グローブボックスダンパー流用　加工・取付編

パネルとボックス両方のクリアランスを試行錯誤した結果、金具とはこういう感じで組み上げます。ステーに対してダンパーが自由に動くことが大事です。
M8を使っているのはダンパー自体が8mm穴なので。都合のいいスリーブがあればダブルナットにする必要もないのですが見つけることはできませんでした。

一足先に背面配置の完成形です。
取り付けるとこの辺りの位置になります。
なお、フレームの長穴の一番下で締めてあります。ここより下へはフレーム加工しないと行きませんが結構ギリギリです。
後で書きますが横固定をやめたので全く問題なくなりました。

裏側はこうなってます。
まだ仮留めで金具は付いてませんが長穴の１番下とか8mmが良いというのかわかると思います。

そこでずらすために考えたのがL型の穴ずらしでしたが２個目と３個目の中間くらいにしないと逆にボックスに干渉しそうなので却下。ボルト方向を逆にしようとしたところ、そのためにはダブルナットも反対にしなくてはいけなくなり、長さが足らなくなります。ダブルナットなのは金具に対してダンパーが自由に動くように余裕を持たせるためです。20mmで短いので25mmに替えました。ここのボルトは長くても干渉しません。

最大の問題はこれでした。
どうしてもボックスに寄り過ぎてしまうので元々横配置設定のアダプターの入る余地がありません。

試行錯誤の末、背面配置にしてみました。まずは両面テープでテスト。
固定が弱いながらも悪くなさそうです。
裏からも動画撮って開閉確認しました。

唯一の加工です。アダプターを背面配置化したことにより、取付向きも変わります。
テストで両面テープ貼っただけでは弱いので大きめのタイラップベースを一部リブ切除加工してアダプタに差し込んだ上、接着ついでにまわりを固めて補強、更に黒塗装しました。
まるでポラロイドカメラ・・・底面はもちろんベースに初めから付いてる両面テープです。

接着に使ったのはLOCTITE 多用途補修パテ プチ。(パーツレビュー参)
せっかく買ったのに手持ちがありました・・・これ、すぐに硬化して実に良いです♪
夏場に両面が剥がれるようならベースごとこれで固定しようかとも考えています。
それから大事な事忘れてましたので追記です。エアコンフィルターの交換もボックスの上だけ外せばダンパーは付いてても問題なくできます。