いやあ、最近のクルマはトランスミッションだけでなく、サイドブレーキまで自動化してるんですね。
Sトロニックのわが愛車、だいぶこの変速機も改良がされているようで、初期のDSGにあったような不具合故障は少なくなっているようです。
ですが、基本はマニュアルトランスミッション車として運転すべきと思っているので、トルコンAT車のように 強いクリープに頼った発進、特に坂道では避けるべきだと感じています。
Sトロニック、上り坂、若干急な坂だと発進時、ギア?がこすれる嫌な音が出ることがあります。(このホールドアシストのサイドブレーキバンドの音かもしれません。)
こういう時トルコンATとは明らかに違うなと思います。
トルコンのような流体で滑りを吸収できないのでクラッチやギアの摩耗が過大となると思う。
なので、Sトロニックであるアウディは、サイドブレーキを使った坂道発進の手順で出た方が良い。
ホールドアシストですが、サイドブレーキの締めと開放、これを常に自動でやってくれるそうです。
Sトロニック保護の面から、この機能は使った方がよさそうです。
わたしはしかし、このサイドブレーキはあくまで自分の操作タイミングで使い、停止時自動サイドブレーキ(=ホールドアシスト)は使わないですね。
少し話は変わりますが、最近マニュアル免許でもMT車には乗れない人が増えているそうです。
どんな技術、知識もそうですが、試験に合格した段階で成熟しているという事ではなくって、その後実践で使い、経験を重ねて一人前、という事でしょう。
ですのでクリープの強いAT車で、とにかく発進時アクセルを強く踏めば前に発進するんだ、という中で育ったら、マニュアル車における坂道発進なんてできないでしょう。
慣れれば、自慢するほどの操作ではないんですけどね。
ですのでこのホールドアシスト機能は(自動では)使っていません。
それどころか、ほんとうは普通のレバー操作のサイドブレーキのほうが好きですね。
自分でブレーキの強度を調整できますし。
もっと言うと、坂道停止、坂道発進時以外、通常の駐車時はサイドブレーキ自体、ほとんど使いません(笑)
特に寒冷地では引かない方がいいかも。
ま、標準装備なので文句言わず運転します。
ただこのサイドブレーキボタンですが、アウディはやっぱり安全工学上しっかり考えているなあ、と感心してます。
というのは、スイッチなのにサイドブレーキONの操作を、Push動作でなくPull操作で行う仕様になっていること。
一回押したらボタンが沈み込んでON、もう一回押したらボタンが出てきてOFF、というトグルボタン仕様にしてもよかったはず。
引いてブレーキング・・・実際のサイドブレーキ操作に倣った仕様にしてくれており、嬉しいです。
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Posted at
2015/10/22 06:53:00