986ボクスターには幾つかの定番不具合があります。
(1)インターミディエイトシャフト折れ
-996のみならず、986にも発生します。発生すればポルシェが無償交換するといわれています。未経験。
(2)イグニッションスイッチユニット破損
-イグニッションスイッチの強度不足で、キーシリンダーが割れるそうです。未経験。
(3)冷却水漏れ
-インターネットでよく出ています。ラジエータキャップの密閉不良や、ラジエーターリザーバータンクのひび割れ等複数原因有り。これが今回経験。
(4)その他諸々
【発見の経緯】
2Wほど乗っていなかったので、早朝に少し近所を走ろうとしてエンジンをかけたら冷却水警告灯が点灯しました。今までに経験がなく、原因に心当たりがない為、暖機運転を継続していましたが、消えず、走り出したら消えましたが、気持ちが悪いので修理工場へ搬入。調べたところ、トランクリッドの蓋部分に水滴がびっしりついていました。
こいつは矢張りキャップ不良か、他の割れではないか、と考えられましたが、4月の車検時に下の青い冷却水注入孔キャップとブリーダーバルブを交換していました。
修理工場のアドバイスで、まずは青いキャップを交換し、それでも漏れるようであれば詳細調査を行うことに決定。その後、1Wでまた大幅に水位が下がったので入院することとしました。
【原因】
加圧テストを行い、不良個所を探したところ、結局「ブリーダーバルブからの漏れ」と判明。この交換を行って漏れが生じないことを確認して、一応の修理完了となり、本日回収して来ました。
【コスト】
冷却水キャップ交換-5,000+税=5,400円
加圧テスト・ブリーダーバルブ交換-5,000+12,400+税=18,792円
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合計 24,192円
【その他】
そういえば、最近筑波に行った帰りに水温がやや高めだな、と感じることがありましたので、大事に至る前に修理ができてよしとしましょう。(しかし、車検の際にまさにこの部分を交換したはずなのになぁ。因みに当時のコストはキャップが3,900円、ブリーダーバルブが12,200円、工賃が12,100円および税で30,456円でした。)
Posted at 2015/12/13 15:17:17 |
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