前回のブログでは家の契約後から引越し後までのダラダラ話でしたが、今度は家自体(のダラダラ話)です。
前のはボロマンションですし、実家も良いのは広い点だけで建物は自分よりも遥かに年老いており、どんな家であろうと新築ならば「これまでより悪いはずがない」と気が楽でした。
特に窓サッシの進化には驚かされます。
家でも会社でもペアガラスなんて経験したことがなく、夢のようです。
みなさん、木製でもなく、アルミサッシでもない鉄の窓って、見たことありますか?(笑)
実家がそんな古い窓で、幼少の頃に日常使う部分だけアルミサッシになりましたが、いまだに鉄の窓も一部残っています。
ガラスはゴムではなくパテで固定されているんです。(アルミサッシが「EF58のHゴム小窓」で、実家の鉄窓は「EF58の原型大窓・小窓」と言えば、鉄道好きの人ならば分かるでしょうかw)
さて、本題の各種仕様の話です。
家づくりとなると奥さんが頑張るパターンが多いのではないかと思いますが、ウチはほとんど私が決めました。
いちおう色ぐらいは相談はしますけど、細かい仕様はキッチンまで含めて独断です。
住宅メーカーによって順番は異なるかもしれませんが、仕様決定時期の順にお話ししてみます。
なお、同時分譲の隣家も含めて、隣家の窓位置まで考慮したと思われる窓配置や間取りはよく考えられていると感じますが、玄関を塞ぐ設計のカースペースがイマイチで、詳しくは後で書きますが、外構では苦労しました。
あと、住宅密集地という立地なので2階リビングのほうがふさわしかった気がしますが、建売だからビルトインガレージでない限り2階リビングなんてないでしょうかね。
【屋根材】
ケイミュー:コロニアル遮熱グラッサ(色:グラッサ・クールブルー)
上棟したらまずは屋根、そして屋根が付いたら壁ということで、屋根と窓、そしてドアを最初に決めます。
屋根はケイミューのスレート瓦ですが、標準仕様はコロニアルクァッドで、トータテなどの建売もおそらく同じです。
希望する色を選んだら必然的に2ランクぐらいグレードが上がりました。(汗)
遮熱だからこれにしたのではなく、青とはっきり分かる色がこれしかなかったんです。
なんで青かというと、一角の家が 赤(赤茶)・緑・茶・黒 という感じなので、「似ていない色と言えば青でしょう~」と思ったわけです。(後述の通り外壁のアクセントと合わせたのもありますが。)
広島のケイミューのショールーム(パナソニックのショールームの一角)には小さなサンプルがあるだけだったので、決定には少し勇気が必要でした。
2016年より設定された新色ということもあり、実例写真がネットでは見つからず、同系色である第2候補の従来品(コロニアルグラッサのグラッサ・ミッドナイトブルー)と両方のサンプルを見比べ、実際に屋根の面積になった時の色を想像して決めました。(結果、正解でした。)
ミッドナイトブルーは小さなサンプルでは黒にしか見えず、かといってクールブルーだと明るすぎるんじゃないかと少々不安でしたが。
遮熱タイプですけど、効果のほどはおそらく気休め程度かなと思います。(全部で5万円程度の価格アップですし、あくまでも色で選んだので。)
【軒天】
ニチハ:軒天12 無孔板 木目調(色:YL141 ティンバーベージュ)
木目柄の軒天(屋根の軒下の天井ですね)と破風(屋根の端っこ、断面部分です)は、外壁を決めるために行ったニチハのショールームでいただいたカタログを見て、そういうものがあるのだと初めて知り、採用しました。
もらうのに気が引けるほど立派なカタログで、外壁は決めたんだし いらないかと思ったけど、いろんな家の写真が載ってるし、もらって帰って良かったです。
屋根同様に5万円ほどしか金額はアップしないし、特に玄関とバルコニーは面積が大きいので効果絶大でした。
「ここに凝るのは私ぐらいか…」と思ったら、一角の家も似たような軒天になってましたね。(ちなみに建売標準仕様は無塗装品を白色等で塗装したもので、厚さも半分の6mmのようです。)
【破風】
ニチハ:アウティ 木目調PNシリーズ(色:プノMGベージュ)

↑既出の画像ですが。(ちなみに建築中の隣家の足場からの撮影で、今は撮れません。)
屋根の青と非常によく合う色で、建築途中までは大満足の仕上がりだったのですが、雨樋でほとんど隠れてしまいました。(涙)
しかも、雨樋の色を指示しなかったら外壁と同じ白系統に…(せめて茶系だったら良かったのですが。)
【窓】
YKK AP:フレミングJ(色:プラチナステン)
窓はサッシの色とガラスの種類を決めます。
サッシは勤務先のがブロンズ色で、断熱など考慮されていない昔の製品だからかもしれませんが、冬でもサッシ(それも室内側)に触れると火傷しそうなほど熱くなるので、建売では多そうですけど無難にプラチナステンにしました。シルバーはあまりにもフツーのサッシに見えてしまいますし。
そして「“ガラス種”とはなんのこっちゃ?」と思いましたが、普通の透明なガラスか、凸凹の付いた「型ガラス」かを選ぶことでした。
今時の家を知らないので、型ガラスとは表面がタイル状に凸凹になったものを想像したのですが、型が付いているのはペアガラスの内側なので、見た目は表も裏も真っ平らなんですね。
部屋や隣家の状況を考慮した案が提示され、その確認という形でしたが、1箇所だけリビングの窓を型ガラスから透明ガラスに変更しました。
隣家が迫っているので提案では型ガラスとしたようでしたが、せっかくの大きめの窓なので、もったいないなと。
最終的にはフェンスで目隠しをしたのですが、窓の外に「空間」を感じていたいのです。
型ガラスだと窓を開けない限り、何も見えませんので…
この窓、縦辷り出し窓が多用されているのですが、開く向きが理解できない部屋もあります。
2連の窓の時、上から見て / \ というふうに開くと風が入りにくいと思うのですが…
逆に \ / と開く部屋もあるのが謎ですが、施工ミスなどではなく、図面自体ががそのようになっています。
なお、\ / だと、周辺環境によっては視線が気になるので要注意ですが。
この縦辷り出し窓ですが、オペレーターハンドルが折り畳めるようになっていないのが不満ですね。(オプションで「折れハンドル」というのがあるようですが、なぜオプション?)
かなり飛び出していて危ないし、子供はいじろうとするし、カーテンも引っかかります。
窓の外側は外側で、1階にある場合は開けている時に枠の角が頭にでも当たったら大ケガします。
ちなみに最初は引き違い窓が少ないのを不満に思っていました。
実は気密性の点で、引き違い窓は他の窓に劣るんですね。
引き違い窓が多い物件は安くあげているのかもしれません。
この引き違い窓ですが、室内から見て左側を中途半端に開けると、網戸をしていても枠の隙間から蚊が入ってくる…というのが少し前に話題になっていましたね。
でも、家具の配置の関係でどうしても左側を使わざるを得ない場合があるので、逆の仕様も設定して欲しいです。
ウチのバルコニーへの掃出し窓は、2部屋とも右側は家具で使えません。
あと、上下窓は昔の電車みたいに上半分も開いてくれれば便利なのにと思います。(上段下降・下段上昇式にw)
期待のペアガラス(しかも全てLow-Eガラス)は、期待通りでした。

入居してしばらくたった後に外で作業をしていると、向かいの家から(?)ピアノの音が聞こえてきました。
しかし室内に入ると全く聞こえず気にならないので、「最近の家は違うわ~」と感心しました。
ピアノのレベルが高くてむしろ聞いていたいのですが。(笑)
旧居のベトナム人の騒音とは大違いだわ。
豪雨の時でも静か過ぎて危険を感じません。
逆に逃げ遅れの心配とか、「コレでいいんだろうか?」という気がしないでもないですが。(笑)
断熱性能の方は、手をかざすと確かに陽があたっても熱くないですが、ガラスだけ断熱性能が高くても意味ないですね。
上に小屋裏部屋があるので2階でも暑くないかと思っていたら大間違いで、やっぱ暑いもんは暑いです。(というか、良く考えたら寝室などの上は小屋裏ではなく屋根でした…)
ただ、鉄筋コンクリートと違って木造は熱を蓄えにくいのか、夜には暑さも和らぎます。
これから初めての冬が来ますが、寒さはどうでしょうか…
(追記)
冬が来ました。(笑)
やっぱ寒い方もダメでした。
例えば外気温5度くらいの日に室温20度でエアコンを切ると、3時間後には15度を切っています。
窓も、手を近づけるとまるで隙間風でも入ってくるかのように冷たい空気を感じます。
やはり建売住宅の仕様はこの程度か…
【バルコニー手すり】
YKK AP:ハンドレールII トップレールタイプ(色:プラチナステン)
選択の余地はなく、標準仕様がコレというだけです。
マンションのようなガラスバルコニーだったら室内もさぞ明るくなるだろうなと思いましたが、入居してみると夏の西日の強さに「これでガラスバルコニーだったら死ぬ…」と思いました。(苦笑)
【玄関ドア】
YKK AP:ヴェナートW06(親子)D3仕様(色:マキアートパイン)
玄関ドアは、デザインと色を選ぶぐらいだと思ったら、断熱性能のランクや鍵の仕様(手動・カード式・リモコンキー式)に、電動の場合は電源(電池かAC100Vか)も選ぶ必要があり、結構大変でした。
前回のブログで書いた通り決定期限までに時間がなくてショールームで確認できないまま注文したら、色・柄を失敗しました。
いや、色調は良いのですが、わざとキズだらけのような模様になっている旨の注意書きの存在には後で気づきました。
その点に関してはカタログ写真ほど変ではなかったけれど、間近でみると木目はいかにも印刷で質感は今ひとつです。
そして、縦方向に同じパターンが96cm(実測値)ごとに繰り返されているのには呆れました。
板張り状に1枚づつ別のシートが貼られている表側なんて、同じパターンがほとんど隣り合っていたりもします。(カタログ写真では縦方向の繰り返しのみで、横方向は全て違うのですが…ウチのはハズレか?)
ドア1枚分ぐらいのパターンぐらい作れと思うし、縦方向なんてドアの高さは2m以上あるんですから96cmごとなんて絶対おかしいだろ!!
カードキー(ピタットKey)仕様にしましたが、非接触で財布に入れたままでも反応するのが便利です。
リモコンキーは、ドアハンドルに近づける必要のあるカードキーと違ってカバンに入れておくだけで良いのが魅力でしたが、車のリモコンキーが結構な大きさになっている現代では、これ以上持ち運ぶモノを増やしたくないので却下しました。
付属のシールキーも便利そうですが、まだ未使用です。
しかし、ドアハンドルの動作確認用LEDは施錠時が緑色で、解錠時が赤色なのですが、逆の方がしっくり来るのは私だけでしょうか!?
カードキーやリモコンキーの場合、「非常用シリンダーは見えないのでピッキング抑制にもつながります」と、空き巣が困っているイラストがカタログ等に載っています。

いやいや、
プロならそれぐらい知ってるし、大人ならだいたい想像も付くでしょう。
そのシリンダー錠ですが、本来のキー(施主用)より少し短い工事用のキーが用意されており、施主用のキーを差すと工事用のキーでは開けられなくなる構造で、安心ですね。
前のマンションなんて、最初に鍵の交換を自費でやろうとしたら大家さんに拒否されました。
「前入居者の移転先は分かっている」って、何の安心材料にもならないです。2回引越したら分からんし、合鍵を何本作ったかも把握できてないでしょ。
【玄関タイル】
LIXIL:陶化木 300mm角平(色:TOM-300/4)
実はこれが付くのは最後のほうなので、発注は少し後でしたが、玄関ドアに関連して…
種類が膨大で選び放題なので迷うところですが、和風っぽいのを選びました。
色は似たような「TOM-300/5」とどちらにするか迷ったのですが、LIXILショールームではサンプルがなく、ネットで画像を探して似合うかどうか想像するしかなかったです。
完成後に見たら大正解で、狙い通りに土埃が目立たない色でした。
ただ、木目(?)を互い違いに張るのが推奨なのに、きれいに向きを揃えられてしまってました。
【電気配線】
屋根・窓・ドアの次は電気配線です。
これもガラス種同様に「何を決めればいいの?」とさっぱり分かりませんでしたが、スイッチとコンセントの数と位置(場所だけでなく取付け高さも)でした。(同時に、テレビのアンテナ線に、電話のモジュラージャックやLANコネクタも決めます。)
エアコンと家具の配置を急いで決めた上で考えていきましたが、エアコンは200Vと100Vがあるので注意が必要です。(間違えても後で工事すれば変更できますが。)
新規購入のリビング用と、これまでリビングで使っていた機器を移設する寝室のみ200Vで、あとは100Vで指示しました。
リビングと引き戸で仕切られただけの和室にも念のため用意しましたが、リビングのエアコンだけで大丈夫そうです。
その他のコンセントも「やり過ぎ」と思うほど増やしましたが、生活してみるとそれでも足りない…
位置の変更だけなら追加費用は要らないので、遠慮なく変更すべきですね。
なお、完璧を期すなら位置だけでなく、口数(基本2個口)も指定した方が良いですね。
テレビまわりやキッチンのカウンター(シンクのカウンターではなくて)などは最低でも4個口は必要です。
旧居よりも格段に数が増えたんですが、便利になった一方、これまではスイッチ付きのタップでこまめにスイッチを切っていたのができなくなりました。
スイッチの位置は熟慮されていない感じで、白紙に戻すつもりで良く考えた方がいいです。
照明のスイッチは3路スイッチも少し増やしました。
実際住んだ時のことをイメージして、どのタイミングで照明のスイッチを入り切りするのかを考えましたが、デフォルトのままだとやはり変なところがあります。危ない危ない。
想像力に乏しい方は、今の住まいで図面を片手に、例えば「ドアを押し開けて部屋に入った時、図面の位置に照明スイッチがあったら押しにくくはないか」と検討するのがいいんじゃないでしょうか。
まあ、想像力に乏しい方がこの文章を読んだところで理解できないと思いますが…(笑)
1つ失敗があるのですが、階段横にある1階トイレの照明スイッチは、階段の照明スイッチも組み合わせるべきでした。
階段照明のスイッチはデフォルトのまま、玄関付近のスイッチと一緒のパネルに入っているのですが、階段の方を向くと横に位置しており、慣れないうちは正面にあるトイレの照明スイッチを押しそうになりました。
ウォークインクローゼットのスイッチも、デフォルトのWIC内ではなく外側にあったほうが良かったです。
カーポート照明の回路が指示と違って3路になっていなかったのですが、入居後にカーポートの工事をした時にやってくれました。
これら照明のスイッチはパナソニックの「コスモシリーズ ワイド21」で、俗に言う「ホタル」です。

建売標準仕様がこれだったので、うれしい限りです。
このスイッチのパネルは1個・2個・4個・6個用(?)とあるようですが、スイッチをまとめるならコンセント同様に数も考慮して図面に落とす必要がありますね。
このスイッチの位置の確認中に、室内を広く使うため、室内側に開く設計だった洋室のドアを1箇所外開きに変更したりもしました。
あれば便利だろうと、家の裏(勝手口付近)にコンセントは追加しましたが、立水栓もあれば良かったですね。
敷地は防犯砂利で埋めるつもりで、水やりをすることもない予定だったのですが、予定変更で…
玄関近くの立水栓からホースを引っ張ってくるのは面倒ですので、少しでも花や樹を育てるなら絶対裏にもあったほうが便利です。
メダカの飼育に使うこともあるだろうとバルコニーにもコンセントを付けましたが、今のところ未使用です。
(^^;
必要とあらば、エアポンプに照明やヒーターも使えますよ。(そのつもりはないですが。)
なお、建築中は職人さんが重宝していたようです。(笑)
このバルコニー、台風対策などで夜間に出ることもあるので、照明を付ければ良かったです…(クリップ固定式のものを買ってみましたけど。)
電話のモジュラーやLANコネクタやテレビのアンテナジャックもこの時に決めますが、将来録画を複数台のテレビで共有することを考えて、いちおう1階のテレビのところにはLANも付けておきます。
まあ、今や無線で何でもつながる時代ですがね。
【照明】
コイズミ:Fit光色切替ダウンライト AD45115L(3光色切替・100W相当)LDK・寝室
コイズミ:パネルシリーズダウンライト AD71000L(電球色・60W相当)玄関・SIC・廊下・小屋裏
コイズミ:パネルシリーズダウンライト AD70996L(電球色・100W相当)トイレ・WIC
コイズミ:パネルシリーズダウンライト AD70997L(昼白色・100W相当)洗面室
コイズミ:ナチュラル調光調色シーリング AH45377(調色・8畳用)和・洋室
コイズミ:勝手口灯 AU45218L(昼白色・20W相当)カーポート
オーデリック:軒下用センサ付ダウンライト OD261852(電球色・60W相当)玄関ポーチ(外)
オーデリック:ブラケットライト OB080206LD(電球色・60W相当)階段
オーデリック:ポーチライト OW009395LD(電球色・40W相当)勝手口
建売標準仕様でフルLEDです。(シーリングは下記の通り施主負担)
LEDでないのは以前から使っている電気スタンドぐらい…
電気配線と同時に照明の位置も確認を求められますが、和洋室は施主支給で、リビング・寝室を初めとする残りの箇所は全てダウンライトです。(階段や勝手口外などダウンライト以外もないわけではないですが。)
ダウンライトというと、その名の通り真下しか照らさないものを想像して不安でしたが、建売住宅で使うようなダウンライトは昔と違って器具が奥まっていないので光が拡散し、全く問題ありませんでした。(「ダウンライト」という名称を使わなければ良いのに…)

ただ、影が複数できるので手元が暗くなりがちですし、特に字を書く時にはその影が非常に目障りです。
このダウンライト、標準仕様は全て電球色でしたが、「電球色」「温白色」「昼白色」の3光色に切り替えできる光色切替タイプのものに変更しました。
価格もあまり高くなくてオススメです。(ちなみに図面ではダウンライトが入っていた天窓部分に付けられないことが後で分かって数が減ったからか、価格アップなしでやってくれました。)
スイッチをカチカチと入れ直すことで色が変わりますが、素早くやると(?)1灯だけ色がずれることがあります。こうなった場合、消灯してから一呼吸置いてゆっくりやれば元に戻るようです。

最初の点灯時は電球色なので、電球色の好きな妻に文句を言われることもありませんでした。(笑)
ただ、温白色は電球色との違いが分かりにくくて使うことがなく、昼白色にするまでの操作が増えるだけなので、2光色のほうが良かったです。(定価で1,000円安い2光色の「AD44905L」で指示していたキッチンと寝室まで3光色になってましたw)
調光タイプの仕様箇所は標準仕様のまま、リビングと寝室だけにしたのですが、必要以上に明るい時があるのでダイニングも調色タイプにすれば良かったと思いました。
あと、寝室はリモコン操作ができた方が良いですね。
いちおうベッドから操作することを前提とした位置にスイッチがあるのですが、家具の配置の都合で位置がずれてしまい、ベッドからは操作できなくなってます。
それ以外の和洋室のシーリングはリモコン対応なので便利に使えてますが。

このシーリング、シンプルで安価なものを選びましたが、建築途中に隣家を除いたら同じシーリングの箱が置いてあったのはいったい…?
その他にも、リビング・寝室以外は60W相当がデフォルトだったのを、トイレ・WIC・洗面室は100W相当のものに変更しました。
洗面室は昼白色ですが、これは洗面台の照明に合わせたためです。
照明は後述するカーポートにも付けちゃいました。
(^^)v
カーポートにオプション設定されている照明は「見えればいい」という程度の明るさで、日没後の洗車や作業には役に立ちそうになかったので…
【インターホン】
パナソニック:ワイヤレスモニター付テレビドアホン VL-SWD210K
インターホンは決定したのはだいぶ後ですが、電気関係が続いたところでついでに書きますと、標準仕様のものが十分希望を満たしていたのでそのままにしました。
しかし、売主は全く違うものの偶然にも施工工務店が同じ(と聞きました)だからか、一角はみなパナソニックで同じチャイムの音が聞こえて紛らわしいのは失敗でした。
(;^_^A
ちなみにドアもみなYKK APの電気錠のため、これまた同じ音があちこちから聞こえてきます。。。
設置場所ですが、玄関ドアのそばにするのが一般的なところ、後述するゲートや門扉を設置した関係で門柱に組み込んで敷地内に無断では入りにくいようにしています。
【キッチン】
LIXIL:システムキッチンAS ロングスライド引出し+ステンレス底板仕様(色:ダークローズ)
窓が付く頃までには設備機器の決定になります。
ほぼ全てLIXIL製品で、システムバス・キッチン・トイレ・洗面などを決めます。
特にキッチンは使用頻度が高く、使い勝手や丈夫さが求められるところですから慎重に決めました。
例えば、フロアキャビネットの引き出しは奥行きのあるロングスライド+ステンレス底板の最上級タイプにしたのですが、キッチンまわりは定価に対する販売額が意外に安く、価格アップがわずかでホッとしました。(建売標準の「ソフトモーションレール+メラミン底板」からで24,000円弱のアップ)
この引き出し、フルエクステンション構造(事務机で言うダブルサスペンション)は必須だと思います。
せっかく大きな引き出しなのに奥のモノが取れないなんて、あり得ません。
それにしてもこのキャビネットは組合せが無限大(誇張)なので迷います。
ワークトップは主流の人工大理石ではなくステンレス(スムースドットエンボス)にしました。
メーカーは違いますが、実家のが同様のステンレスで、いつまでもきれいだったので…
シンクは「大きな鍋も洗いやすい」という言葉と「くるりん排水口」に惹かれて「センターポケットシンク」にしたのですが、幅94cmの「ひろびろラクリーンシンク」にすれば良かったかもしれません。(センターポケットシンクは幅76cm)
「デュアルコート」も付けておけば良かったかも。
「くるりん排水口」は、汚れがつかないわけではないので、それほど良いとは思いません。
作動音が「グワワワワ~」とうるさいし、部品点数が多いので、かえって掃除が大変な気もするのですが…
水栓は浄水器一体のものがが標準仕様だったところ、グースネックが良いというので別々にしたのですが、取付位置が外側過ぎてオプションの水切りプレート上に水が落ちてしまいます。。。

あと、水栓のレバー(エコハンドル)が固く小さいため微調整がしにくく、いきなりドバッと出てしまいがちですが、デザイン重視のこの使いにくさは洗面台も同様ですね。
IHヒーターも頭を悩ませるところで、ラジエントヒーター付きにしましたが、噂通り火力(?)が小さすぎて役立たずなようです。
鍋などIH対応が分かりづらく、ステンレスだから大丈夫だと思っていたものが使えなかったり、磁石がくっつかず使えないはずのものが使えたりします。
さらに価格はアップしますが、オールメタルの器具にすれば良かったかもしれません。
でも、オールメタルも否定的なレビューが少なくなかったんですよね。
換気扇も思い切って一番良いもの(よごれんフード)にしましたが、LIXIL製品には自動洗浄機能が付いたものがないのが不満ですね。
後ろの収納部分(カップボード)は、一番取り出しやすい部分の収納量は減ってしまいますがカウンタータイプがオススメです。
幅90cm+90cmの両方ともカウンターにしましたが、電子レンジや炊飯器等ですぐいっぱいになります。
なお、キッチン側と同様に「ソフトモーションレール」にしましたが、こちらはステンレス底板仕様はありません。
カウンター天板は標準仕様の「メラミンカウンター」にしていますが、人工大理石にしておけば良かったかも。。。
そのカウンター部分の壁は壁紙ですが、炊飯器やポットを使うことを考慮すると、キッチンパネルを張ってもらえば良かったです。
色に関しては妻の希望通りとしました。
建具や床などを明るい色にしているのに、ここだけダーク系はどうかと思うんですが…(洗面台もですが。)
あと、建売でよくあるような腰壁(カウンター)で囲ったキッチンなのですが、その壁の奥行きがキッチンの奥行きよりも10cmほど広くて出入りのジャマになります。
特にカウンター部分(上端)は手などが角に当たるとかなり痛いため、コーナー用クッションを貼りつけています。。。
【浴室】
LIXIL:システムバスルーム Arise(壁パネル:オンダガタライト/オンダガタライトペール)
システムバスは、この物件がどうやら「ハイグレード仕様」とやらで最初から良い仕様になってました。(同じ不動産屋の他の物件を見ても、各種設備機器がワンランク上のようです。)
浴槽はお湯が冷めにくい「サーモバスS」で、そこまで重視している性能ではなかったため自腹だったら選んでいなかったかもしれないので、うれしいところです。
確かに、数時間たっても十分暖かくて追い炊きする必要がありません。
ちなみに浴槽は「1600ロング浴槽」です。
湯船は広くなりましたが、1616サイズなので洗い場はそれほど広くもないです。
同時入浴は大人1人+子供1人が精一杯ですね。
床は「キレイサーモフロア」とやらですが、もちろんタイルのようなひどい冷たさはないものの、暖かいわけではないです。
(床ではないですが)エプロン下部など普通にカビが生えるし、落としやすいわけでもないです。
水栓は「ライトプッシュ水栓」というボタン操作で出水・停止ができるものですが、こういうものは劣化した時が怖いです。
(^^;
普通の回して閉める水栓であれば、水が止まりにくければ締め付けることができますが…
この水栓はカウンター中央に設置されていますが、シャワーのフック(スライドフック付握りバー)がその水栓の左側となり、シャワーが湯船と近くなりすぎて使いづらいです。
浴槽への出入りに握りバーを使えるようにするためのようですけど、ギリギリ水栓に近い位置に変更してもらえば良かった…
位置の変更といえば、収納や鏡の位置は少し変更をかけました。
シャワーフック同様に位置の変更をかければ良かったと思うのがリモコンです。
湯船の真ん中にあるのですが、洗い場からは手が届きにくい上に表示も見えないので、湯船と洗い場の境に設置した方が良いですね。

そして立派なカウンター(ドレッサーカウンター ワイド)ですが、これが邪魔で鏡に近づけないので見えにくいです。
さらに せっかくのワイドミラーは曇りまくって役に立ちません。浴室用なのになぜ防曇加工をしていないのでしょうか。
カウンターも、水が流れやすい形状のはずが、実際は水を弾くわけではないので水切れが悪く、入浴後は毎回手で水を落としています。
(--)
それから、シャワーのホースも少し短いです。
もちろん入浴するには不足はないのですが、反対側の壁の上の方を掃除しようとすると難しいです。(水は届きますが距離があります。)
ここでも各部屋同様にダウンライトが気がかりで、昔からあるような壁付けのもの(ネオスライス照明)に変更したのですが、LEDゆえか形状の割には照明直下(カウンター側)があまり明るくなく、ダウンライトのままにしておけば良かったと後悔しました。
(採用した壁パネルの色の組合せが、明るさが不足しがちという注意書きはありました。)
あと、フロフタフックを「3点式組フタフック」に変更しました。
標準のものは湯船の縁に立て掛けるようなので、浮かせた方が水切れが良いのではないかと。
「サーモバスS」用の保温フタは重いので、持ち上げるのが少し億劫ではありますが。
この組フタは、表裏や向きが分かりにくいのがどうかと思います。
せめて表と裏は別の色にした方が良いのではないでしょうか。
標準仕様(この建売の標準)の「100V換気乾燥暖房機」は快適装備です。
夏の入浴でも24時間換気モードのままで暑くなく、涼風とかにする必要もないです。
雨天の洗濯物の乾燥もバッチリですが、電気代が気になるところです。
(-_-;)
【トイレ】
LIXIL:ベーシア ハーモJタイプ(色:ピュアホワイト)1階
LIXIL:ベーシア シャワートイレ(フチレス)(色:ピュアホワイト)2階
よくある「来客も使う1階はタンクレス、2階は安価なタンク付き」です。
両方ともタンク付きで十分だったのですが、標準仕様がこれだったのでそのままとしました。
ただし「アクアセラミック」仕様とし、加えて2階は「お掃除リフトアップ」仕様(1階は標準装備)に変更しました。
アクアセラミックはプラス1万円でしたが、手間を考えると高くはないと思ったのですが…
決して汚れがつかないわけではなく、車のコーティングと同じ…いや、こすっても汚れが取れないのでそれ以下ですね。水アカも普通に付きますのでドメスト的な洗剤を時々使っています。

あと、紙巻器は2連にしました。
普通は1本がなくなってからもう1本を使うと思いますが、妻がたびたび未使用の方を使いやがるのでムカつきます。(笑)
手洗器は1階のみ「コフレルスリム」を設置して、2階はタンクが手洗器付きなので付けませんでした。(1階の建売標準は「狭小手洗シリーズ」でしたが、露出配管が好きになれず…)
しかし、トイレ以外でもちょっと手を洗いたいことはあるので、2階にも付ければ良かったと思いました。(バルコニーにスロップシンクはありますけど、手を洗うためためだけにバルコニーに出るのは無理があります。)
なお、私は水がいっぱいに張られるタイプの便器が苦手なので、2階のベーシア(フチレス)のほうばかりを使っています。
膝下が人より短いとは思いませんが、なんか、着座位置が高くてかかとが浮き気味になります。
そして温水洗浄が弱すぎで、「洗浄ではなく濡らすだけ」といった印象です。
そんなに水圧が低いわけではないと思うのですが。
さらに、なぜか温水にならずに水が出ると思ったら、
節電時は水温のまま(水のまま)って、水で良ければ電源を切っておけばいいわけで、何を考えてそんな設定にしたのか、「アホか!」と思います。
やっぱトイレはTOTOのものか…
1階のベーシアハーモは今ドキの便器で、フタが自動的に開くんですが、用が済んで(笑)フタを閉め、出ようと動いた時に反応して開くので、また閉めに戻らなければならないです。
フタを閉め、素早く逃げてドアを閉めるという変なことになってます。
そして、掃除をしようとしゃがみ込んだら、フタがいきなり開いて顔面にヒット。(爆)
ドリフのコントか!
一番の問題は、トイレ自体ではなく屋外でした。
換気口以外に塩ビパイプが飛び出た状態で施工待ちの部分があるので「なんだろう?」と不思議に思っていたのですが、引き渡し間近になってようやく正体が判明しました。
2階トイレの通気管なんですね~。
見てビックリ、ガッカリ、「えっ!? 下水道来てなかったっけ?」と一瞬焦りました。
せっかくきれいな外壁にし、雨樋もスマートな角樋で良かったのに、それらを台無しにする不細工な塩ビ管がそびえ立つとは…
競争がないのでしょうか、メーカーはアグラかき過ぎでしょう。(ひょっとしたら安くあげる建売住宅だからであって、探せばあるのかもしれませんが。)
せめてエアコンの配管カバーぐらいのカラーバリエーションを用意すべきですし、あの形状もホンマに汲取便所のアレそっくりでホント不細工極まりないです。
【洗面台】
LIXIL:洗面化粧台 MV(色:クリエモカ)
見た目はスッキリしていて良いのですが、使い勝手はイマイチです。
まず、水栓が奥まっていて遠いです。
ホースを引き出すことはできますが、格納状態では左右に向きを変えることができないし ボウルも張り出していないので近づくとヒザが当たって扉が開いてしまいます。
鏡が近いと邪魔になるかと思って標準仕様の収納なし1面鏡にしたのですが、一般的な収納付き3面鏡にすれば良かったです。。。
扉のタオル掛けも、建売標準で付いていたのでそのままにしたのですが不要でした。
せっかくスッキリとした取っ手レス仕様にしたのに、タオル掛けが付いたら意味がないどころか体に当たってジャマ。
給湯器からのお湯が来るまでの繋ぎで節水になるかと思って「即湯水栓」を奮発したのですが、これもイマイチです。
お湯が出ないので、最初はどこか接続できていないのかと思いました。
レバーハンドルの温度を最大近くにするとお湯が出ますが、ぬるま湯にはしにくいです。
確かにちょっと手を洗う時には有効なんですが、そういう機会ってあまりない…
寒い冬は重宝していますので、付けて間違いではなかったな。
あと、扉カラーはいろいろ選べますが、結局本体は真っ白なので壁紙の色によっては違和感が出そうです。
うちは真っ白な壁紙ですが、それでもイマイチな気がします。
この洗面室、収納を増やしたいのでキャビネットを追加したのですが、この設置場所には困りました。
洗面台の上に設置するのが一般的ですけど、洗面台本体がかなり高いため、その上に来るとなると床からの高さが2mを超えてしまい、せっかくキャビネットがあってもほとんど手が届きません。
それではと洗濯機の上に高さを抑えて設置しようと思ったら、よ~く図面を見ると窓と換気扇があって設置できません。
( ̄□ ̄;)
ならば入口横の壁に…と思ったら、なんとそこは引戸の格納部分で付けられません。
結局、引き渡しの時に現場であてがってみた結果、洗面台の上で我慢することにしました。
しかし、やはり手が届きにくくて手前にしか物が置けないし、予定外のことだったのでキャビネットと天井や壁との間にできる空間を埋める化粧パネルを注文しなかったのは大失敗です。
この家で一番の失敗点かも。
上記のようにこの洗面室には洗濯機がきますが、洗濯機パンは標準かと思ったら、床に直置きが標準だそうで…
祖父の家で洗濯機を撤去した跡が見るも無残だった記憶がありますので、四隅が高く排水トラップの取り外しが容易なものを追加しました。
安価ですし、絶対に付けたほうがいいです。
そういえば昔、アルバイト先の写真館でどこかのメーカーの洗濯機パンのカタログを見かけたのですが、商品名が「エンデバー」とか「ディスカバリー」とかでした。(爆)
おいおい、
「NASAが開発した洗濯機パン」とか言うなよ。
【建具】
LIXIL:ラテオ(色:ライトオーク)室内ドア
LIXIL:ファミリーライン(色:クリエホワイト)クローゼット扉
複雑な設備機器の発注が済んだら次は出入口や収納庫の扉などです。
ちなみに収納内部の棚は地元広島のウッドワン製品でした。
幅の広い収納は折れ戸しか設定がありませんが、どうも折れ戸は壊れやすいイメージがあるので開き戸が利用可能な箇所は開き戸に変更しました。折れ戸は開口幅が狭くなるし、可動部分も多いですから、やはり開き戸で正解かと。
半年経過しましたが、折れ戸は動きが渋いものが出てきたり、斜め方向からでは取っ手を引っ張っても開かなかったりで、心配した通りです。
色は、室内ドアに関しては床とほぼ同じ色とし、クローゼット扉は壁紙と同じ白でスッキリさせました。
和室の引戸は何色にしようか少し考えましたが、表裏の色を別々にはできないため、室内ドアと同じにしましたが、面積が大きいので白でも良かったかもしれません。
この和室の引き戸の取手は左右どちらかの片側にしかないのですが、使っていると両方欲しく感じますね。
室内ドアの開戸は、ゆっくりと引き込まれて閉まる「コンパクトソフトドアモーション」仕様とし、「みえないゾウドアストッパー」を付けました。

これらは微妙な調整が必要で、前者は調整不良だと自動で閉まらなくなりますし、後者はドアストッパーが機能せずドアが壁に当たってしまいます。
調整方法を調べて直してみますが、やり方が悪いのか、一度不具合が出たドアは再発しやすいです。
このへんは取扱説明書にも調整方法は書いてありますが、ドアストッパーが機能しない原因は自分で見つけるしかありませんでした。
扉とストッパーの隙間が開きすぎなのかと思ったら、逆に隙間が狭すぎてストッパーがほとんど上がらないのが原因でした。(ドアに付けられた磁石でストッパーが浮き上がるようになっています。)
解決方法は、下側の丁番の上下調節ネジ(軸の上端にある)でドア位置を上げることでした。
和室や洗面室の引戸も、開戸と同じくゆっくりと引き込まれて閉まる「Wソフトモーション」仕様にしましたが、どれもドアを勢い良く閉めるクセがついてしまうので、教育上良くないかもしれません。
(^^;
【床材】
LIXIL:ラシッサDフロア(色:ライトオークF)下記以外
LIXIL:ハーモニアス12(色:トレンドチョークオーク)キッチン・洗面室・トイレ
水などが心配なキッチン・洗面・トイレのみハーモニアス12で、あとは建売標準のラシッサDフロアです。
キッチンは食器の落下を考慮してクッションフロアが良いと思っていたのですが、LIXILにはないっぽいです。
もっとも、食器を割るのはシンク内で手が滑った時がほとんどなのですが…(苦笑)
LDKなのでキッチン部分は張り分け位置の指定が必要になります。
異なる床材の間の見切り材はアルミとかかと思っていたら、木目調で違和感ありません。

色は夫婦同意見で明るめの色にしたのですが、後述の巾木や階段との色の差などから、もう少し濃い色のほうが良かったと思っています。
木目調なワケですが、建具ともども濃淡が繰り返されて少し離れたところから見ると「シマシマ」に見えてしまうのが気になります。
そんなに濃淡を付けなくてもいいと思うんですが…
【畳】
セキスイ:美草 目積(色:アイボリー)
窓や収納も洋室と同じで「モダン和室」と称されていたんですが、過去物件の写真を見せてもらって理解し、畳らしい緑色などではなくリビングの延長のような感じでアイボリーとしました。
い草による畳ではなく耐久性のある素材で、遠目には畳そのものですが、手触りなどは全くの別モノ、畳だとは思わないほうがいいですね。
昔、柔道の授業ではビニール張りの「畳」を使っていましたが、それを少し高級にした程度の印象です。
これなら畳+引戸の「和室」ではなく、壁で仕切って洋室にしてしまったほうが良かったかも…
プライベートが保ちにくいので、部屋としては使いづらいですよね。
【枠材】
メーカー不明
窓枠は、無垢の木を使った家では素材色のままが多いので、木目調にすれば似た雰囲気になるかとも思いましたが、担当さんからは「白しかあり得ない!」とでも言いたそうな強さで白を推されたので従いました。
おそらくニセモノでは残念な感じになるのでしょうね。
ドアや収納扉の枠は白のみだそうで、選択の余地はありませんでしたが、壁紙が白なのでちょうど良いです。
【巾木】
ウッドワン:ソフトアート(色:ライトクリア)
壁と床の間ですが、最近は部屋が広く見える等の理由で白が多いそうですが、掃除機などが当たった際のキズや汚れが心配なので木目調にしました。
それほど変ではなく、木目調で良かったと思います。
ただ、床材のところで述べたように色の濃さは「床材 ≧ 巾木」が自然な気がします。
前のブログ(不具合の話のところ)にも書きましたが、巾木自体は質感も良くリアルな木目調なのに、出隅のキャップのほうはプラスチッキーであまりにも違いすぎます。
キャップではなく、コーナー用の巾木を使用すればいいのでしょうかね。(おそらく、施工の手間を減らすためにキャップなのでしょう。)
知っていれば変更をかけたかもしれませんが、ここまで気が回らなかったです…
入隅は巾木のままできれいなんですがね。
【玄関収納】
LIXIL:ラテオ(色:ライトオーク)
キッチン収納と同じくカウンター付きが絶対オススメです。
標準仕様がコの字型だったのでそれにしましたが、出かける時に一時的に小物を置くスペースがないと絶対不便ですので、オールロッカー型だけはやめたほうがいいです。
ちなみに側面が扉と同色になるサイドパネルの存在は知っていましたが、壁が白いので敢えてサイドパネルなし(白いまま)にしました。
ここも室内ドアのようにフワッと閉まる「開き扉用ダンパー」を付けましたが、トールキャビネットには2個必要なのに1個しか付いていない…(いちおう効果はありますが。)
【階段】
ウッドワン:LV階段 チェルード(色:ライトクリア)
階段って、造作なのだと思い込んでいましたが、現代では既製品なんですね。
(^^;
ライトクリアは床材よりも少し濃い色で、違和感こそないものの、明らかに違う色なので残念でした。

見た目も、あまり「木」という感じではありません。
なお、滑り止めの溝が付いているように見えますが、1mm以下のわずかな凹みで全く意味なしです。
それにしてもこの階段、一軒家の良くないところですね。
他のスペースを稼ぐためとはいえ、建築基準法の最低ラインの幅では狭いし、踏み板の幅も足の大きさに対して狭くて歩きにくいし、コーナー部分の内側に至ってはひどいものです。
それが証拠に、我が子も階段を下りる時はコーナー部分だけは後ろ向きになって手を付きます。
他人の家に上がり込んだことはあまりないのですが、木造家屋で「頼りないなぁ…」と感じたことがあるのが階段でした。
その時の記憶と比べれば、我が家はかなりマシですけど。
過去のブログで否定的に書いたリビング階段ですが、広くて一直線な階段であれは羨ましく感じます。
【階段手すり】
ウッドワン:手すり丸型M35シリーズ(色:ライトクリア)
建売なんで、こんな細かいところの仕様は知らされていませんでしたし、聞かれもしなかったのでお任せです。
なので、どこのメーカーのどの製品なのか、この手すり以外も含めて自分で調べて写真で判断しました。(聞けば教えてくれるでしょうけど。)
「手すりまで標準で付いてくるなんて親切!」と思っていたら、今は建築基準法で義務づけられているんですね。
話はまだまだ終わらないので
外構編に続く…