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DT50のブログ一覧

2017年09月21日 イイね!

【R1-Z】R1-Zのレストア風景(その31)

 さて、それでは修理開始です。

 まずはシートカウルの爪から

 手順は前回紹介した通り、樹脂粉末に硬化液を垂らして硬化が始まったプラリペアを患部に盛るだけ。最初から形を作るのではなく、大きめに盛ってから本来の形を削り出すので盛り方は大雑把でいいです。ただし、複数のパーツの組み合わせにかかわる場所なので盛る位置はある程度正確に出す必要があります。

 盛ったプラリペアが硬化したら棒ヤスリで爪の形を削り出します

 だいたいこんな感じかな?

 ある程度形ができたら実際にカウルを組み合わせて様子を見ます

 組み合わせてみてカウル同士の高さや前後左右の位置関係がおかしくないか確認、ダメなら爪を削って微調整、これの繰り返しです。

 続いて欠損部の成形します。プラリペアを盛るのは一緒ですが、幸いここの部分は左右のシートカウルが対称形なので反対側のシートカウルで型取りしちゃいましょう。

 型取りに使ったのはこちら

 これまた武藤商事から発売されてる「型取くん」

 使い方は簡単で

 開封した中身を熱湯にドボン

 するとすぐに透明になって柔らかくなるので

 お湯から取り出します。注意点としてはお湯の温度が高すぎたり漬ける時間が長すぎると柔らかくなりすぎて取り出すのに苦労することになります。オイラは沸騰してすぐに火を止めたお湯に放り込みましたが、80℃くらいで充分なようです。

 取り出したら手でコネてブロック状にします

温度が下がるとまた固くなってしまうので柔らかいうちに対象に押し付けて型を取ります。失敗してもお湯に漬ければまた柔らかくなるので、上手くいかない時は何度か練習してみるといいでしょう。

 型が出来上がったら早速成形しましょう

 出来上がった型に粉末樹脂を敷き詰めて…

 そこに硬化液を流し込みます

 硬化剤を流し込むとすぐに硬化が始まり、白い粉末が徐々に半透明のゼリー状に変化し、5分ほどで固体化します。厚みのあるものを作る時は粉末樹脂を薄く敷いて硬化剤を流し込む工程を繰り返した方が上手くいきます。

 型から出すとこんな感じ

 あとは不要な部分を削り取るだけです。

 んで、出来上がったのがこちら

 さすがに型取りしただけあって形が整ってますなw

 あとは現物合わせで修正作業…

ここでのポイントは接着用のプラリペアを流し込む隙間が必要なので、実際より短く削らなきゃいけないという事です。
Posted at 2017/09/21 23:56:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年09月19日 イイね!

【R1-Z】R1-Zのレストア風景(その30)

 気がつきゃ9月も半ば、前回のブログが1月だから半年以上も放置してたんかい…(^^;

 まあ誰かに見せようってもんじゃないし自分の作業記録がメインのブログだから、気が向いたら書くくらいでいいんだろうけど、もうちょっと小出しに書く癖付けないとやった内容を忘れちゃうよな…反省しよう。

 さて、R1-Z、今年の秋で購入から9年になるんだけど、さすがに外装がだいぶくたびれてきた。もともと予算上の都合でレストア時には外装に手を付けなかったこともあってここ1年で劣化が一気に進み、そろそろ無視できるレベルではなくなってきた。
 とは言え、生産終了から18年、外装部品の新品なんて出るはずもないし、ヤフオクの出品物は状態とお値段がお察しレベル…まあ、やるしかないよね…自分で…。

という訳でまずはシートカウルから始めます。シートカウルは左右とセンターの3枚で構成されています

ちなみにこの外装、前々オーナー時代にパールホワイトにウレタン塗装されてます

欠損部その1

右側のシートカウルは購入時点でフレームへの取り付け部が欠損していて、前オーナーの手で一度成形されていましたが、再び折れて欠損しちゃってます

欠損部その2

センターカウルは上下4ヶ所で左右のカウルとビスで共締め、さらに隙間が開かないようにツメで引っ掛ける構造になっていますが、ここも右側が欠損してるため、右側のシートカウルはグロメットにはめ込む部分でしか固定できず、パカパカになっちゃってるんですな…(-_-;

修復にはこれをメインに使います

武藤商事から販売されている造形補修剤「プラリペア」、粉末状の合成樹脂と専用の液体を混ぜ合わせるとアクリル樹脂化すると同時に接触している素材と化学結合して溶着します。修理方法を検討した際、複数のブログでカウル類の接着はアセトンがいいという記述を見かけたのですが、使用経験があることと今回は欠損部分の成形もしなきゃならんのでこちらを選びました。

使い方その1

パウダーに硬化液を垂らすと…


垂れた部分が固体化を始めるので掬い上げて


固まらない内にこんな感じに患部に詰め込んだり、接着面に塗りつけます。

使い方その2

このように型取りした型に粉末と硬化液を流し込んでブロック状の個体を成形することもできます。

という訳で次回以降は延々カウル類の補修風景が続きます(^^;
Posted at 2017/09/19 23:40:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年01月15日 イイね!

原付と言うよりはミニマムサイズの自動二輪

原付と言うよりはミニマムサイズの自動二輪
 アフターマーケットの豊富さ、カスタム素材としての間口の広さ、色んな魅力があると思いますが、オイラ個人としては「オートバイとしての素性の良さ」を挙げておきます。

 絶対的な性能が低いのは事実ですが、低い所でバランスが取れているので何か失敗しても余程のことをしなければ破たんする前に立て直せますし、慣れてきたら意図的にバランスを崩してみてバイクの挙動を学ぶこともできます。メンテナンスの面でもプラスドライバーと8~17までのスパナがあればエンジン以外はほぼバラバラにできるくらい単純な構造なので、オートバイという乗り物を理解するには最適な教材だと思います。

 新車、中古車共に原付としては初期投資は高い(その代わりリセールバリューも高め)ですし、スクーターと比べてしまうと手間はかかるので利便性を求める人には間違ってもお勧めできませんが、乗り慣れて物足りなくなったら下取りに出して自動二輪クラスにステップアップするもよし、足りない性能をカスタムして楽しむもよしと、購入後の選択肢も多いですから、「オートバイ」が欲しいという人は是非選択肢に入れて欲しいモデルです。
Posted at 2017/01/15 19:09:24 | コメント(0) | クルマレビュー
2016年10月01日 イイね!

魅力的なバイクではあるけれども…

 残念な事に「今」となってはお勧めできるバイクではありません。というか正直なところ「欲しい」と言ってくる人には「やめとけ」と返しています。最終型の販売終了から17年、初期型に至っては25年以上、中古で気軽に楽しむには時間が経ちすぎました。
 魅力的なバイクではありますが、中古相場が値上がりを続けている現在、本来の性能を楽しもうと思ったら最終的には同クラスの現行モデルの新車が買えるだけの金額が必要になります。繰り返しになりますが最終型でもすでに17年も前のバイクなのです。
 それでも乗ろうという方は是非可愛がってあげて下さい。現行機種に比べたら何かと手間のかかるバイクではありますが、その手間をかけた分はちゃんと応えてくれるバイクですよ。
Posted at 2016/10/02 08:43:06 | コメント(1) | クルマレビュー
2016年07月22日 イイね!

【R1-Z】修理いろいろ

 うちのR1-Zには購入時からバックステップが付いているのだが、これがどうにも具合がよろしくない。買った時から「なーんか遊びが大きいんだよねぇ…」とは思ってたんだが、先日とうとう走行中にシフトシャフトからリンクが抜けるトラブルが発生、原因を調べたらシフトシャフトに噛みついてるチェンジカムが摩耗して、ちゃんとスプラインが噛みきれてないことが判明した。
 で、その時は部品入手の当てもなかったのでやっつけ修理でごまかしたのだが、しばらくしたらまたリンク抜けが再発、本格的な修理に迫られる事になった。

という訳で修理開始

作業内容的にはメンテナンススタンドはいいらないんだけど、こっちの方が何かと便利なので持ち上げちゃいます。センタースタンドがないとこういう時は面倒だよね(苦笑)

で、これが問題のチェンジカム

左が元々ついてた方で、右が新品、左が歪んでるように見えるのはシャフトに噛ませるために意図的に潰したから。
バックステップのメーカーが不明だったので当初は諦めていたのだけれど、前オーナーがメーカーを覚えていてくれたので製造元に問い合わせた結果、補修部品として新品を出してくれました。感謝♪

これは右側のステップブラケットの裏側

こちらも部品が数点脱落してたんだけど、今回の問い合わせで全部入手できました。

欠品部品の取り付け中

これはブレーキスイッチとブレーキペダルのリターンスプリングがかかるスプリングハンガー、2本のスプリングがかかるため細身で長さもある上に、エンジンに近いせいか振動で抜けやすいので取り付けの際はネジロック必須です。

全部組み付けるとこうなります

スプリングハンガー2本とリターンスプリング2本を組み付けたら、ブラケットをフレームに取り付けて右側は終了、取り付け後は念の為ブレーキスイッチの調整をしましょう。

新品のチェンジカムをリンクに組み付けてシフトシャフトに取り付ければ左側も完成

取り付け後はリンクのターンバックルでリンクの長さを調整するんだけど、この時、チェンジカムとステップブラケット側のリンケージの角度が並行になるようにターンバックルを調整します。これをちゃんとやらないとペダル側とシフトシャフト側のレバー比が変わっちゃうので、リンケージやシフトシャフトに変な力がかかって長期的にはボールジョイントやシフトシャフトの偏摩耗やオイル漏れなどのトラブル要因となります。

 という訳で作業は完了したんだけど…うーん、正直あんまり遊びの大きさが改善された気がしてなかったんだよねぇ…そしてその懸念はやっぱり正しかったようで…

はい、お約束

何が参ったってこれが起きたのが西湘バイパスのど真ん中、料金所を抜けて再加速中に1速から変速できなくなるとか何の罰ゲームよこれorz

そんな訳で次の休日に再修理

原因はチェンジカムが摩耗した状態でだましだまし乗ってた事でシフトシャフト側も偏摩耗しちゃった事に上に、スプラインが潰れちゃったため抑えがきかなくなっちゃったらしい。

 こうなるとシフトシャフトを交換しないと根本解決にはならんのだけど、正直シャフト1本換えるためだけにクラッチ周辺を全バラは費用の面でも手間の面でもできればご遠慮願いたい。という訳でチェンジカムの方を加工する事にします。
 と言っても要はシャフトが痩せちゃった分だけ噛みつきを深くすればいいだけだから、開口部を削って締まり代を作り、チェンジカムに切られていたロックボルト用のネジ穴はドリルで拡大、たて込みだったロックボルトを貫通させてより強い力で締め付けられるようにボルト&ナットで締める方式に変更しただけ、かなりのやっつけ仕事ですが効果は絶大で、シフトフィールもニュートラルの入り易さも劇的に改善されました。最初からこうしとけばよかったよ…

ついでなので最近排気漏れを起こしてるサイレンサーも点検します。

チャンバーとサイレンサーの接合部から排気漏れしてるので、オイラはてっきりガスケットが吹き抜けたと思ってたんだけど…

おいなんだよこれ…

サイレンサーの取り付けブラケットがチャンバーとの結合部で折れてました。こっちかぁ…orz

こうなっちゃうと溶接しか修理方法はありません

パイプ直径が小さいので苦労しましたが、どうにか内側から溶接、そのままだとスラグやビードで排気流路が狭くなるので不要部分はリューターで削って除去、ま、こんなもんでしょ。

あとは元の形に組んであげれば

修理完了~♪

 さすがに26年も前のバイクだとあっちこっちガタも出てくるし、部品入手も厳しくなってきてるので、修理もマニュアル通りとはなかなか行きませんな(苦笑)
Posted at 2016/07/23 00:23:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #タウンメイト 燃料コック交換(その③) https://minkara.carview.co.jp/userid/235992/car/3075822/6450820/note.aspx
何シテル?   07/10 02:22
ども、小田原在住のDT50と申します。 相棒は平成18年2月登録のディアスワゴンスーパーチャージャー(5MT RR)、トランポに使ったり遠出をしたりと色々...
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