最近、特に高級車に昼間点灯している車が多いですね。
北欧やカナダなど高緯度地域は昼も暗いため、これが義務化されています。
(プレリュードにINXが出たときのことを思い出します。)
が、日本では自動車に対しては昼間点灯不要です。
ただ、禁止されているわけではありません。
ホンダのサイトには、日本でのデイライト要件として;
http://www.honda.co.jp/afterservice/advice/light/index.html
QUOTE
車両の前向きに設置し、走行中は常時点灯さえていることを前提に、
①ライトの色が赤色でないこと
②点滅しないこと
③ライトの光度が増減しないこと
④他の自動車の運転を妨げるものでないこと
⑤光度が300カンデラ(cd)を超えていないこと
などが車検など検査時の基準となっています。
UNQUOTE
・・・とあります。
昼間点灯が義務化されている国で販売されているわたしのオールロードも、同じ設備(LEDスモールライトですが)を備えています。
ただ日本で販売されているモデルのデイライト機能をONにするには、MMIのコーディングが必要になります。
コーディングですが、接続コードとPCソフトを購入し、DIYでやっている人もいますね。
この場合、標準ではできない様々な裏メニューの設定変更ができるのですが、失敗した場合は車の故障につながりかねない上、ディーラーの保証外になる危険があります。
ざっとコーディングでできる裏設定項目を調べましたが、TVキャンセラーの設定以外はしてみたい設定項目はありませんでした。
業者にデイライト化を頼んだ場合、安いと4000円というところがありました。まあ1,2万円でいろんな項目とセットにしている業者がほとんどですね。
国内メーカで主だったところを調べますと、トヨタのプラドやレクサスのNX他、新しいモデル標準や純正オプションでデイライトが装備されているようです。
ただその場合、ヘッドライトより下方にデイライト専用のLEDが装備されていることがほとんどのようです。
昼間点灯のアイデアは、それを安全上必要とする国からのものであり、天候が違う日本で真昼間の点灯には安全上の意味はたいしてないでしょうね。
してみると、ドレスアップの一つとして点灯しているという事になるのでしょう。
いわゆるデコレーションです。
デコレーションでも何でも、禁止されてもいなければ安全に影響するものでもない。
すでに装備されているLEDを、安価なコーディングだけでデコレーション装置にできるので、日本での導入は人の勝手ですね(これが結論。以下蛇足。)
(つづく)
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Posted at
2015/11/16 07:10:55