煩悩寺有恒のブログ一覧

モーターショーの姿そのままで登場し、何かと話題の「トヨタiQ」。
個人的には好みです♪

「小さな車体」、「軽量+コンパクト」な車体に「大人3人＋子供1人」を積み込むその基本設計。
頭が下がります。

【一部抜粋】
iQのボディサイズは、全長2985mm×全幅1680mm×全高1500mm、ホイールベース2000mm。車両重量は約800～1000kg程度となるようです。
因みに、現行ヴィッツ比で全長-800mm×全幅-15mm×全高-20mm。

搭載エンジンは1.0リッター、1.3リッターの2機種を投入すると見られ、欧州向けにはディーゼルも予定されているとか・・
トランスミッションには新開発CVTが採用されるようです。
因みに、燃費については未発表ですが、CO2排出量は99g/kmと公表されております。

足回りには、15インチもしくは16インチ。
ラゲッジ容量は後席に乗員がいる状態ではアタッシュケース一個が限界だが、後席を倒した状態では最大240リッター（VDA）まで確保されており、日常の使い勝手は決して悪くはなさそうです。

エクステリアカラーはメタリック・パール調を中心に10色程度を予定され、将来的にはダッシュボードの加飾パネルを自由に変えられるような、ユーザーによるカスタマイズ機能も検討中だそうです。

iQの最も工夫された点として、全長3メートルを切るクルマに「大人3名+子供1名」の乗車スペースを確保した点につきます
そこで、トヨタは6つの技術によってそれを可能にしました。

以下抜粋
【1】：　デファレンシャルギアのコンパクト化。搭載位置を前方にする事でタイヤをより四隅に配置。フロントオーバーハングを短縮し、ヴィッツ（欧州ヤリス）比＋100mm超のキャビンスペースを稼ぎ出すことに成功。
【2】：　燃料タンクの床下収納。リアオーバーハングを短縮し、ボディの短縮に寄与。
【3】：　エアコンを小型化しダッシュボード上・中央部に配置、助手席足元スペースを拡大。
【4】：　“非対称形状ダッシュボード”を採用。運転席より助手席側の前方スライド量を増やし、助手席うしろのリアシートに大人が乗車できる空間を確保した。
【5】：　ステリアングギアボックスを車軸中央かつ前方に配置。フロントオーバーハングの短縮に寄与した。
【6】：　ヴィッツ比-40mmの薄型シートバックの採用。後席乗員のニースペース拡大に寄与した。

さらに、フロントドアを薄くし前席シートを外側へ設置することで、前席乗員間の距離を広げ、後席乗員が前に足を伸ばせるように中心にスペースをとっています。
フロアシフトとサイドブレーキは前後ではなく左右並列に配置され、後席乗員の足元スペース確保に配慮しているわけです。

そして小生を含め、iQの斬新なデザインに好感を持つ方もいるのでは？？
因みに、デザインのテーマは「自然界の美」だそうです。

以下抜粋
iQのデザインは、仏デザインセンターの日本人男性が担当。
「自然の美」をモチーフに、実際の生物の形を数値化してクルマ造りの随所に反映した。
撮影会では“マンタ”や“貝”などの名前がモチーフの例にあがっていた。

そして、コンパクトカーで最も心配な点として、安全性能が上げられます。
SRSエアバッグ、VSC、TRCなどの安全装備も標準？装備され、気になる後方からの衝突に対しては、初の後方部エアバッグを採用する可能性が高いそうです。
現時点で価格は未発表だが、ライバル車として新型FIAT･500、BMW MINI、スマートなどの名前が挙げられております。

国産車の技術力と性能で、ライバル達を蹴散らす事が出来るでしょうか？
個人的には、「走りに特化したグレードの追加（ツインクラッチMTなんて最高）＋四駆」が登場すれば、固いでしょうか？

いずれにしても、iQ。気になる1台です。。。