OBD2（On Board Diagnostics）の利用について

今回、WRX S４を契約するにあたり、使用していたカーレーダーの移設をお願いしました。

ところがなじみのサービスの方なのに、「申し訳ありません。ディーラーで取り付けることができなくなりました。」と言われました。

理由を聞いても口を濁すだけなので、
まぁ、いわゆるコンプライアンスみたいなもので方針として会社で決まったことなのだと理解して、それ以上はお願いをしませんでした。

でもどうして、OBD2に接続することが不可になったのか理由は知っておきたかったので、昔から知っている方に理由を聞いてみました。

分かる範囲であくまでも個人の見解として回答くださいました。

OBD2コネクタは車両制御のコントロールユニットと接続し、データの読み出しの他に書き込みも行えるものです。

便利なものではありますが、整備用として各メーカーの特色にあわせてカスタマイズされているため、全ての制御が統一されている訳ではありません。

通信には微弱な電気を信号として使用しているので、何らかの原因でノイズが乗ってコントロールユニットが書き変わるなどを起因として車両が故障する原因になり得る事を含んでいます。

近年、装着車両が増えることによりそのトラブルも顕在化してきて、常時繋ぎっぱなしは問題があるという判断。

このような理由らしいです。

OBD2を使用する社外の製品は、ほとんどが注意事項として、「本製品を接続することで不具合が出ることがあります。」と注意書きがあります。

自己責任で使用するのは問題ないと思いますが、大きなトラブルで自身だけでなく他人に迷惑をかけるようなことがあっては大変なので、自分は利用を見送ろうと考えています。

いやー　全く問題ないっすよ。とか言う人もいるかもしれませんが、断言はできないと思います。

以前はカーレーダーで取得できる情報が便利で使っていたのですが、今は情報としてインパネやメーター内に選択して表示できるようになったのでレーダーのオプション情報としての利用は減ると考えています。

カーレーダーも電源だけ取得して、（例としてシガーソケットから利用するときだけ電源を取るように使用する。）利用する分には問題ないそうです！
※そのような利用方法も考えてみようかな。