ABS ESP 使用不可〜故障〜解消
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
出た!
お盆前に急に来ました。
挙げ句の果てにABS作動しちゃってガガガとか言って、ついでに変速できなくなって焦りました。
お盆中の為、修理工場も明日から休みで、確認できない状況故、自分で確認する事にしました。保証があるのですが、待てません。
2
原因として海外サイトで紹介されていたのは下記。
1. バッテリー、オルタネータの異常。
2. 単なる車自身の異常検知という思い込み。
3. 車速センサーの故障。
4. ABSモジュール自体の故障。
3
早速一つ一つ原因を探っていきます。
先ずは電圧チェック。
よく作動電圧が云々言われますが、あくまでも電圧はバロメータであって、実際は電流が余裕あるかないかなんですけどね。
ベンツは便利なもんでテスターなくても表示してくれるので、エンジンかけない状態で、オドメーター表示画面にしてリセットボタンを3回押します。
するとピーっと鳴って現在の電圧を表示してくれます。
■正常値
・エンジンがかかっていない時:12V周辺
・エンジンかける(セルモーター作動)時:10.5Vとかのあたりまで落ちるがOK。
・エンジンかけてアイドリング中:〜14.0Vあたり。
■異常値
・エンジンかかってない時:9V台だとバッテリー交換したほうが良いかも。
・エンジン始動時:瞬時でも9V台まで落ちていくとバッテリーに疑いあり。
・アイドリング時:15Vとかなってくるとオルタネータのレギュレーター故障疑い。オルタはエンジン回転数上げても忠実に14.0V辺りをキープするはず。
で、うちの場合はバッテリーもオルタも問題ないみたい。
4
次にクルマ自体が感じ取ってる誤解を解消してあげます。★うちの車はここで解決しました★
簡単です。エンジンかかった状態で、ハンドルを右いっぱい、左いっぱいに切るだけです。据え切りは好きではありませんが、今回は仕方ありません。
ギアはパーキングのまま、パーキングブレーキがかかった状態で左いっぱいにハンドルを回し、オイルポンプがシャーっていうとことまで切ります。次に右いっぱいに切り、同じくシャーって言うまで切ります。また同じく左に切り、右に切り、センター位置に戻します。
エンジンを切り、一旦鍵を抜くか、キーレス車だとエンジン切って運転席のドアを開けると電源が落ちます。
再度エンジン始動すると故障表示は消えました。
めでたしめでたし。
5
ABS車速センサー故障の場合。
たまにセンサー変えたら云々というページがありましたが、これはよほどでない限りあり得ないことだと考えています。
センサーの故障ですから、断線や、製造不良などによる機能不全があればとっくに出てきているはずです。
6
ABSユニットの故障の場合、先ほど書いたようなガガガっという作動は出来ないかと思います。
昔はABSユニットの中のベアリングを交換するなんていう事もあったようですが、2010年モデルのうちのR350まで解決できていないはずがありません。
7
ここまでよく振り返ってみると、車載のマニュアル自体にヒントがあったように思います。
ABSとーESPコショウ マニュアルヲサンショウ
マニュアル見ろって、つまりこういうことが起こることをベンツは知っていたのです。
Windowsがいっときバグってフリーズして、ごめんなさい表示出してたようなもんです。
つまりはほとんどの場合私がやったような方法で解決できるのではないでしょうか。
なお後日チェッカーを当てたのですが、スピードセンサーの交換は必須ではないとのことでした。
その証明としてうちの車、チェッカーによるとスピードセンサー異常を毎回拾いますが、無視していてその後ずっとエラー表示が出たりABSトラブルは起こっていません。
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