
いや、実は2機目なんです。
1機目は「Habsan X4 H107D Plus」だったのですが、高度維持機能がないため操縦困難で放置してました。(汗)

購入当時はスマホを持っていなかったので、モニタ付き送信機の機種から選んだのでした。
浮上させると、無風の室内にもかかわらず、すぐ右へ左へ流れていって、壁にぶつかって終了。(チーン)
その場にとどまらせるにはトリム調整が必要なのでしょうが、調整する前にぶつかるんですからどうにもならない。
そしてプロペラが剥き出しなので、衝突=プロペラ破損 です。(翼端が曲がります。)
広い屋内でもやってみましたが、右往左往しながら なんとか1分間ぐらいは飛ばし続けられるものの、結局トリム調整がうまくいかず、最終的にはあらぬ方向に飛んで行って終了。
最低でも日本語の取扱説明書がないと、どうにもならないです。。。
あっ、日本の文字が書いてあるだけではダメです。“日本語”になってないと理解不能ですから。
今回は高度維持機能を必須に、H107D(上の写真の通りプロペラガードなし)でプロペラガードの重要性も感じて、少々ぶつかってもプロペラが破損しないような、しっかりしたプロペラガード装備の機種から検討しました。
ボタン1つで戻って来る「ワンキーリターン」も欲しいところですが、価格的にGPS付きは無理なので着陸機能のみで我慢します。(GPSなしでもイケる機種もあるようですが。)
ただ、これと言った目的はないので、自分がどうしたいのか分からず迷いました。
いわゆる安価な「トイドローン」にするのは決まっていますが、値段もピンキリ。
720P以上のカメラ付きでも下は5,000円を切りますが、上は3倍以上。
まずは安価なもので練習してみるのか、最初から良いものを買ってみるのか。
などと考えていると、ええい、H107Dに費やしたお金がもったいなさすぎる!
たくさんの機種をネットで見比べながら検討するのは困難なので、わざわざ比較表まで作ってじっくり考えます。
安価なものはバッテリーが本体内蔵で、バッテリーが切れる度に何時間も充電しなければなりませんので却下。(この安価なものでとりあえず練習してみるという選択肢もあるので迷いましたが。)
交換できる機種でも、肝心の交換用バッテリーが市販されていなかったりしますし、消耗品とも言えるプロペラすら入手可能なのかはっきりしないものが多かったです。
20機種ぐらい検討していく中で、高い方から、「AEE AirSelfie」「DBPOWER U818A PLUS」「Holy Stone HS220」「Dwi Dowellin D7 Wifi」などが有力候補となりましたが、希望を完璧に満たすものが1つもないので悩みます。。。
↓AirSelfie

↓U818A PLUS

↓HS220

↓D7 Wifi

なお、わざわざ外に飛ばしに行く気もありませんので、室内でも飛ばせるような10cm未満の小型のものが希望ですが、マイホームの外観を撮ってみたいので、あまり小さく軽すぎると「そよ風」程度でどっかに行ってしまいます。
それにしてもフリップ機能の意味が分からん。(笑)
撮影には必要ないし、遊ぶためなら自力でやらないと意味がない。
ボタン操作1つで簡単にできることを知らない人に「こんなこともできるんだぜ!」と見せびらかすための機能でしょうか。
悩んだ末、結局・・・
F-4 Phantomで有名なDJI社が関わっている(決して開発・製造元ではないのですが…)「Ryze Tech Tello(テロー)」にしました。

超☆無難な選択です。IntelのCPUが使われているアレです。
「アレ」と言いつつ、今回購入を検討するまで聞いたこともなかったですが。(爆)
テレビ業界で使われているのって、たいていPhantomですよね。(私が見る番組では。)
あの業界のカメラの価格を考えたら、ドローンなんで鼻で笑っちゃうほど安いものですが、画質的には十分じゃないですか。
まあ近年はハンディタイプのカメラも多用していますけど、そもそも、テレビ放送の画質で何千万円もするようなカメラが必要だったんでしょうか!?
このTello、プロペラガードが簡易なものだったので候補からは外していたのですが、社外パーツが用意されていることを知って候補に急浮上。
車で言えばインプレッサなどと同様に、メジャー製品はアフターパーツも充実してます。
ただ、他の製品と違って送信機はセットになっておらず、スマホアプリでの操縦か、別売りの送信機を買うことになります。
スマホでの操作には不安がありますが、まずは送信機なしでやってみます。
予備バッテリーも、とりあえずは買わないでおきました。
(で、このブログをアップする頃には両方とも買いましたけどw)
それにしても、どこも12,800円均一価格なのが非常に気に入らないです。
絶対にメーカーが規制してますよね。
Amazonに至っては、ポイントすら付かない。
なので、1%×4倍(私の場合)ポイントの付く楽天のDJI公式ストアで買いました。
DJI公式ストアも各種ショップも同じ価格なんですから、リスクを冒してまでショップで買う意味がないです。(まあ、TelloはDJI製品ではないのでTelloの公式サイトではないのですが。)
これを取り扱うショップのメリットは何? リベートでもあるんですか?
実店舗であれば、「Telloを扱っているとお客が来る」というメリットも考えられますが。
ところで、現代における革命的機器と言えば、携帯電話とドローンだと思ってます。
小学校高学年~厨房の頃、1/10スケールの電動RCカーを持っていたりしましたが、その流れで当時はラジコンヘリを飛ばすのが夢でした。
広島にはヒロボーという一流の専門メーカーもありますし。
本体と送信機、その他必要品の計算をし、想像を巡らせたところで終わりましたけどね。(爆)
もし手に入れたところで、安全に飛ばせる場所もなければ、RCカーとは比較にならないほど複雑な送信機の操作もロクにできなかったであろうことは想像に難くないです。
それを思えば、簡単に安定した飛行ができ(←H107Dでは撃沈しましたがw)搭載したカメラの映像を見ながらの操縦もできるドローンは、なんとすばらしい!
しかしまあ、TelloもDJIのドローンも「Made in China」なんですよね。(その他のトイドローンもほとんどそうでは?)
中国企業というだけで、開発者自体が中国人とは限りませんが、もう「チャイナクオリティ」なんて言ってはいけません。
日本、ヤバイぞ。
(購入後)
恐る恐る自宅の室内で起動してみると、見事にその場で浮上したまま静止!
着陸もワンタッチなので安心です。(そういえばH107Dでは墜落ばかりで着陸させたことがなかったw)
スマホ画面のバーチャルスティックは指の状態に影響されるのでやはり使いづらいですが、写真撮影程度の使い方なら問題ないです。
画質は、一昔前のコンパクトデジカメ程度で残念ですが。。。
広い室内でも飛ばしてみましたが、操作をやめるとその場にとどまってくれるので安心して使えます。
これができないのは
「もはやドローンではない」と言っても過言ではないでしょう。
狭い通路なんかも、初心者でもゆっくりであれば通すのは簡単です。
ただ、機体の真後ろを見ながら前方に飛ばす時は良いのですが、それ以外の方向は慣れないと操縦が難しいです。
常時カメラ映像が見えているので、ドローンに乗った気持ちで操縦すれば良いのですが、特にビデオ撮影モードの時には視界が狭すぎて壁や天井にぶつかる恐れがあります。
いちおうフリップ機能も試してみましたが(笑)バッテリー残量が50%を切ると、その他の機能も含めて一切できなくなるのが不満ですね。
すぐに予備バッテリーを注文しました。
何度か室内で練習しましたが、たったの80gとはいえモノを浮上させるのですから当然のことながら、真下はすごい風です。
紙類は散乱しますし、棚の上を越えようものならホコリが舞い上がります。(汗)
安心してあちこち飛ばすようになると、スマホ画面での操作では上手く反応してくれないことがあるのが気になりだし、送信機も買ってしまいました。

Bluetoothでスマホに接続して使うコントローラーなのですが、プレイステーションのアレと同じ形状です。
ゲームには詳しくないのですが、こういう意匠って商標登録されていないんでしょうか?
せっかくなのでマウス代わりにこれでiPhoneを操作できれば良いのですが、Telloのアプリ以外には反応しません。(何らかの設定をすれば良いのかもしれませんが、取扱説明書に書いていないので分かりません。)
スピードを上げたり、壁や天井、モノに近づいたり、部屋を移動したりと練習していくと、いくらTelloとはいえちょくちょく落下させてしまいましたが、プロペラガードのおかげでノープロブレムです。
接触によってプロペラガードがずれ、プロペラがプロペラガードに当たって墜落する感じです。
プロペラガードにはプロペラによって刻まれたキズがありますが、プロペラの方は交換するほどのダメージはありません。
また、本体も覆う社外品のガードなので、真っ逆さまに落下しても本体にキズが付くことはありません。

しかし、なんだかホバリングできずに流れてしまうようになり、画面を見ると「ビジョンポジショニングシステム無効」と出ているので、「ついに壊してしまったか!」と焦りましたが、何のことはない、周囲が暗すぎて高度維持機能等が利かなくなっているだけでした。

↑(諸事情により画像処理で画面を暗く落としており、実際にはこんなに暗くないです。)
アイサイトのように(笑)本体下面にはステレオカメラと気圧センサーがついており、どうやら画像を認識してその場にとどまっているようです。
そのおかげで風に流されても(真下の画像が記憶されている)元の場所に戻ろうとするんだそうです。
そのため、無地や同じようなパターンの繰り返しの真上は弱いみたいです。
自宅では階段を上り下りしようとしてみたのですが、階段の1段1段が同じパターンの繰り返しになっているからか、あるいは高さが細かく変化しているからか、どうも安定して飛ばせませんでした。
まあ、なんだかんだ言っても室内では十分でしたが、屋外ではなかなか飛ばせる場所がないです。
広い場所と言えば大小の公園を思いつくでしょうが、まずマナーとしてダメでしょう。
大きな公園ではドローンの飛行禁止が明示されているところもあります。
ちゅうか、人に見られたら恥ずかしい。(苦笑)
田舎にドライブに行った先で、誰もいない広い場所を見つけるしかないですね。
このブログ用にサンプル画像を撮ってみようと、ちょいと寄り道して屋外初飛行してきました。
誰もおらず交通量もない広場を見つけるのはなかなか大変です。
開設工事中で行き止まりの林道に行こうと考えていたのですが、残念ながら入口から立入禁止になっていました。。。
この日は風が少しあったのですが、木に囲まれた広場を見つけてテストしました。
木に囲まれているだけに少し暗くて良い場所ではないし、写真を撮ってもつまらない場所ですが仕方がない。
恐る恐る飛ばしてみると、屋外でも安定してます。

これまで屋内でせいぜい2mぐらいの高さまでしか飛ばせませんでしたが、高く飛ばしても問題なし!

これなら目的の1つであるマイホームの撮影も難なくできそうです。
ただ、Wi-fiの電波が途切れがちのようで警告が時々出ます。
障害物など全くないのに、10mぐらいしか電波が飛ばないのか!?
さて、問題は飽きずに今後も使い続けるかどうかですが…(爆)
(2018年11月8日追記)
屋外で飛ばしていてロストしかけました。(汗)
少し風があったので注意を払いつつ高度を上げましたが、相変わらず安定しているので移動してみたところ、スティックを離しても止まらない!
そのまま流されるように飛んで行き、立木に引っかかってしまいました…

(蹴ってもビクともしない木で、棒や牽引ロープ(笑)なども届かない距離だったので、石を投げ続けること30分超、何十回投げたうちのわずか2回の攻撃で地上に落下させることができました…)
落ち葉がたっぷり積もった地面への落下ということもあって、幸い、プロペラ1個の紛失だけで済みましたが、その後もなんか調子がおかしい…
室内でもほんの3mぐらい離れただけで操作を受け付けなくなります。(映像や録画はその間も取得できています。)
起動時に「強い電波干渉があります」という見慣れぬメッセージを見て悟りました。
てっきり上空の風に流されてコントロール不能になったのだと思っていたら、送信機と同じBluetooth接続の
スマートウォッチです。
このスマートウォッチを購入してからTelloを飛ばすのは この日が初めてだったんです。
時計の設定でBluetoothを切れば大丈夫なのでしょうか、それだけでも不安があるので飛ばす日は前の時計を使おうかな。。。
ところで、これまでは飛行高度が10mに制限されていたのですが、ファームウェアのアップデートで30mまで変更できるようになっていました。(それ以前にも、非公認アプリで制限を解除できたようです。)
地面からの距離が離れすぎると当然ビジョンポジショニングシステムは利かないようですので、30mは危険だと思いますけどね。
我が家の高さが10mくらいなので、15mに設定しました。
まだ家の写真は一度も撮っていませんが。(爆)