かなり戦略的な値段の「VW up！」だが・・

いよいよVWジャパンから、「up！」が発表されました。
当初の予想通り、10月の発売の様です。

以下抜粋
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは18日、同ブランドで最もコンパクトなサイズとなる新しいスモールカー“up!（アップ!）”を、 10月1日に発売すると発表した。

　up!は、全長3545mm×全幅1650mmとポロより全長が450mm、全幅は35mm小さいボディに、大人4人が乗れる居住空間を確保したコンパクトカーだ。

　フォルクスワーゲンがup!でこだわったポイントの1 つは、クラスを超えた安全性。横滑り防止装置のESP やフロントサイドエアバッグ（頭部保護機能付き）に加え、シティエマージェンシーブレーキ（低速域追突回避・軽減ブレーキ）が同クラスでは初めて全車標準採用される。同装置は、時速約5?30km未満で走行中、フロントウインドー上部に設置されたレーザーセンサーにより10m前方までの車両などの障害物を検知し、ドライバーが減速しなかった場合には自動的にブレーキをかけ、追突を回避または追突時の衝撃を軽減するもの。

　ボディには軽量化と高剛性を両立させる熱間成型鋼板や超高張力鋼板を多く採用し、車重を900kg（2ドア）におさえている。一方、欧州のEuro NCAP衝突安全テストでは最高となる5つ星をマークしている。

　エンジンは、新開発の1リッターエンジン（75ps）を搭載。これに5速自動変速トランスミッション“ASG”を組み合わせる。燃費は、国内で販売されるフォルクスワーゲンでは過去最高となる23.1km/L（JC08モード）を達成。エコカー減税（75%減税）の対象車となる。

　ラインアップは、2ドアにmove up! (ムーブ アップ!)、4ドアにmove up!と装備の充実したhigh up! (ハイ アップ!)の、計2グレード3タイプが設定される。価格は、以下のとおり。

・move up!（2ドア）：149万円
・move up!（2ドア）：168万円
・high up!（4ドア）：183万円

価格的には戦略的な価格と思います。
競合が国産スモールカーなら面白いかも？

ただ、国産車には軽自動車がありますので、この辺りと競合となると・・
税制面で優遇されている軽自動車ではありますが、その牙城は崩せるでしょうか？

個人的には「ルポGの再来」と言われた「MTのGT」系の導入を期待してしまいますが、無理だろうなぁ～