最後の勇姿

とうとう、別れの日がやって参りました。
5年もの間、私の良きパートナーとして雨の日も風の日も側にいてくれたデカ猫くん、本当にお疲れ様でした。
私の車人生の中で、いちばん長くお付合いさせて頂いたのはアナタでした。
それは、私にとっても意外な事実です。
当初デカ猫くんを購入するにあたって、ジャガーで大丈夫なんだろうかと不安にも思ってました。
周りからも、多かれ少なかれ揶揄されたのも事実でした。
しかし、いざ購入してみると日に日にデカ猫くんの魅力に虜になって行きました。
あのスタイリングの優雅さ、クルーザーキャビンと称される室内の優美さ、大排気量がもたらす余裕のある走りの素晴らしさ、そして猫足と呼ばれる独特のフィーリングは決して他車では味わえませんでした。
その全てが私のハートを射抜いてしまいましたね。^_^;

しかし、流石に5年の月日はそんな魅力を持っているデカ猫くんでさえ、少々維持費がかかる時期なりました。
そんな時に野次馬的に飛び込んだ、新しく開店したばかりのディーラーさんで最新のクルマを数台試乗させて頂いた際に最新のテクノロジーの進歩に少し感動しました。
明らかに、デカ猫くんの古さを感じさせられました。。。
しかも、冗談半分で伺ったデカ猫くんの下取り価格も、当初私が考えていた数字より相当高い評価額でした。

あとは、お決まりのコースです。
次のクルマを決定する迄には、多くの時間は掛かりませんでした。
まあ、そんな理由で長年相棒でしたデカ猫くんとのドナドナが決まりました。

そして、本日最後日に感謝の気持ちを込めて、有料の手洗い洗車を。。。
洗車を終えたデカ猫くん、まだまだ現役の輝きを放っていて凜とした姿を見せており、その姿は私に何か訴えてくるものがありましたね。


ほんとうに本当にお疲れ様でした。
そして、多くの思い出を残してくれてありがとうございました。
さようなら、デカ猫くん。