エンジンを車体に乗せる方法を変更・・・④

先週、エンジンとミッションを車から降ろして合体、車体に積み込む作業を行いましたが、ミッション側のマウントとクロスメンバを合体出来ずに終了・・・。今週は、その続きの作業を行います。
先週の反省点として、エンジンを吊るウインチの位置が写真で見たとき左側に寄っていたので、今週は真ん中付近で吊るよう位置を補正しました。早速、高さを調整して車体を前後に動かして、ミッション側のマウントのネジをクロスメンバに入れようとしましたが、全然入りません・・・。約1時間半経過。

よ～く観察してみると、クロスメンバとボディの隙間にミッションを入れてマウントのネジをクロスメンバに挿入するのですが、隙間が足りずミッションとボディが当たっているような・・・。少々考えましたが、急がば回れ、クロスメンバのネジを緩めて隙間を大きくすることにしました。
まずは、ロアアームとナックルを外します。赤丸印に付いていたネジを外して、ロアアームをナックルから引き抜きます。バールのようなもので、下側に押してあげると簡単に外れました。

あとは、メンバーとボディを固定しているボルト2本と、写真：赤丸部のロアアーム後側のボルト片側2本・計4本を緩めます。これらネジ、結構な長さが有りますので、取り外さず適度な引っかかりが残る所まで緩めました。というのは、外してミッション側のマウントのネジを留めた後、クロスメンバの位置が合わず取り付かなくなると面倒な気がしたので、隙間が出来る程度まで緩めて作業することとしました。

この作戦、成功しました！
作業開始後、30分位でマウントのネジをクロスメンバの穴に入れることが出来ました！　写真赤丸の2ヶ所です。先に左側のネジが挿入出来たのでナットで固定、その後右側の位置を合わせるためエンジンを動かすとネジがクロスメンバの穴に素直に入ってくれました！
これが入れば、後の作業は素直に進むでしょう！　早速、クロスメンバのネジを締め込んで、次の作業に入ります。

まずはマウント関連を取り付けて、エンジンを吊っているウインチを外します。
最初は運転席側。赤丸印のマウントの中心に刺さるネジを仮止めして、スーチャーマウントに赤矢印のボルト3本で固定します。エンジンを手で押して位置合わせすれば、簡単に取付出来ました。

続いて、助手席側のマウントを取付します。最初に、ミッションに赤丸印3本のボルトでブラケットを固定して、上側にブラケットを載せて赤矢印3ヶ所のネジで固定します。写真右側は、マウントから伸びたボルトにブラケットをかぶせてナットで固定、真ん中と左はボルトを上から挿入です。
仮止めしたあと、規定トルクで締め付けて、これでエンジン・ミッション・ボディが固定できました！
正直、ここまで完了出来て、ホッとしました・・・。