間違って最初に交換してしまった STIパフォーマンスオイルフィルター
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
パフォーマンスカーにとって、オイルフィルターは大切な部品ですよねー。
エンジン内部では金属部品同士の摩擦による金属粉が発生したり、
オイル自体の熱劣化により異物が発生します。
この異物をエンジンオイルが洗い流し、 エンジン内部をキレイにして良い状態を保つのですが、
こうした金属粉や異物を再循環させてしまっては意味がありません。
そうなのです。
これ等の金属粉や異物を取り除く役目がオイルフィルターです。
オイルフィルターの中には、その名の通り不織布などのフィルターが蛇腹状に織り込まれ、
微細な異物を除去して汚れたオイルをキレイにしています。
このフィルターは掃除機のフィルターと一緒で、汚れを取るのに限界があります。
目詰まりをするとオイルを濾すことができなくなって、オイルの流れがとても悪くなります。
その場合、「オイルが流れない」という事の方が大きな問題になるので、
フィルター内の油圧が上がると、バイパスバルブが開いて、エンジンにオイルを流します。
でも、この場合のオイルは異物が混ざった状態のオイルが流れてしまいます。 (>_<)
厄介な事に、フィルターがどのくらい汚れているのか外見ではわかりません。
だから、交換した時期や走行距離を控えておいて、定期的に交換することが重要なのです。
目安は、一般的に6000km位での交換、新車の場合は3000kmで交換をすると良いとされています。
次に重要な事。
オイル交換や種類の選択はとても需要ですが、このオイル交換時にオイルフィルターも交換するのが適切なのです。
理由は、
実は古いオイルフィルターには汚れたオイルが若干(缶 ジュース約1本分)残っています。
せっかく新しいオイルに交換しても汚いオイルと混ざることになるのでオイルの劣化を早めてしまう事になるからです。
フィルターを交換した時には、新しいオイルを追加で足す必要があります。
(自分で行うときの注意事項)
2
私はずっとSTIのオイルフィルターを利用させていただいています。
STI パフォーマンスオイルフィルター数年前にバージョンアップしています。STIのページから抜粋。
新しい方の説明
従来品に比べて濾過面積を約15%アップさせ、濾過性能を向上したオイルフィルターです。
また、専用濾材採用により集塵性能を高めることでカーボン等の微細な汚れを捕捉し、圧損を約10%低減させることでポンプロスを低減し高粘度オイルにも対応させているため、ストリートはもちろんサーキットにおいても安定した性能を発揮します。
チェリーレッド塗装、STIロゴ入り。
古い方の説明(今はページにないです!)
高温に耐え、カーボン質等の微粒子も捕獲するチタン酸カリウム繊維を濾材とし、
エンジンオイルのコンディションを整えます。
また、高圧時の濾紙変形を抑制するため、濾紙裏面にピッチスペーサーネットを内蔵し、
濾過機能の安定化を図っています。
シェルは、STIのモータースポーツイメージを訴求するチェリーレッド。
エンジンルームのアクセントになるだけではなく、ちゃんとした理由もあるので交換して良い逸品ですね。
スバルの最近のエンジンではメンテナンスし易いようにカートリッジがエンジン上部に変更になっています。
3
※そして今回の間違い。
正しい整備順序は、
1.
納車後の1か月点検でオイル交換になるので、最初はそのままのオイルフィルターで走行
↓
2.
オイル交換時にSTIのフィルターに変更。
こうすることで、新しいエンジンから出た(かもしれない)不純物を取り除き、エンジン、オイルとも良い状態で走ることができるため。
今回は間違って、最初から着けてしまいました。。。。(着けられていたというのが正しいのか)
スバル車に詳しいなじみの営業さんなら、そこはきちんと押さえてくれている人なので、自動的に上記の手順で対応してくれたのですが、
残念なことに途中で営業担当が変わり、私が伝えるのを失念してしまった次第です。
案の定、このような事に。。
うー-ん
※もったいないので半年これで行きますよ!
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