株式会社ベンチャークラフト ドライブレコーダー Paparazzi(パパラッチ)PZ-83 Dual GIG
初代のPZ-71を所有していましたが、車を乗り換えるのを機に新調してみました。
後継の?「PZ-84 SIDE KICK」というのも存在するようですが、なぜか販売されていません。
PZ-84について調べてみると、どうもフロントガラスとの間にブラケットを介することで本体の脱着が可能になっているようです。
それはそれでガタなどの副作用がありそうな気がして、PZ-84の発売を待つことなくこちらにしました。
(追記)
その後、常時録画対応・音声記録対応・車内撮影用増設カメラ対応・脱着可能・SDHCカード対応の新機種「PZ-95 Paparazzi ACE」が発売されました。
http://item.rakuten.co.jp/denpo/pz95-hardgray/
結局、PZ-84は幻の存在? 海外専用モデル?
この画像は、偏光フィルターを使用してフロントガラスの映り込みをなくして撮影してあります。
もっと上に設置したいところなのですが、ルームミラーの付け根が映り込まない位置を探したらこんな下になりました。。。
ここではPZ-71からの変化を主に書いていますので、PZ-71のパーツレビューも合わせてご覧下さい。
http://minkara.carview.co.jp/userid/235357/car/128616/945984/parts.aspx
PZ-71で「撮れ過ぎちゃって困るの♪」という方は、買い替えて損はないと思います。
なお、実際に撮影した映像はこちらをご覧下さい。(0752以降がPZ-83での映像です。)
http://vision.ameba.jp/search/user.do?user=kendo-fan
なお、Flashに変換されており、実際に記録される映像よりかなり画質が落ちています。
また、縦横比が3:4に強制変換されるため、縦長になってしまっています。
■画質
従来製品と比べ、夜間撮影能力の向上が謳われています。
確かに色がはっきりとしており、暗い部分のノイズも押さえられているように見えます。
ただ、どことなく無理やり画像処理したようにも見えます。
画像処理の副作用なのか、あるいは装着車の違いからか、画像の左右がひどくボケています。(特に左側の下半分)
なお、ガラスの反射を軽減させるためレンズに偏光板を貼り付けていますが、ボケは偏光板のない状態でも変わりませんでした。
■ファイルなど
本体にSDカードを挿入すると、録画前にフォルダとファイルが生成されます。(下記参照)
┣ PZ-83.dat
┣ PZ-83.ini
┗ PZ-83
┣━ HIGH_SW
┃ ┣━━ INDEX(隠しファイル)
┃ ┣━━ 083_0001.avi(当然録画前には作成されません/以下同様)
┃ ┣━━ 083_0002.avi
┃
┗━ LOW
┣━━ INDEX(隠しファイル)
┣━━ 083_0001.avi
┣━━ 083_0002.avi
衝撃の大きいほうと手動記録が「HIGH_SW」に、衝撃の小さい方が「LOW」に振り分けられることになっています。(自動記録と手動記録とを分けて欲しいところです…)
PZ-71にあった「MID」は中途半端だからか、PZ-83ではなくなっています。(PZ-71ではMIDで記録されるファイルはほとんどありませんでした。)
各フォルダの容量は「HIGH_SW=50%」「LOW=50%」とされていますが、実際どうなるかは今後試してみたいと思いますが、感度調整精度のアップによりムダ打ちが減ったので、フォルダが一杯になるまで試せないかもしれません。(^^;
■ファイルの中身
「INDEX」ファイル(拡張子なし/隠しファイル)
次回の記録ファイルに付けられる番号になっています。
例えば「083_0123.avi」が最後のファイルであれば、INDEXファイルには「124」と記録されています。
この数字を書き換えれば、SDカードを再フォーマットした場合でも連番にできます。
「PZ-83.ini」ファイル
感度調整ツールを使った際に変更される部分ですが、中の数値を直接いじればツールを使わずとも変更できます。
ファイルの中身を見てみると…(カッコ内はいずれも感度調整ツールでの指数です。)
shock_detection_x = 290(指数52)
shock_detection_y = 306(指数49)
shock_detection_z = 301(指数50)
なお、x=前後・y=左右・z=上下 を意味しており、調整範囲は 鈍感側600(指数0) ~ 敏感側0(指数100) です。(数値と指数が逆なのが分かりにくいですね。)
PZ-71での経験から、かなり鈍感方向に設定してみると、なんとかなり激しく走っても全く作動しませんでした。
けっして故障しているわけではなく、調整精度が上がったようです。(というか、PZ-71は調整しても何も変わらなかった…)
鈍感方向に調整すれば、手動記録専用にもできるかもしれません。
数値は現在はこうしています。
shock_detection_x = 330(指数45)
shock_detection_y = 450(指数25)
shock_detection_z = 300(指数50)
PZ-71にはなかったのですが、PZ-83では左右バランスも調整できるようになっています。
shock_calibration_y = 0(左側50:右側50)
調整範囲は -40(左側100:右側0) ~ 0(左側50:右側50) ~ 40(左側0:右側100) です。
左折時のほうが敏感な気がしていたので、現在はこうしています。
shock_calibration_y = 4(左側45:右側55)
「PZ-83.dat」ファイル
PZ-71ではこのようなファイルはなかったのですが、中身は「Paparazzi PZ-83 Ver: 1.0.0」とあるだけでバージョン情報のようです。
理由は分かりませんが、どうやら起動の度にこのファイルが新規作成されているようです。
(追記)
半年ほど経過した頃から、PZ-71の時と同じように、突然再起動したり、(連続記録でもないのに)5秒ぐらいの長さしか記録されていない(再起動するまでずっとその状態?)といった不具合が時々起こるようになりましたので評価を1つ下げて★4つにします。(当初は★★★★★にしていました。)
関連情報URL:http://www.paparazzi.jp/
定価 | 34,800 円 |
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購入価格 | 29,800 円 |
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入手ルート | ネットショッピング |
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