
趣味ネタです。
知識のない方には意味の分からない言葉が多々出てきますが、興味のない方にいちいち解説しても意味がないと思うので、そのまま書きます。
まあ、日記みたいなものですね。時々、自分のブログを読み返して自分が楽しむ。(笑)
1/150スケールを基本とする、レール左右間隔9mmの鉄道模型を「Nゲージ」と呼びますが、小学校高学年~高校生ぐらいまでの趣味の1つでした。(長くやっていたと思っていたのですが、年数にすると10年もやってないのか…)
お金がかかるのでやめたのだったと記憶していますが、いつやめたのかは記憶が曖昧です。
たぶん、大学生になって車に乗るようになり、関心が車の方に向いてしまったのだと思います。
ちなみにKATO派で、TOMIXはディテールがイマイチという印象で、ほとんど買ったことがありません。
この画像の車両も、全てKATO製品です。
グリーンマックスのキットもそこそこ作っていましたね。
そんなNゲージですが、ディスプレイケースを見つけたことで少しだけ復活しました。
(5年前に、ふと思い出したように後述の近鉄10100系旧製品のモーターなしジャンク扱い品も買っていたのですが、飾ることもできず眠らせていた。)
走らせるつもりは全くなく、完全にディスプレイ用途です。
30年以上のブランクがあるわけですが、販売方法の変化には戸惑いました。
鉄道模型に限らずプラモデルやミニカー、フィギュアも同様なので時代の流れなのでしょうけど、発売数ヶ月~半年以上も前に予約を開始し、発売から1年もしないうちに通常在庫はなくなり、プレミア価格でしか買えなくなってしまう…
フィギュア等と違って、予約開始直後に売り切れることはないのは幸いですが。
しかし、今年のカタログに載っていても買えないなんて変じゃない?
カタログに載せている以上、生産し続ける必要があるんじゃないでしょうか。
再生産されることもあるようですが、早くても軽く5年後とかでは。。。(そしてそのほとんどが再生産の望みなし)
同じ金型で長く売り続ける方が儲かると思うのですが、なぜ?
昔は一度新製品として発売されたら当面は生産中止になることはなく、いつでも買えました。
もし店頭になくても取り寄せすればすぐ入手できたんです。
実物自体が今ほど種類が多くなかったというのもあるんでしょうが、主要なものはラインナップされ、それらを元に手を加えて自分のモノにしていました。
今のこの売り方、鉄道模型に興味を持った小中学生がブルートレインを買いたいと思っても(←例が古いですが)簡単には揃えられないんです。(しかもセットばかりで単品がほとんどない)
こんなんじゃいずれ廃れてしまう趣味になってしまうのでは。
定番の牽引機、EF66すらKATO製品は買えないという…(いや、もう実物が走ってなければ定番とは言えないのか…)
↑このブログを少しづつ書いている間に、EF66 27が発売予定になりました。
(^^;
売り切り方式になったメリットとしては、昔は自分で作るしかなかった特定番号機とかが発売され、昔では考えられない充実ぶりではあります。
「クモハ53 007」や「EF57 1」が製品化されてるのを知った時の驚きといったら!(すでに定価で買えなかったので持ってません)
もっとも、せっかく製品化されても、買えないんじゃ意味ないのですが…
昔は昔で、「何年たっても製品化されない発売予定品」が結構ありました。(笑)
価格は、意外と頑張っているのではないでしょうか。
人件費も昔とは比較にならないほど高騰している現在、製造した数多くの部品から組み上げて完成品として販売している割には安いと思います。
ただ、この1年での値上げは酷いですが。
24系25形「銀河」9両編成の値段には唖然としました。
特別な車両が入っているわけでもなく、すでに製品化されている車両を組み合わせた程度なのに、軽く1.5倍の値段じゃない?
この調子で値上げされるのなら、再生産を待つよりも、定価より高く売ってる転売ヤー的なショップで少し前の製品を買った方が安く上がるのでは。
車両自体ですが、21世紀になって革新的な技術導入でもあったのか、手を加える必要がないほどディテールが向上しています。
後述の「ななつ星」や「EF55」を手に取って見た時は悶絶です。
別パーツの細かい手すりなんて、昔は自分で真鍮線から作るしかなかったのですが、最初から付いている!(製品によってはユーザー取付)
車内も製品によってはすごく細かく作られています。(寝台車のハシゴとか)
ボディマウントのカプラー(連結器)なんて、昔は夢のまた夢、連結面間隔も狭いし、これでカーブを曲がれるのか不思議でしょうがないです。(走らせてないから良く分かりません…)
そのおかげで四隅の床下機器も省略されずに付いています。
また、形状的にいかにも繋げそうな自動連結器はまだしも、電車の密着連結器が実際に連結できるなんて、プラ素材の性能のおかげでしょう。
そのカプラーですが、割と新しいであろう製品に台車マウントのものがあるのは疑問です。(過去の製品をちょこっと変えて新製品に仕立て上げただけ?)
せっかくリアルなボディマウント式を開発したのなら、それ以降に台車マウントの製品を発売するのは変では?
メーカーとしてどうしたいのか方向性が見えません。
そしてカプラー自体も種類が多く、相互連結できないものもあったりして、「どのメーカーの車両でも連結できるように」と、かつて各社にアーノルドカプラーを提唱したKATOがそれでいいの?
「急行さんべ/かいもん・日南」の編成図を見た時は笑うしかなかったです。

車両間がアーノルドカプラーのところもあれば、KATOカプラーのところもあり、そのKATOカプラー自体も3種類が混ざっている…
新製品として売り出すなら、そういうところは部品を変更し、編成として揃えるべきなのでは。
屋根上のベンチレーターも、別パーツで精巧に表現されている車両と、昔ながらの屋根一体の車両(側面のディテールが省略されていて一目で違いが分かる)が混在した状態でセット売りするのはいかがなものか。
他にも、昔はEF58の空気ダメは台車のほうに付いていましたし、電気機関車はスカートも台車マウントでカーブの度にスカートまで動く有様でした。
先台車がスカートに覆われているEF55なんて、製品化不可能と思われてました。(真鍮製のキットが販売されていましたが、素人に組めるシロモノではなかった…)
蒸気機関車も、昔は運転台にモーターがはみ出してましたし、実物にはあるボイラー下の隙間もありませんでした。
電車や気動車のモーター車の床下機器は今もイマイチですが…
なお、私は現役当時(?)は「銀河モデル」のパーツでディテールアップしていました。
現在は最初からスポーク車輪が付いていたりしますが、車輪を交換したり、ナンバープレートの変更やエアホース、床下機器の追加、人気のEF58なんかはパーツも豊富で前述の空気ダメのボディマウント化、SGダクトやベンチレーターの交換、避雷器や信号煙管、ホイッスルの別パーツ化など、いろいろやりましたね。
EF58では地元広島独特仕様の62号機に仕立て上げたり、EF65をベースにEF67(当時は1号機しか実物がなかった)を作り上げたり、子供ながらよくやりましたわ。
(鉄道模型以外でも、今のようにパチ組みできるプラモデルなんてものはなく、全て接着材使用、マスキングして全塗装が当たり前でしたからね…)
懐かしくなって「銀河モデル」が今もあるのか検索してみたら、どうやら営業休止中のようで…
未使用のパーツも実家にたくさん残ってるはずですが、高く売れないかな。(笑)
一方、車両自体の変化に対し、パワーパック(コントローラー)やポイントスイッチのデザインが40年以上変わっていないのには苦笑しました。(最近、黒色に変更されましたが、それまで色も昔と同じ画像の水色でした)

いや、惰行やブレーキの感覚を体感できるようにしたり、もうちょっと運転台風のリアルなデザインにしたりしましょうや。
しかも、昔は電源内蔵だったのがACアダプターになった分、改悪されています。
さて、数ある製品の中から選んで購入した、サムネ画像の車両についての思い(?)です。
機関車と客車では、あり得ない組合せもありますが…(国鉄時代の機関車とJRマーク付の客車とか)
(全てKATO製品で、カッコ内は品番、ケースに収まるよう編成は短縮しています)
1段目
・500系新幹線「のぞみ」8両基本セット(10-1794)

一般人が鉄道車両を型式で呼んだ唯一の名車じゃないでしょうか。
時刻表に形式が記載されるようになったのも500系が登場した時ではないでしょうか。(適当)
登場から25年を過ぎても未だに人気の素晴らしいデザインです。
ただ、出張を終えて東京から4時間乗るとなると「う~ん、700系にしとくか…」ってなったけど。(笑)
2段目
・D51 200(2016-8)+ 35系4000番台<SL「やまぐち」号> 5両セット(10-1500)

見た目は子供、頭脳は大人…じゃなかった、「見た目は旧式、最新技術で製造って、リアル銀河鉄道999じゃん!」と思いました。
この秋、やっと実物に乗りましたよ。(12系時代は何度か乗りました)
12系と違って、機関車の音が車内スピーカーで流されることはなく(賛否両論あったはず)SL牽引の実感が薄かったです。
3段目
・EF58 後期形 大窓 ブルー(3020-1)+ 寝台特急「さくら・はやぶさ/富士」24系 9両セット(10-1799)

大窓のまま残った有名機ですから、迷わずナンバーは「EF58 53」を選びました。
ブルートレインも結構いろいろ乗りましたね。
あさかぜ、はやぶさ、北斗星、ゆうづる…他にも乗ったはずですが。(寝台電車、583系も)
乗るのはいつも上段寝台で、通路の折畳みイスに座って車窓を楽しんでました。
最初に乗ったのは小学校2年生の時の夏休み、親戚一同(大人は祖父母だけ)の東北旅行で、台風の影響で2時間遅れ(今のJRなら即運休だろうな…)となり、広島駅で待ちぼうけたのをよく覚えています。
で、上段寝台の落下防止ベルトの間をすり抜けて落ちたらしく、気がついたら床で寝てました。(爆)
4段目
・クルーズトレイン「ななつ星in九州」8両セット(10-1519)

専用バスだけは実物を見たことがあります。(笑)
金額的に、乗ることは一生ないでしょう。
ちょっと迷いましたが、これは買えるうちに買っておかないと後悔すると思いました。
E655系「和」やトワイライトエクスプレス瑞風なんかも欲しいんですけどね。再生産を待つしかない。
(四季島やカシオペアみたいなのはあまり好みではない)
(追記)
このブログ投稿の約1ヶ月後、E655系再生産決定!
たぶん価格改定なしで、Joshinでは定価の74%!
定価の2倍、3倍やそれ以上で売ってる輩、ザマーみろ。
5段目
・EF58 初期形 大窓 ヒサシ付 青大将(3048)+ 特急「はと」青大将 7両基本セット(10-234)

昔から欲しかった青大将編成、ついに揃えた!
70年近くも前に、わずか5年ほどしか走っていなかったのに、未だに製品化されるって、すごいですよね。
EF58は、晩年は広島運転所にいた38号機にしています。
客車は、リベットだらけのマイテ39よりもすっきりしたマイテ58のほうが好きなので「はと」編成にしました。
6段目
・EF56 1次形(3070-2)
・58654「SL人吉」(2028-2)+ JR西日本 マイテ49+旧形客車 4両セット(10-1893)

EF56は、確か最後の方まで残った記憶のある6号機にしています。
昔だったら、間違いなくEF59 21に改造していたでしょう。(笑)

58654は、復活当初に熊本駅まで撮りに行きました。
門鉄デフのSLが欲しかったのと、引退決定を知って購入。

マイテ49ほかの編成は、マイテ49に(短区間ですが…)実際乗ったこともあるし、昔、マイテ49旧製品と他社製品を組み合わせて揃えてました。
上に書いた、「別パーツと一体が混在しているベンチレーター」がこのセットです。
オハフ33屋根セットが発売予定なので交換します。。。
7段目
・近鉄10100系<新ビスタカー>(改装型)A編成+B編成 6両セット(10-1909)
・EF55 高崎運転所(3095)

近鉄10100系は、「三つ子の魂百まで」と言いますが、幼少の頃には夏休みを近鉄沿線で過ごしていまして、羨望の眼差しで見ておりました。
この車両の引退年を調べると、かなり小さい頃だったはずなのに、今でも忘れられないです。
そんなわけで、冒頭に書いたように「(昔はなかったけど)もしかして製品化されてないかな?」と検索して発見したのが旧製品なわけです。
そしてこの度、趣味復活に合わせるかのように、自分が見ていたのと同じ引退直前の仕様が発売され、旧製品を持っているだけに少し迷いましたが、買わなければ後悔すると思って購入しました。

EF55は、最初のほうに書いたように完成品として製品化される日が来るとは思っておらず、迷わず買いました。
発売から時間がたっても意外に在庫が残っていますが、手間のかかった一品だと思います。
8段目
・80系300番台 飯田線 4両セット(10-1384)
・クモハ52(2次車)飯田線 4両セット(10-1765)

80系は、国鉄だけでなく私鉄まで、電車だけでなく気動車や機関車まで大流行したデザインの名車です。
地元広島では、3枚窓の初期型のほうばかりだったのではないかと思いますがね。

クモハ52ほかの飯田線編成は、当時の雑誌でよく採り上げられていた編成です。
窓幅の狭い一次車編成も発売されていますが、張上げ屋根ですっきりした側面のこちらのほうが好みです。
ケースに入らないので仕舞っていますが、他にも機関車を中心に、お気に入りの車両を持っています。
昔は「パノラマエクスプレスアルプス」「サロンエクスプレス東京」「185系200番台」「113系2000番台」などを買った覚えがあります。
もちろん機関車は多数揃えてましたし、単品では24系25形や、1両たった800円とかだった初期の20系(すごいチープな造りでした…)などもありました。
パノラマエクスプレスアルプスは、きれいな状態で残っているはずですが、探せずにいます。。。