘指揮所のパンフをスキャンした以下の画像をよく見て下さい。

なんと、この地下戦闘指揮所と前出の旧司令部庁舎を結ぶ非公開の地下トンネルが有るのです。(赤矢印のところです)





その距離なんと2.2km(汗)
スゴすぎですね…。


しかも伝説ではこの広い敷地内のどこかに零戦と紫電が埋められているのではないかという話です。

いつか完全体で発見されたら良いですね。



今回の記念館の見学ですが、展示や資料を拝見して感じたことは、若き隊員たちはみな明朗快活で、エネルギーに満ち、団結心が強く仲間思いであったということです。

それだけに切なさが半端では有りません。

私たちはこれからも家族と祖国を護りながら、当時執られたようなことやそれにより起こる悲劇を全力で回避して行かねばならないなあと痛感いたしました。


これからもこの記念館が歴史の証明として残り、一人でも多くの方が足を運ばれれば良いなあと思います。





<追加情報>

せっかく笠間に来たので笠間稲荷神社と笠間焼窯元共販センターへも行って来ました。





団子は必須アイテム





仕事場で使うマグカップを購入











Posted at 2023/01/25 20:21:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | ダラリひとり旅 | 日記
2023年01月24日 イイね!

スホーイ30見学と筑波海軍航空記念館(その1)

スホーイ30見学と筑波海軍航空記念館(その1)
産経ニュースを見ていましたら1月10日から27日まで、インド空軍のSU-30MKIが百里基地(茨城空港)に飛来して航空自衛隊と共に共同飛行訓練を行っているとの事でした。


丁度、先週北関東への出張がありましたので、出張に絡めて見に行って来ました。


ちなみにロシアの戦闘機が日本に降り立つのは1976年のベレンコ中尉亡命事件以来、実に47年振りとなります。




百里基地へ行くのは初めてでしたが、車を停める場所も多く、一見さんの私でも特に困る事は有りませんでした。






常連さんたちも皆さんとても和やかで、お互いが譲り合う感じでとても紳士的な印象を受けました。






それでSU-30ですが、常連さんに尋ねましたら出現するのは大体午前に1・2回くらいとのこと。私が着いたのが午後1時半くらいでしたので、

「こりゃあだめかなあ…」

と思っていましたら、ほどなくして何やら常連さんたちが色めき出しました。

皆さんカメラのスタンバイを開始。



そして、はるか彼方の滑走路に3機の機影が…。





空自のアグレッサー部隊のF-15が2機と、インド空軍のSU-30が1機出てきました。


私が百里基地へ到着してからまだ20分経つか経たないくらい。
何という運の良さでしょうか?😯


しかも空自のF-15のアグレッサー部隊の機体が見れるとは…。これは嬉しい。




私のおもちゃのようなデジイチとケンコーの望遠400mmミラーレンズを駆使してフルマニュアルで撮影してみました💦

↓(これが目当てのSU-30MKI)





超暗いレンズでしかも三脚なしの手持ち撮影&露出、ISO感度、ピント、全てがマニュアルで死ぬかと思いました。(ミラーレンズなので絞り無し)


これを機に良いカメラと良いレンズを買って飛行機撮影の深みに嵌ってみようかな?(笑)




空自のアグレッサー機、超カッコ良かったです。

(きっと乗ってる人も私のようなオッサンじゃなくてトム・クルーズのようにカッコ良いのだろうなあ…多分腹筋はバッキバキ🤣)





↑空自のF-15のアグレッサー機です。




F2も出てきました。





やっぱりF2はカッコイイですね。




このあと、SU-30は4・5回くらい空自機と共に離発着を繰り返し、なんだかちょっとお祭りみたいな状態でした。






F2の2機と一緒に飛ぶSU-30。大きさの違いがよく判りますね。(カナード翼も判別出来ます)




着陸時も迫力が有ります。
(以下は動画からの切り出しです。)













結局、トータルで2時間くらい見学(見物?)をして、移動の時間も考えて笠間市内に取ってあった宿の方へと向かいました。

(ちょっと後ろ髪を引かれました)






翌日は宿から程近い『筑波海軍航空記念館』と『笠間稲荷神社』へ行って来ましたが、特に筑波海軍航空記念館が良かったので、次のブログ『スホーイ30見学と筑波海軍航空記念館(その2)』で詳しくご報告いたします。

Posted at 2023/01/24 16:44:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | ダラリひとり旅 | 日記

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「@雅@金目Ⅱ さん、そうなんです。ビールも滅茶苦茶欲しくなりました。」
何シテル?   08/26 22:05
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