リアシートをフラットに出来ないので・・・。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
当方のアトレー君、中古で購入したときからリアシートの両端にあるオレンジ色の帯を引っ張っても、シートが前にずらすことができませんでした・・・。以前、ダイハツディーラーでも確認したことがあるのですが、このオレンジの帯を引っ張るとシート後ろ側に付いているフックがボディから外れて、座面が前方下側に移動、荷室がフラットになるようです。たぶん、フック部分の動きが悪いようで、今日はシートを取り外して確認することとしました。
2
まずは、シートを取り外します。ボルトで止まっているのは1脚につきボルト2本、M8(ソケットは12mm)です。外すのは簡単ですが、ボディー下側に飛び出していて雨ざらしになっているので、先に下から潤滑剤など塗布しておくと良いかもしれません。
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シートを外すには、シート後ろ側のフックを解除する必要があり、このときオレンジ色の帯を引っ張って外します。これが外れないので、この部分に付いているプラスチックのカバーを外し、機械部分をむき出しにしてフックを解除、なんとかシートを外すことが出来ました!
シートの両外はマイナスドライバーなどでフックの引っ掛け部を動かすことが出来るので比較的簡単に外れますが、内側部分はオレンジの帯を引っ張るとワイヤーを介してフック引っ掛け部が解除される構造で、当方のシートはこれが引っ張りきれていない様子・・・。内側のカバーも外して、ワイヤーの端部をドライバーで動かしてフックを解除して外しました。
4
外したシートの内側部分のフックを確認します。写真のワイヤーが反対側にあるオレンジ色の帯で引っ張られて、フックが解除される構造でした。写真下側がフックがロックされているところで、ワイヤーが引っ張られると写真上のようにロックが解除されます。ここのロック解除は引っ張っている間だけ解除ではなく、解除されると写真上の状態で固定されます。そして、シートを車体のフック部分に挿入すると、写真下の状態に戻ってフックが固定される仕組みです。
5
で、このフックを解除するワイヤーを引っ張りきれていないので、オレンジ色の帯側の状態を確認しました。オレンジの帯を引っ張ると、写真上のワイヤーが左に動きますが、このとき少し遊びがあるようです・・・。ここ、長穴になっていたので、最初から少し引っ張った状態にすれば、引っ張りきれるのかと思い、写真下のようにタイラップでワイヤーの初期位置を左に動かしてみました。
結果、反対側のフックが解除出来るようになりました!
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なんとかシートが機能するようになったので、シート取付をします。まずは、車体の汚れを掃除機で綺麗にします。リアシートは子供たちの憩いの場ですが、お菓子のカスがいっぱい散乱しています・・・。シートを外したタイミングで、掃除機で綺麗にしておきました。
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そして、シートを取り付けます。まずは、シートの機構部のプラカバーをプラスネジで取り付けて、後側のフックを嵌めて、前側足元のボルト2本/1脚を固定して完成です!
そして、オレンジ色の帯を引っ張ってシートを前に倒そうとしたところ、フックは解除できません・・・? プラカバーを嵌めると、オレンジ色の帯の引っ張り量が減るのでしょうか・・・?
ただ、機構は解ったので、再度対策を考えて改良したいと思います。
この不具合、ネットで検索しても対策が見つかりませんでしたが、誰かご存知でしたら教えて頂けないでしょうか・・・。
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