煩悩寺有恒のブログ一覧

07年に「レクサスLS」が受賞しているワールド・カーオブザイヤーですが（06年はBMW 「3シリーズ」）、今年もNYモーターショーにて発表となりました。

以下抜粋
20日、ニューヨークモーターショー会場のスペシャルイベントホールでワールド・カー・オブ・ザ・イヤー（WCOTY）の授賞式がおこなわれ、マツダ『2』/『デミオ』が受賞した。

デミオ以外に最終選考まで残ったのはメルセデス・ベンツ『Cクラス』、フォード『モンデオ』。

WCOTYはアジア、北米、ヨーロッパの自動車ジャーナリストが組織する選考委員会によって選ばれる賞で、選考委員はMerit、Value、Safety、Environment、Significance、Emotional Appealという6項目で採点し、合計点を競う。
2008年の選考委員は47名（うち選考事務局が5名）。

日本の自動車産業の中では中小企業と言えるマツダ、しかもコンパクトカーであるデミオが選ばれた事は賞賛に値するのでは無いでしょうか？
しかも、MB・Cクラスを従えて・・

確かに、コンパクトカーの分野では国産車は世界的に見ても優良車が多いのでは無いかと思います。
新型デミオはルックスも良く、走りも定評があります（スポルト系）。
GT-RやLSの様な高級車だけではなく、コンパクトカーでも世界に誇れる車が増えている事は嬉しい限りです！

「マリオ」と言えば、任天堂のゲームキャラクターを思い浮かべる方も多いのでは無いでしょうか？

その「マリオ」が現実に存在したら・・・

そんな事を真剣に考える人が世の中にはいるのです！

以下抜粋
画像は、Pixeloo氏という『Photoshop』の達人が作り上げた超リアルな『マリオ』です。

見ればおわかりだろうが、マリオが現実世界にいたとしたら、遺伝的な障害を数多く抱え、長生きはできなかったことだろう。

Pixeloo氏は現在、同様にデザインした『ホーマー・シンプソン』[アニメ『ザ・シンプソンズ』の夫]に取り組んでいるようだ。

パッと見はゲームキャラクターですが、よくよく見ると・・・
皺や髭などちょっとリアルになっています。

この手のキャラクターは架空のキャラの方が良いのかも？？

先日「脊髄損傷とHANS device」について取り上げた所、PVでは思いのほか反響があったようでした。

誠にありがとうございます。

そして、皆様がサーキットを楽しむ傍らで、いかに多くの方が「安全に楽しむ」事について真剣に考えているかがよくわかりました。
そして、小生自身も安全について考えていかなくてはならないと改めて思った次第です。

さてさて、サーキット走行と言えばどのサーキットでも、国産・外国産に限らず「ヘルメット」「長袖・長ズボン」「グローブ」が必須なのでは無いでしょうか？
オープンカーは他にロールバーが必須だったりするようですね。

これらの服装系は最低限として、自己防衛として先に取り上げた「HANS device」と「ロールバー（ロールケ－ジ・Rollcage）」があげられると思います。

ロールバーを装備する事で
・乗員の安全確保
・重量増（笑）
・ボディ剛性の幾分かアップ
・車載カメラ取り付けの自由度
・（ルックス？）
があげられます。

しかしながら、ロールバー装着の街乗り兼用車輌となれば非常に邪魔ですし、重量増から来る燃費悪化、ブレーキ性能の低下などデメリットもあげられます。

最大の役割として「横転時の乗員保護」があると思いますが、サーキットで横転する事を想定・想像しながら楽しむ方がどれくらいいるでしょうか？？
「脊髄損傷とHANS device」でも述べたように、「たかが素人のクルマ遊び」なのですが、「されど危険の伴うクルマ遊び」なのです。
「運転技術の未熟な小生（素人）のサーキット遊びにこそ安全デバイスは必須なのでは？」と考えるようになりました。

万人にお勧め出来るアフターパーツではありませんが、「HANS device」共々「安全と命」について、（フェーズ2では）真剣に考えてみたいと思っております。


【補足】
ロールバーの素材でも、スチール・アルミ・クロモリがあります。

・強度で選択すれば
スチール＞クロモリ＞アルミ
・重量で選択すれば
アルミ＞クロモリ＞スチール
・価格で選択すれば
アルミ＞クロモリ＞スチール
となるでしょうか？

と言う事で、多くの方がクロモリ（クロームモリブデン鋼）を選択する事が多いようですが、古くは旧帝国陸軍の鉄帽やバルカン砲の砲身、現代では自転車のフレームや航空機のエンジンまで、さまざまな面で使用されています。

その特徴として、丈夫でしなやか、加工性も高く、肉厚を薄くしても目的の十分な強度を得られる点があります。

新型アウディA4はすでに発表されていましたが、いよいよ発売開始となりました。
A5が発売になったばかり、M3セダン（旧リムジン）が発売開始された直後と言う事で、色々勘繰りますが、ユーザーには嬉しい限りです。

以下抜粋
アウディ・ジャパンは、新型A4を発表、アウディ正規ディーラーを通じ、3月18日から発売を開始した。

8世代目となる新型アウディA4は、環境にも配慮した1.8リッター直4ターボ（160馬力）と3.2リッターV6（265馬力）の2種類のガソリン直噴エンジンを用意、それぞれにマルチトロニック、６速ティプトロニックを組み合わせるとともに、完全に新設計されたシャーシレイアウト、そして数々の最新技術によって、燃費を低減しつつさらにスポーティな走りを手に入れている。

また、フロントアクスルやステアリングギヤボックスの搭載位置を移動させてフロントのオーバーハングを短く、ロングホイールベース化することにより、前後重量配分を最適化。
乗り心地の向上と同時に、歩行者保護の向上も実現している。さらに、エンジン、トランスミッション、ステアリング、サスペンションの作動特性をスイッチで選択できるアウディ・ドライブセレクト、および可変ステアリングギヤ比を備えるアウディ・ダイナミックステアリングをオプションで用意している。

環境技術においても、ボディシェルを先代に比べ10％軽量化、エアロダイナミクスではクラストップレベルのCd値0.27を達成するなど、燃費を1.8TFSIは先代比で7％の低減、低燃費／高出力を実現するアウディバルブリフトシステムを採用する3.2FSI quattroは同9％低減を達成している。

■新型アウディA4
○1.8TFSI
エンジン：直4・1.8リッター直噴ターボ（160ps）
駆動方式：フロントドライブ
ハンドル：右
トランスミッション：マルチトロニック
希望小売価格：419万円

○3.2FSIクワトロ
エンジン：V6・3.2リッター直噴（265ps）
駆動方式：クワトロフルタイム4WD
ハンドル：右
トランスミッション：6速ティプトロニック
希望小売価格：645万円

クアトロが3.2L以外でも展開する時期が勝負でしょうか？？
北海道は土地柄、BMWやMBに比べアウディ率が高い土地柄なので、個人的にもA4アバントなんかは興味津々です！

ただ、新古車で残っている完成度の高い先代B7のA4のバーゲンセールこそがもっともお勧めなのでしょうが・・
新型S4・RS4にも興味津々です・・・爆

敬愛してやまない理論派ドライバー「清水和夫」氏の記事を拝読し、HANS deviceについて再び考えるようになりました。

←そもそもHANS deviceなんてご存知でしょうか？
　左画像のような、ヘルメットに固定する「頭頚部過伸展防止デバイス」と言う言い方になるでしょうか？

さて、
素人のサーキット遊びにHANS deviceなんて本当に必要なのでしょうか？

HANS deviceは非常に高価です。我々がプロのレーサーで無い限り「恐らく必要ないだろう」と思っておりました。
「脊髄損傷や頭蓋骨骨折を起こすような激しいクラッシュの可能性は少ないだろう」、「車を壊すほど無理する事は無いだろう」と思っていました。

HANS device（以下HANS）に対する考え方は色々あるかと存じますが、HANSは「頚部過伸展を抑制し、頭頚部の保護に力を発揮する」ものであり、特にステアリングを交換しエアバックを無効にしているクルマの場合、HANS装着により「クラッシュ時」の安全性が飛躍的に向上するであろうと言われています。
脊髄損傷について語れば長くなるので語りませんが、その後の厳しい人生といったら・・・

幸いにも、今までサーキットでは大きな事故も無く過ごしていますが、公道では事故にもあっています。
その時の事故も「たままた軽症だったのが不幸中の幸い」と言う訳です。

「たかが素人のクルマ遊び」なのですが、「されど危険の伴うクルマ遊び」なのです。
「運転技術の未熟な小生（素人）のサーキット遊びにこそHANSの様な安全デバイスは必須なのでは？」と思ったりします。

昨年のF1カナダGPでBMWのロバート・クビサが起こした大クラッシュを覚えている方もいるのでは無いでしょうか？
素人である小生も、TVを見ていたあの瞬間「クビサは助からない」と「セナのクラッシュ場面」を思い出しました。

ところが、クビサは軽度の脳震盪で済み、次のアメリカGPは欠場しましたが、その次のフランスGPには出場し、4位入賞を果たしたのです！

その時、彼の命を救ったのが「強固なF1モノコックボディ」と「頚部過伸展を抑制したHANS」だと言われています。

よく、「車はまた買えばいいけど、命は買えないから・・」と事故後慰める会話を耳にします。
まさにその通りで、HANSは高価ではありますが、「命を救うデバイス」としてこれ以上安いものは無いのでは無いでしょうか？

「20ME」と言う通常モデルで15万ほどします。
決して安くはありません。しかしながら、購入を考えたくなる今日この頃です・・

この記事は、生きててよかった！ について書いています。