くつろぎながらFacebookを見ていると、
友人の投稿に"???"なものが。
「そんなバカなぁ」と思うも
ネットで調べてみると・・・
フォードが日本市場から撤退するとのこと。
北米フォードも欧州フォードも。
開発拠点を閉鎖し、ディーラーも閉店。
近年の販売実績からすれば、当然なのかもしれませんが、
一昨年あたりからの新型車投入を見ていると驚きです。
日経によれば、1990年代半ばが販売のピークで、
年間25,000台近くを販売していたんだそうです。
当時はステーションワゴンブーム真っ只中。
欧州からはモンデオ、
フォーカスが。
北米からは右ハンドルに仕立てられたトーラスが、
たくさん走っていた記憶があります。
販売店も北海道から沖縄まで整備されていましたしね。
しかし、その後が続きませんでした。
いつのまにやらトーラスの輸入は中止。
欧州フォードの販売も停止となり、マスタングとSUVだけに。
これでは、お客は離れていきますよ。
フィエスタ発売から始まった欧州フォードの発売再開でしたが、
主力車種のフォーカスはタイ工場製・・・しかもSTなどのスポーツグレードはナシ。
アルファード/ヴェルファイアとよく競合となる、エクスプローラには右ハンドルの設定はなく、
左ハンドルのほうが売れるであろうマスタングには右ハンドルに絞るという
撤退間際のオペルのような迷走ぶり。
新型のマスタングもエクスプローラもいいクルマなので非常に残念です。
2.3Lまでダウンサイジングされたエンジン、
そして欧州車では当たり前のようにハイオク仕様のところ、
レギュラー仕様になっている・・・などなどセールスポイントはいくらでも
あったはずなんですがね。
「売れない」んじゃなくて、「売ろうとしない」のでは?とも思えてしまいます。
これでアメリカBIG3の一角が崩れました。
Jeepを抱えるFCA USは安泰でしょうが、
GM(キャデラック・シボレー)の動向が気になるところです。
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Posted at
2016/01/26 09:22:17