BOSEスピーカーのビビリ音修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
GJアテンザ純正のBOSEオーディオからビビリ音が出るようになり、ディーラーに聞いたらドアスピーカーのダンパーが外れているようだとの事。ディーラー見積もりの修理費が結構嵩む一方で、みんからには先輩達の貴重な修理レポートが沢山。どうやら、アテンザに限らずこの世代のマツダ純正BOSEの持病の様です。
ドアの分解方法や、必要な部品は先輩達の記事をご覧頂くとして、このレポートでは私独自の部分に特化して説明します。
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先ずは準備した物。接着剤は「セメダイン・スーパーXゴールド」。2分で動きにくくなり、15分で実用強度に達するという速硬性が決め手。
トリムクリップはエーモンが有名だけど、私はマツヤマ機工で購入。30個入りで1255円(送料込み)と格安。30個入り以外の販売もあります。
それから金属製ダブルクリップ。錆びに強そうな銀色のニッケルメッキを選択。
そして今回特に役に立ったのが、ダイソー製の自転車パンク修理キット。この赤いレバーの角度が絶妙。2本入りだけど、使った後の写真なのでレバーが1本だけになっています。
それ以外にドライバー、ラチェットレンチ、トリムクリップ外し、耐水ペーパー(錆び落とし)、アセテートテープ(異音防止)、洗濯ばさみ(接着剤乾燥時の圧着用)などなど、、
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ドアトリムを外したところ。
スピーカーはボルトを外してベース部ごと取り外し、それからベースとスピーカー本体を分離した方が作業性が良かったです。というか、プラスネジを外しただけではスピーカーが外れませんでした、、
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ダンパー部分を指で押すと、完全に剥がれていました。
ダンパーと金属フレームの接着部分(錆びて塗装が浮いています)を、ダイソーのパンク修理用レバーと耐水ペーパーを使って磨いて行きます。黒い塗装がボロボロと剥がれて来ますので、この作業をせずに接着してもすぐに剥がれると思います。
新品時は塗装の上からダンパー接着したと思われ、その塗装が経年で錆びて剥がれた為に、ダンパーが外れてビビリ音になっているのでしょう。
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再びダイソーのパンク修理用レバーを使って、セメダインスーパーXゴールドを塗りました。このレバーの角度が絶妙で、フレームの裏側にきちんと塗布出来ました。
その後は洗濯ばさみで挟んで、接着剤の硬化を待ちます。
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セメダインの硬化を待つ間、スピーカーの穴から手の届く範囲を簡易デッドニング。あくまで簡易なので音質向上は僅かな物です。それよりも、今までフロントドアを閉めた時に「ばよぉぉ〜〜ん」と締まりのない、このクラスのクルマにあるまじき開閉音がしていましたが、この対策で「ばんっ」という開閉音になり、質感が上がりました\(^o^)/
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セメダインがある程度硬化したら、また剥がれない様に恒久対策。アセテートテープを貼って異音対策をした上で、金属ダブルクリップを填めて、レバーを取り外し、写真の様に圧着しました。
運転席側は指で指した部分のダンパーが剥がれていなくて、今回錆び落としや接着が出来ていないので、放っておくと剥がれるのは必至。この部分もクリップで圧着することで、恒久的なビビリ音防止が期待出来ます。
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後は、スピーカー、ドアトリムを元通りに取り付けて作業終了。
トリムクリップは合計7個がダメになりましたので、予備を沢山買っておいて良かったです。
修理後はオーディオの音量をかなり上げてもビビリ音は無し。クリアな音楽でとても快適になりました。
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