CANインベーダー対策

CANインベーダー被害が多いので情報共有です。この動画は、LEXUS LXで、ハンドルロックに、タイヤロックもしていましたが6分位で盗まれています。エンジン始動は30秒位でしょうか。犯人は大切に乗っている車だとか関係なく、助手席側バンパーを強引に破壊して、CAN BUSにタブレットを接続して、車載コンピュータへアクセスしてロック解除及びエンジンを始動させます。メーカーは何も対策しないので、セキュリティ屋さんにCANインベーダー対策をして頂くのが一番ですが・・・

セキュリティ屋さんで対策をして頂いていますが、追加の対策をしています。エーモンさんの開閉連動スイッチというマグネット式のスイッチを利用しています。バンパー側にマグネットの方を貼り付け、スイッチ側をボディへ固定しています。これはマグネットが離れるとスイッチが入る仕組みです。つまり、犯人がバンパーを破壊しバンパーとボディに隙間が出来ると通電(ON)になります。車のボンネットは開くと切れる(OFF)仕組みなので変換が必要です。

そこで使っているのが、OMRONのリレーです。先ほどのスイッチで通電(ON)するとリレーが動作し、ボンネットが閉じている時は導通している線を切断させ、純正セキュリティー（クラクション）と後付けのセキュリティ（サイレン）が作動する仕組みにしています。ボンネット線を切断し①と⑤に接続させればOKです。動作テスト時はオーナーズデスクへ連絡とロック後30秒以上経ってから作動させましょう。30秒以内に実施したら純正は発砲しないのでお手軽です。