
車のSNSで、いったい誰に向けて書いているのか、自分でも良く分からず申し訳ない。(汗)
(煩雑になるので、人名は敬称略としていますがお許し下さい。)
不覚にも、
マクロスDELTAの「Walkure(ワルキューレ)」にハマりました。(正確には、「u」はダイエレシス付き文字ですが、うまく表示させられる自信がないので。。。)
地元民放でのテレビ放映はありませんでしたが、約2年前の放映開始直後に第1話をYouTubeで観たことはあったんです。
しかし、ヒロイン・フレイアの独特の言葉遣いが萌え系アニメのようだし(←萌え系アニメは観たことありませんがw)バルキリーの上に飛び乗って生身で敵に突撃したり、瓦礫の中から復活する歌姫・美雲の超人ぶりや、バルキリーもきれいに整列したりポーズを取ってるのが好きになれなくて、「まあ、DVDが安く手に入るようになった頃に買えばいいや」とスルーしたのでした。

(頭部機銃を跨いでいて、うっかり変形したらタダじゃ済まない)

(いちおうドローンが守っているという設定らしい)

(このダンスはさすがに…)
このワルキューレのメンバーが戦えるのは、投影や防御のためのドローンや服に仕込んだガスジェットを活用しているという設定で、バルキリーのポーズ等はエアショーを兼ねているという設定だと後で知りましたが…
いちいち「フォールドレセプター、アクティブ♪」とか言って確認するのも幼稚な印象を受けましたね。
現在、有名どころからご当地モノまで、
やたらと人数が多くて「みんなで歌ってる」アイドルグループがいますけど、そういうのが好きではないんで、5人構成というのも抵抗ありました。
ジャニーズとかもそうですけど、
多人数なのにただ同じパートを歌っているの(ユニゾン)って、素人っぽくてイヤなんですよね。
第1話で最初に流れた曲が(主人公の乗る重機?=ワークロイドに備えられたプレーヤーから流れてくる)「ジリティック・BEGINNER」というキャピキャピ系(?)だったのも興味を削ぐ原因でした。
また、5人にそれぞれパーソナルカラーが設定され、「ももクロ」の真似かと思いましたし。(よく知らないので調べてみたら、あちらが5人体制の時は全く同じ色じゃないですか! ついでにいうと脱退したメンバーも両方水色w)
また、「戦術音楽ユニット」と聞いて「マクロス7」の失敗作(ぉぃ)「ジャミングバーズ」をイメージしました。(苦笑)

↑戦場が怖くて歌うどころではない(笑)
上にも書いたように値段が下がったらDVDを購入して観ようとは思っていたんですが、1枚で完結できる(=試しに観るのには都合の良い)劇場版が出ているのに気づいて購入したのが昨年11月下旬。
1度視聴してみた時は…子供に邪魔されて内容が全く入って来なかったのでもう1度再生。(爆)
あら、1人低いトーンで割って入る美雲(歌:JUNNA・じゅんな)の歌声がカッコイイ!
歌声は全く異なりますが、どことなく、
1人飛び抜けて上手い「うしろ髪ひかれ隊」の工藤静香を連想させます。(爆)
ああいう歌い方は素人のど自慢的な番組に出てきそうで珍しくはないと思いますが、当時15歳と知って評価アップ。
同じく15歳で歌手デビューした(はずの)高畑充希(デビュー当時、歌手としては「みつき」名義)以来の衝撃でした。
高畑充希はNHK朝ドラで有名タレントの仲間入りをしましたけど、私はそれよりずっと前から注目してました。(←自慢)
近況は知りません。(笑)
さて、話は逸れましたが、YouTubeでワルキューレのライブ映像を観てみると、決して口パクなどではなくコーラスも含めて5人でCDそのままに再現するなど、5人ともソロでやっていけそうなほど歌唱力があり、「この子らすごい」と思いました。(同時に、CDと違わぬ生演奏を披露してくれるミュージシャンの方々もすごいですよね。)
「お遊戯」と揶揄されるアイドルグループとは違います。(実際に聴いてないのでどんなレベルかあまり知りませんが…)
何の知識もない時点では、声優とは別にどこかのアイドルグループが歌だけ担当しているのかと思っていたのですが、なんと5人中4人は声優が実際歌っているとは。(しかもほぼ新人)
これで終わらせてしまうのはもったいない完成度です。
「誰がメイン」「誰が高音」などと決まっているわけではなく、5人が曲によって様々なパートを担当(極端な場合は1単語ごとに変わる)するし、同じ曲でもアニメ内では話の展開によってパートがガラッと変わってきたり、「自分がどこを歌うのか」を把握するだけでも大変そうです。
まだ劇場版は今後もこのDELTAの新作が出ることになっていますが、ずっと活動を継続して欲しいなぁ…
しかし、最近の声優さんは声だけじゃダメっぽいようで、大変ですね。(特に男性は、主役抜擢者でも後が続いてないのでは…)
絶対に顔も審査項目に入ってますよね。
時代が違っていれば、昭和の(昭和からの)多くの名声優は生まれていなかったかも…
顔も揃っている名声優って、そんなにいないのでは。
「マクロスF」あたりからのファンはどういう経緯で興味を持たれたのか分かりませんが、私は最初の「超時空要塞マクロス」をリアルで知る世代です。
決して萌え要素ではなく、ロボットアニメとして好きだったのです。(強調)

ただし、当時は習い事をしていてテレビ放映が観れず、ビデオに録画して観ることができたのはその後番組である「超時空世紀オーガス」の途中からでした。(確か放映は日曜日の14時からではなかったかと思います。)
マクロスも1度くらいは観たような気もしますが、興味を持ったのはマンガ雑誌の「コロコロコミック」で紹介されていたからで、ストーリーなど知らないままプラモデルを買ってました。
行きつけの模型店で設定資料も載ったプラモデルの本(マクロスからオーガスへ)をもらったのも大きいです。
余談になりますが、その模型店では店長(店の名前を頭に付けて「○○のおっちゃん」と皆呼んでました)の子供と間違えられるほどカウンター内に居座ったり良くしてもらっていて、アイスをおごってもらったり、店番までやりました。(笑)
進学して少し離れている間に店を閉められてしまい、お別れが言えなかったのが今でも心残りです。
「探偵ナイトスクープ」に人捜しを依頼しようか…(笑)
ちなみに後述の広告代理店「ビックウエスト」の畠中氏に似ています。(爆)
マクロスに話を戻しますと、合体したり組み替えて形状を変えるロボットは多々あれど、実在する飛行機(F-14がモデル)とソックリな状態から無理なくロボットに変形するのが好きになったポイントです。

「ロケットパーンチ」などと
事前に攻撃手段を敵に教えたり、格納スペースのない場所から
ミサイルが無尽蔵に湧いてきたり、変形や合体にやたらと時間がかかったり、
ムダにポーズを取って隙だらけになる(で、その間 敵は攻撃もせず待ってくれているw)のは戦場ではおかしいと 子供ながらに疑問に思っていたので、それらを一切排除したリアルさも最高です。
大きさも、「身長57m・体重550t(by コンバトラーV)」もあったら動く度に周囲は大地震ですから、ガンダムもそうですけど、ロボット状態で高さ10数m(後番組のオーガスに至ってはわずか8.7m)が限度でしょう。
また、「ガンダム」のように主役メカをタイトルにするのが一般的なところ、マクロスは戦艦の名前なのも目新しい点でした。(もちろん「ヤマト」のように戦艦がメインだったら別ですが。)

↓ちなみにこの巨大戦艦も人型に変形します。

ガンダムだったらタイトルが「ホワイトベース」になってしまいますが、それじゃ人気アニメにならなかったかも…(笑)
ちなみに「バルキリー」というのは本来は主役メカの可変戦闘機「VF-1」だけに使うペットネーム(F-14ならトムキャット)なのですが、それが今では可変戦闘機自体を表す言葉になっています。
自分の車は両足を使うミッション車だけに、運転している時は、こんな感じでバルキリーを操縦している気分です。(笑)
いちおう車のSNSですから車関係も挙げますと、こんなのもありました。

スバルのアイサイトを紹介した冊子ですが、このトラ○スフォーマー的に車が変形したらしきメカのデザインを見て、「もしや?」と思ってよく見れば、やはりマクロスと同じ河森正治氏によるデザインでした~。
なお、上で例としてあげたガンダムはファーストのみしか観ていません。(人気の出た再放送ではなく、初回放送を観ているはず…)
でも、ガンダムのプラモデルもけっこう作りましたよ。(ちなみに初代マクロスのプラモデルはイマイ・アリイの金型を利用して?バンダイから再販された時に大量に買ったのが未着手のまま眠っています。その少し前は、小さな模型店を巡って当時モノを掘り出さないと入手できなくなっており、再販に飛びついたわけですが。まさか、何十年たってもどんどん新製品が出るとは夢にも思いませんでした。。。)
観ればきっと面白いと思うんですけど、シリーズがたくさんあるだけにハマるとヤバそうで、観ないようにしています。(笑)
でも、YouTubeでマクロス関連を見ていると、関連動画に出てくるので、ついつい観てしまいました。
やっぱ、人気になるだけあって、ストーリーも作画も素晴らしいですね。
ところで初代マクロスは広告代理店である「ビックウエスト」の製作ですが、広告代理店がアニメを作る(スポンサードする)というシステムがいまだに理解できません。
広告代理店って、そういう会社だったん?
ちなみに「○○○製作委員会」という名称…マクロスも現在ではそうなっていますが…が、なんか気取っている感じがしてイヤです。
元々アニメなんて1社で作れるわけないし、いつからこういう言い方をするようになったのか。
委員会って、実体はなんなのよ。
【超時空要塞マクロス】(以下、便宜的に「初代」と表現しています)
舞 台:2009~2010年(最後に2012年のシーン)/地球・太陽系
放 送 年:1982~1983年
話 数:36話
主 人 公:一条 輝(長谷 有洋)17歳
主人公機:VF-1(VF-1J・VF-1S) バルキリー
歌 姫:リン・ミンメイ(飯島 真理)15歳
(年齢は、劇中で誕生日を迎える前/以下同じ)

一条 輝

リン・ミンメイ(都合により劇場版)

VF-1J

VF-1S
すでに書いたように、当時としては画期的なアニメでした。
まず、歌手と声優が兼務なのに驚きました。(当時、驚くべきことだったのかどうかは分かりませんが。)
関西芸人が揃いも揃って声優を担当した「じゃりン子チエ」以来の衝撃でした。(爆)
飯島真理って、ミンメイの前から歌手(シンガーソングライター)だったのだと思い込んでいたんですが、中島愛や鈴木みのりと同じくマクロスでスタートしたんですね。(オーディションを受けたのか、指名なのか分かりませんが。)
リアルさを追求した戦闘シーンもさることながら、決戦で最終回を迎えるのではなく、その後の物語が続くのも従来のアニメにはなかったと思います。
全36話のうち決戦が27話で、その後に9話も続くんですから…
しかもその決戦後の内容が以降マクロスシリーズの代名詞ともなる三角関係って、子供向けではナイ。(苦笑)
主人公が決して強くはないのも、新しいところでしょうか。
何度も撃墜されますし、
決戦の舞台で早々に戦線離脱するとは。(苦笑)
↑年齢を調べるのにWikipediaを見てみたら、そう思っていたのは私だけじゃないようで、全く同じことが書いてありました。
ところで、「リン・ミンメイ」はその後のシリーズでは“伝説の歌姫”扱いですけど、この時点では歌自体には何の力もなく、敵であるゼントラーディがただ「初めて歌(=文化)に触れてショックを受けた」だけだったと思うんですけど。(笑)
当時にもリアルでいそうなわがままアイドルで性格もよろしくないし。(笑)
現在、スマホゲームの「歌マクロス」をやってますが、このシリーズだけ曲のテンポが違いすぎて調子が狂います。
可変戦闘機VF-1は、モデルとなった実在のF-14も変形できるんではないかと思ってしまうぐらい非常にシンプルな変形ですが、他のVFと違って脚の付け根部分が成立していません。(人型のバトロイド時に機首から脚が生えているが、戦闘機形態のファイターの造形と辻褄が合わない)
いや、非常に無茶な設定資料も見かけましたが、後付の資料では?
ちなみに後述の「マクロスゼロ」に登場するVF-0では、一部フィギュアの構造と同じように脚は細長いパーツで繋がっていて、確かに成立するようになってました。

↑とても強度が確保できそうな構造には見えませんが…
なお、ロボットと戦闘機の中間形態である、鳥型の「ガウォーク」も新しい発想です。
西暦2009年が舞台ということで、2019年である今では「過去の世界」なわけですが、制作時点で考えられた「未来」と実際との差が興味深いです。
当時も大きな携帯電話(?)はあったはずですが、現在のように小型化されることは想像できなかったのか、ロボット型公衆電話が人を呼びに来るシーンがあります。

写真(カメラ)も自動販売機ならぬロボット型の自動写真機です。
このへんは河森正治氏も感じているようで、「劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~」のライナーノーツに「自走電話しか思いつかなかったのがガッカリ」と書かれているのを発見しました。
しかし、10年以上たって創られた「マクロス7」にも自動(←走るほうの自動かw)販売機が登場してます。(笑)

まあ、初代は未来を想像した結果であるのに対し、こちらは「ネタ」だと思いますけど。
今観ると作画がかなり見劣りしますので、宇宙戦艦ヤマト→ヤマト2199のようにリメイクして欲しいですね。
ちなみに「ヤマト2199」は大まかなストーリーや音楽が昔と同じなのが良いです。
「2202」はまだ観てません…(早くDVDの値段下がれw)
【超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか】
舞 台:2009年/地球・太陽系
公 開 年:1984年
主 人 公:VF-1(VF-1A・VF-1S) バルキリー
主人公機:一条 輝(長谷 有洋)18歳
歌 姫:リン・ミンメイ(飯島 真理)17歳

VF-1A(スーパーバルキリー仕様)

VF-1S(ストライクバルキリー仕様)
これは劇場版で、テレビ版と設定などにやや違いがあります。
しかし、後に続くシリーズはこちらの世界の未来になっているようです。
ちなみにマクロス(SDF-1)のコールサインがなんと「デルタワン」でした。(マクロスDELTAのアラド隊長と同じ。マクロスFのマクロス クオーターもですね。)
機種や装備などが異なるほか、一番大きな違いは主人公が最終決戦で活躍する点です。(爆)

このブログを書くにあたって数年ぶりに観ましたが、劇場版だけあって、作画もしっかりしていて、ストーリーも素晴らしいし、現代でも通用する映画です。
交響曲風のBGMは、この時代の映画らしいですね。(銀河鉄道999と似てます。)
この主題歌「愛・おぼえていますか」は後のシリーズでもずっと歌われているし、アニメの主題歌なのに当時は何と「ザ・ベストテン」に登場していたとは!(同じ毎日放送だから、というのも大きいかも。)
【超時空要塞マクロスII】
舞 台:2090年代/地球
発 売 年:1992年
話 数:6話
主 人 公:神崎 ヒビキ(高山 勉)?歳
主人公機:SNNバルキリー(報道用w SNNは放送局略称)
(主力機:VF-2 バルキリーIIほか)
歌 姫:イシュタル(笠原 弘子)?歳
ウェンディ・ライダー(佐藤 幸世)?歳 ←戦いに関係ないので歌姫ではないか…

神崎 ヒビキ

イシュタル

ウェンディ・ライダー

SNNバルキリー(バトロイドにはならないけどガウォークにはなる)

VF-2
10年ぶりの作品ですが、「10年間、何をやっていたんだ!」と叱りたくなる作品です。(笑)
一気に2090年代と約80年も時代が飛びますが、スタッフが違うこともあり、他のシリーズとは別のパラレルワールドという設定のようです。
初代の80年後にもかかわらず、まるで同じ年代かと思うほど未来っぽくないですが…
OVAではあるものの、民放での放映があったので観たのですが、主人公は報道用機を操縦はするものの戦闘機乗りではなく芸能レポーターだわ、ストーリーとしては結局は「超時空要塞マクロス(TV版)」と同じ印象(独裁者に消されそうになった敵陣営の反逆で敵母艦を攻撃)で、好きになれませんでした。

ちなみに敵母艦は「愛・おぼえていますか」↓と似た印象です。

どう見てもサボテンの一種ですよね。(爆)
ただ、笠原弘子の歌は良かったのでCDは買ってありました。(で、DVDは近年購入)
歌は結構良いものの、ワガママアイドルっぽいウェンディのしゃべり方はムカツク。(笑)
ちなみに敵のエースは「アムロ」ですw(古谷 徹)
ただし、一部を除いて日本語は話しませんが。(爆)
当時はバルキリーがほとんど出てこず どんな機体かよく見えなかった記憶があったのですが、近年になってDVDを観てみると、画質が悪くはっきりしないながらも しっかり出てくるし、シンプル&スマートで他のシリーズにない装備も悪くないですね。
このブログを書くにあたって軽く観てみましたが、丸腰の報道用バルキリーで戦場に突っ込んでいくとは、「マクロス7」のバサラとイイ勝負です。(^^;
【マクロスプラス】
舞 台:2040年/惑星エデン・地球
発 売 年:1994~1995年
話 数:4話
主 人 公:イサム・ダイソン(山崎 たくみ)24歳
主人公機:YF-19(ライバル機:YF-21)
歌 姫:シャロン・アップル…なのか?
(兵藤 まこ/歌:新居昭乃・山根麻衣・Gabriela Robin・Melodie Sexton
・Raiche Coutev Sisters・ウ ヨン タナ …って多すぎだよ)

イサム・ダイソン

シャロン・アップル ※ヒロインは別の人(笑)

YF-19

YF-21
OVA作品と劇場版があり、DVD1枚で済む(笑)劇場版のみ持っています。
この作品から現代でも通用するリアルなアニメーションになりました。
いちおう敵は存在しますが、基本的には身内での争い(次期主力機の座をかけた争い)です。
ちなみに「YF」は試作機を意味しています。国鉄でいうと900番台。(笑)
ドッグファイトは見応えありますが、歌に関しては格調高すぎて興味が湧かず。
バーチャルな存在だけに、風貌も様々に変化するし、歌声(歌手)も変わります。
歌が流れていても、シャロンが歌っているのか、単なるBGMなのか区別が付かないんですよね。
後述の「歌マクロス」で「INFORMATION HIGH」という曲が出てきた時も、「そんな曲、あったっけ?」と思いましたし、歌を聴いても「そんな歌、あったっけ?」と思いました。
劇場版しか知らないのでOVA版はどうか知りませんが、イサムが防衛網をかいくぐって地球に突入する時に流れていた曲だったとは。
シャロンが歌っている姿がほとんど出てこなかったから、BGMでしかない…
歌で力を発揮するようなことは一切なく、洗脳の道具としてしか描かれていないのも異質でした。
あと、イサムのキャラがすごくイヤです。
(^^;;
ちなみに「ドローン」という言葉を初めて聞いたのはこのアニメでした。
もっとも、現代のドローン=マルチコプターではなく、本来の意味のドローン(無人標的機)でしたが。
【マクロス7】
舞 台:2045~2046年/バロータ星系
放 送 年:1994~1995年
話 数:49話+α(未放映話)
主 人 公:熱気 バサラ(林 延年/歌:福山 芳樹)21歳
主人公機:VF-19改 ファイヤーバルキリー
歌 姫:熱気 バサラ(林 延年/歌:福山 芳樹)21歳
ミレーヌ・ジーナス(桜井 智/歌:チエ・カジウラ)14歳

熱気 バサラ

ミレーヌ・ジーナス

VF-19改
リアルタイムでは観れない時間帯だったのでテレビ放映を録画しておいたんですが、ちょっと観てみるとバトロイド時に「顔」があったり、変形時にポーズを取ったり、歌がビーム状になって敵を攻撃するなど「なんじゃこりゃ」と呆れて観ずにいました。(敢えてロボットアニメ風に制作したのだと、後年知りました…)

ただ、録画だけはしっかり続けておいて、数年後に思い出したかのように観てみると福山芳樹の声にハマりました。
アニメでは珍しく、BGMが一切ない(演奏中の曲やラジオから流れる曲などが聞こえてくるだけ)だけに、最初から最後まで延々と何曲も聞かされて、バロータ軍のように洗脳されたわけです。(笑)
ちなみに遥か未来であるはずのマクロスIIの曲も結構使われています。
ストーリー面もなかなか良いと思います。
この作品では声優と歌担当が別の人となっており、ミレーヌとしての歌は良かったのですが、歌担当であるチエ・カジウラのCDを買ってみたら変な曲(失礼)ばかりでイマイチでした。。。
福山芳樹のグループ「ハミングバード」のは、曲の感じもマクロス7内のと似た感じですし、実際、ハミングバードの曲も歌詞を変えたりして少し使われていますので、気に入りました。
この作品で「バルキリー=可変戦闘機」の図式ができあがったような記憶があります。
主人公が「オレのバルキリーを…」と何度も言いますし、ペットネームが「VF-19→ブレイザーバルキリー」という感じでしたし。
しかし、「顔」の存在だけでなく、変形に時間がかかったり、ブースターが合体するのは…なんとも。

色も鮮やかで原色系ですしね。
初代に登場したマックス(←通称)とミリア、エキセドルが登場するのは、作風の激変を和らげる目的だったりして。
それにしても、今 観直してみてもバサラってセリフからしてイカレてる。(笑)
なお、初代では戦艦(マクロス)の中で一般人が生活していたのに対し、この7からは居住艦(シティ7)が別になっています。

ガンダムでいうコロニーですね。(あちらは動きませんが。)
人型に変形する戦艦は、この作品では「バトル7」という名称で、以降の作品もマクロス級戦艦と居住艦(メインが1つ+サブが多数)の組合せになっています。
ところでゲペルニッチよ、「スピリチアファーム」っていうけれど、人間には寿命があるからこの状態で永遠にスピリチア(生体エネルギー)を得るのはムリだよ。(笑)
【マクロス ダイナマイト7】
舞 台:2047年/惑星ゾラ
発 売 年:1997年
話 数:4話
主 人 公:熱気 バサラ(林 延年/歌:福山 芳樹)23歳のはず
主人公機:徒歩(爆) (VT-1CとVF-19Pも拝借)
歌 姫:熱気 バサラ(林 延年/歌:福山 芳樹)23歳のはず

熱気 バサラ

VF-19P(左が元の色で、右が血で染まった後)
OVA作品ですが、なんと主人公機が登場しません。(ラストに借り物のVF-19Pが銀河クジラの血に染まってバサラ機っぽくなりますが。)
もっとも、TV版に続く物語ですから、バラバラになったはずのVF-19改が出てきてはいけないのですが。
どうも地味な印象の作品で、「マクロス7」が認められたからこそできた作品でしょうか。
【マクロスゼロ】
舞 台:2008年/地球(マヤン島)
発 売 年:2002~2004年
話 数:5話
主 人 公:工藤 シン(鈴村 健一)18歳
主人公機:VF-0(VF-0A) フェニックス
歌 姫:サラ・ノーム(小林 沙苗) 16歳

工藤 シン

サラ・ノーム

VF-0A
観たことないですが(笑)スター・ウォーズの「エピソード…」のように時代をさかのぼって「超時空要塞マクロス」よりも古い時代の話です。
ていうか、このOVAの発売時点(2002年)で、物語の発端となる「マクロス(の元となる異星人の戦艦)が地球に落下(1999年)」がすでに過去の話。(笑)
CGを使用したリアルな映像が素晴らしく、ストーリーも以降の作品の基礎となるもので、これを観ていないと後のシリーズを完全には理解できないのでは?
たった5話ですが、必見のストーリーです。
冒頭に実在の戦闘機であるF-14が登場しますが、ドッグファイトのシーンはシリーズ一のような気がします。緊張感がハンパないし、大気の描写がリアルそのもの。
アニメではなく、まるで実写の映画のようです。
初代の時よりも若いロイ・フォッカーが登場するのも繋がりを感じられて良かったですね。
【マクロスF(Frontier)】
舞 台:2059年/銀河系中心
放 送 年:2008年
話 数:25話
主 人 公:早乙女 アルト(中村 悠一)17歳
主人公機:VF-25(VF-25F) メサイア(一時的にVF-171にも乗りましたが)
歌 姫:ランカ・リー(中島 愛)15歳
シェリル・ノーム(遠藤 綾/歌:May'n)自称17歳

早乙女 アルト(←もうちょいイイ画を見つけろよ、自分。)

ランカ・リー

シェリル・ノーム

VF-25F
「マクロス7」以来のテレビ放映作品です。
1つ前の作品である「マクロスゼロ」と密接な関係にあります。
行方不明になったサラ・ノームはキャサリン・グラスとして生まれ変わりました。(笑)←声優がw
結構メジャーな存在だったようなのですが、普通の人はどういうきっかけで観ることになったんでしょうか?
25周年ということで、主人公機がVF-25だったり、「マクロス」がこれまでの4分の1(=100分の25)サイズの「マクロス クオーター」だったりしています。(従来サイズの「バトル フロンティア」もあり)

ヒロインであるランカも、地球人とゼントラーディのクオーターですね。
歌姫が2人ということもあり曲数が非常に多く、「Fの曲最高!」と思っていたのですが、今は「ワルキューレ最高!」です。
(^^;
しかし、後半に数話ある「サブタイトルが曲名そのまま」は手抜きとしか思えない…
ところで、隊長のオズマが乗る車がランチア・デルタでしたが、名前で選んだんでしょうか?

車と言えば、これとDELTAではこれまでの「未来にありそうな架空の車」ではなく、なぜか「現代に実在する車」が使われていますね。
【劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~/恋離飛翼~サヨナラノツバサ~】
舞 台:2059年/銀河系中心?
公 開 年:2009年・2011年
主 人 公:早乙女 アルト(中村 悠一)17歳
主人公機:VF-25(VF-25F) メサイア/YF-29 デュランダル
歌 姫:ランカ・リー(中島 愛)15歳
シェリル・ノーム(遠藤 綾/歌:May'n)17歳

早乙女 アルト

シェリル・ノーム(左)とランカ・リー(右)

VF-25F(トルネードパック仕様)

YF-29
劇場版で、初代と愛おぼの関係のように、似た別のストーリーで完結する作品です。
ミシェルが死ななかったり、グレイスがイイ人だったり(爆)と、TV版と設定が大きく異なっています。
ラスボスがTV版と違うのは意外ですよね。

↑ラスボス

↑TV版はこの人(笑)
しかし、ラストでアルトが行方不明になるのはスッキリしない結末でした。。。
【マクロスDELTA】
舞 台:2067年/惑星ラグナを初めとするブリージンガル球状星団
放 送 年:2016年
話 数:26話
主 人 公:ハヤテ・インメルマン(内田 雄馬)17歳
主人公機:VF-31(VF-31J) ジークフリード(メッサー機に乗ってる時間も長いですが…)
歌 姫:(黄)カナメ・バッカニア(安野 希世乃)22歳
(緑)レイナ・プラウラー(東山 奈央) 15歳
(桃)マキナ・中島 (西田 望見) 18歳
(紫)美雲・ギンヌメール(小清水 亜美/歌:JUNNA) 3歳w
(赤)フレイア・ヴィオン(鈴木 みのり)14歳

ハヤテ・インメルマン

カナメ・バッカニア(安野 希世乃)

レイナ・プラウラー(東山 奈央)

マキナ・中島(西田 望見)

美雲・ギンヌメール(JUNNA)

フレイア・ヴィオン(鈴木 みのり)※ヒロイン

VF-31J
なんと、前作のFrontier(以下 F)から8年もたっているとは…
自分が観たのが2年遅れの2018年なので、10年もたっている計算になります。
初めに書いたように、食わず嫌いというか、最初は否定的に感じてました。
8年もたっているのに主人公機のVF-31は「F」のVF-25と翼の形状ぐらいしか変わっていないように見えるし、手抜き作品かと…
実際にはファイター時の腕の格納方法やバトロイド時のコクピットの位置など大きく違うんですが、手間をかけた割にはパッと見 同じに見えますよね。
ステージで歌っているところでエアショーなんてやったら轟音で何も聞こえない…というのは、まあ、アニメですから。

↑ロボット形態であるバトロイドが踊ってるところ
ストーリー的にも、最終目的が「ネットワークで全宇宙を統一支配」というのも、敵が最後に援護に回る(味方になる)のもFと同じです。(DELTAの空中騎士団とFのブレラ)

↑ロイドとプロトカルチャーシステム
↓グレイスとバジュラネットワーク(マクロスFより)

まあ、他のシリーズに似ているのは「オマージュ」とか言う時代ですが…
(なお、「シリーズ全部入り」と明確に言われていたFは、他のシリーズに似ている部分があって当然です。)
テレビシリーズ初の「人対人」の対戦というけれど、(ほとんどはバジュラ相手ですけど)Fだって最終的にはギャラクシーとの戦いですよね。
えっ? グレイスを初めとするインプラントのギャラクシーは人間じゃない??(笑)
ところでロイドって、グレイスの弟じゃね?(爆)

↑ロイド ↓グレイス
それにしても、Fあたりから地球の新統合軍が悪者扱いされているような…(苦笑)
そして舞台は銀河の辺境となっていますが、そもそも居住可能な惑星を探して移民するはずが、なぜか先住民族のいる惑星に移民しています。
初代のように「地球人が種の保存のために分散して移民」するのならまだしも、それ以外の星の人類やその混血人種もいるわけですから、移民の意味が曖昧です。
ワルキューレメンバーにしてみても、5人のうち地球人と言えるのはマキナだけなのでは?
惑星ディバイド出身のカナメはどうでしょう。ディバイド出身というだけで、地球人が祖先なのでしょうか…
マクロスは少し小さめの「マクロス エリシオン」という名前ですが、どこかで聞いたような…
ああ、ホンダのアレか。

ちなみに主人公の属する民間企業「XAOS(ケイオス)」は、「カオス」の英語読みだそうで…(^_^;)
可変戦闘機のことをFでは7同様に「バルキリー」と言っていたと思いますが、「ジークフリード」と呼んでいるのが気になりました。長ったらしいし、バルキリーと呼ばないのならVF-31と呼べばいいような。
ならば、VF-22は「シュトゥルムフォーゲルII」と呼ぶべきでは!!(苦笑)
にしても、ジーク…フリード? これまたホンダ?? 市街地シーンでは2代目インサイトも出てきたし。

↑自信ないですが、左から アルテッツァ・インサイト・デュアリス…?
ネタバレになりますが、美雲3歳ネタはウケた。(笑)
3年前に生み出されたからって、3歳とは限らないような…
(^^;
ナイトライダーのマイケルナイトだって、劇中のセリフでも「2歳に見える?」とありましたが、2年前まで存在しなかったからといって2歳とは言えないです。
今回唯一、声と歌が別の人になっていますが、歌のJUNNAが声優も担当してもイケたのでは。
いや、声の小清水亜美のほうが後で決まったみたいなので、やってみてムリだったのかも…
これに限らず基本はBlu-rayではなく自由の利くDVDでの視聴なんですが、どれもおまけのオーディオコメンタリーが結構好きです。(でるた小劇場もバカウケ!)
今回は役とは真逆にハイテンションなハインツ様(寺崎 裕香)が一番びっくりした!(笑)
【劇場版 マクロスDELTA 激情のワルキューレ】
舞 台:2067年/惑星ラグナを初めとするブリージンガル球状星団
放 送 年:2018年
主 人 公:ハヤテ・インメルマン 17歳
主人公機:VF-31(VF-31J) ジークフリード …だけどVF-31F(メッサー機)がメイン
歌 姫:(黄)カナメ・バッカニア(安野 希世乃)22歳
(緑)レイナ・プラウラー(東山 奈央) 15歳
(桃)マキナ・中島 (西田 望見) 18歳
(紫)美雲・ギンヌメール(小清水 亜美/歌:JUNNA) 3歳w
(赤)フレイア・ヴィオン(鈴木 みのり)14歳

VF-31F(敵側の無人戦闘機兼ブースター リル・ドラケン装着状態)
展開の差異はあるものの、TV版を凝縮した感じです。
今後は新作(絶対Live!!!!!!)も予定されていますが、これまでと同じくウィンダミアとの戦いなのか、それとも戦後の話になるのか…
空中騎士団がデルタ小隊の代わりにワルキューレの護衛をやったら面白いですね。(笑)
「!!!!!!」は、空中騎士団6人を表現していたりして。(爆)
もっとも、6人中、TV版では2人お亡くなりになってしまいましたので、残り4人ですが…
ここからはマクロスではありません。
【超時空世紀オーガス】
舞 台:2082年(最初のみ2062年)/地球
放 送 年:1983~1984年
話 数:35話
主 人 公:桂木 桂(速水 奨)17歳
主人公機:オーガス

桂木 桂

オーガス(基本のガウォーク形態)体の柔らかい人なら変形可能

オーガス(ロボット形態のオーガロイド ファイター・タンク形態もあり)
当時はこちらがマクロス世界の未来の話という設定ではなかったかと…
同じ「スタジオぬえ」による作品で、パラレルワールドが入り乱れた不思議な世界というのが面白かったです。(ただ、結末がよく分からなかった…)
その原因となったのは、FやDELTAでも出てきた次元兵器と同種の時空振動兵器の誤作動(というか未調整のものを主人公が無理矢理起動した)でしたし、メカも「ガウォーク」形態があります。(というか飛行可能高度が低いためファイター形態の使用が困難な世界という設定で、敵味方とも基本形態がガウォーク形態)
主人公側の陣営は触覚を持つ「別の世界の地球人(エマーン人)」でしたが、DELTAの「ルン」はこの作品からイメージを得たのでは?
ルンは男性2本・女性1本ですが、こちらの触覚は逆に男性1本・女性2本でした。
子供を作れる年齢上限がかなり低い点も、寿命が短くて適齢期が早いウィンダミア人と少し似ている気がします。
後番組でもあり、声優陣がマクロスとほとんど同じで、そこも面白い点でした。
しかし、戦闘シーンが超手抜きで、同じ映像の繰り返しばかり…
ちなみにさらにこの後番組の「超時空騎団サザンクロス」以降は一切観ていません。
【超時空世紀オーガス02】
舞 台:不明(オーガスよりもうんと過去らしい)/地球
発 売 年:1993~1995年
話 数:6話
主 人 公:リーン(太田 真一郎)17歳
主人公機:オーガス02(ちょっと乗るだけ)

リーン

オーガス02
OVA作品で、「オーガス」よりもずっと後の話ではあるものの、(パラレルワールドの1つである)時代をさかのぼった文明が発達していない世界での話です。
いちおうロボットの「大尉」だけはすっかり別モノになって再登場し、スマートになった「オーガス02」が申し訳程度に登場します。
「オーガス」でも主人公機以外の量産型は同じ発音の「オーガスII」と呼ばれていたので、なんか変ですね。
「オーガス」ではよく分からなかった結末の解説があり、なんとなくですが、ようやく理解できました。(苦笑)
にしても、兵器を作り出すことも修理することすらできない人種が、過去に作られた兵器(アーマー)を発掘して使うという設定が、あまり好きになれませんでした。
肝心のオーガスも出番が少なく、その姿もあまりはっきりしません。
【歌マクロス】
スマホアプリのリズム系ゲームです。

(これは実際のプレイ画面ではなく、プレイせずに見るモードです)
DELTAのDVDを買った時に、紹介があったので試しにやってみたらハマりました。(汗)
ヒマではないので、ゲーム機(実家に初代プレステが眠ってますが…)も持っていなければスマホでもやっていなかったのですが。
ゲームというものに慣れていないので、よく分からないまま遊んでいます。
システムを知ろうと思っても、本当に知りたい、細かい部分がどこにも書いてない…
歌姫を見て楽しむのが多数派なのでしょうか、しかし私は二次元に興味がないので、プレイせず見ることのできるアイテム「Sライブトークン」も大量に貯まり…
衣装交換も興味なし。曲によって換えるなんて面倒だし。(歌姫の能力アップとなるので、やらざるを得ませんが。)
無料なのに非常に良くできており、某SNSのように誰も望んでいないアップデートを強行するようなこともありません。(爆)
次回は、この歌マクロスのブログの予定です。(ぉぃ)