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2022年11月25日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行13回目④ アンチロールバー比較

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行13回目④ アンチロールバー比較大夫今更ですが、先日の筑波サーキットでのアンチロールバーを交換した際のデータ比較です。

正直、もう少しARBを交換する事で内輪に仕事を割り振る事が出来るものだと思っていたのですが、予想以上に内輪のグリップが落ちてしまいました。

外輪の仕事量は増えた感じなのですが、それは今欲しいセッティングの方向性では無いので、単純にARBを交換しただけのセッティングは現状ではダメな方向性です。

何がどう駄目になったかをチェックしてみました。


まず1コーナー。

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コーナーエントリーから立ち上がりまで、基本的にRRのロールは少なくなり、RR外輪のストロークは5~6mm位少なくなり、内輪は1~2mm程ストロークが増えている。
全体的に、サスストロークは変化しているが、車速や区間タイムに大きな差は無く、この比較ラップも含めて、Y3の方が立ち上がりでRR内輪がホイルスピンしている傾向が有り、一概にARBレートアップがネガな方向に向かっているとは言い切れない感じ。



1ヘア

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基本的なサスストロークの傾向は1コーナーと同様で、1コーナーはFR外輪のデータが見られなかったが、ここは逆に内輪が見られずに外輪がチェック出来た。
それを見ると、FR外輪はストロークがY3,Y4共に大きな差が無い。
RRサスのストロークは、大体1コーナーと同じ傾向なので、ARB変更に対しては、FR外輪を基準に、RRが浮き上がりつつ、全体のロールは減少している車体姿勢になっている。
その為、RR内輪には荷重か掛かかり難い傾向が強くなっている。

また、立ち上がりに関しては、ボトムスピードや、スロットルONのタイミングによる内輪のグリップ変化の方が、サスストロークの変化による影響よりも大きい感じで、ここも、ARB変更がそれ程大きなネガ要素にはなっていない。


2ヘア

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ここも、1コーナー、1ヘアと同じ傾向で、走っているイメージとしては、エントリーでRRが出やすくなった気がする程度で大きな差は無い。

基本的に、3つのヘアピン系のコーナーに関しては、進入でRRが出やすく、立ち上がりはそれ程大きな差が無いので、現状では、走り方次第で、それ程大きなネガは出ていない状態となっていた。



最終コーナー

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ここが、ARBを変更して、一番悪くなったコーナーで、ストロークデータを見る限りは、他のコーナーと同様の傾向だが、走ったフィーリングは、まずスロットルOFFのタイミングを遅らせると、全くグリップ感が無くてスピードが落ちるまで待つ以外に無く、Y3と同じようにアプローチすると、RRが出てしまう為に減速しないと曲がれない。

ここは、RRサスのストロークだけを見ると、内輪のストロークは増えているので仕事量が増えている様に見えるが、ARBのレートが上がり、内輪が押し上げられただけで、内輪の荷重は増えてない様に見受けられる。また、車体全体がFR下がりになっている為に、RR荷重が減って、進入から立ち上がりまで、オーバーステア傾向で、荷重か掛かっていないので、一気にスピンモードに入りそうな感じが非常に強かったので、攻める事が出来なかった。

フィーリング的に、コントロール可能なオーバーステアでは無く、一気にグリップを失いスピンモードに入る感覚(前回クラッシュした時と同じ感じ)なので、余りRRが滑ってはいないが無理が効かない感じで、非常にストレスが溜まる状態だった。


従って、総評としては、RRのARBのレートを上げただけでは、みせかけのロールは減っているが、内輪の仕事量は減ってしまい、外輪の仕事量が増えて、タイヤのキャパを超えてしまっている状態となり、フラットな高速コーナーではその傾向が顕著に出てしまった感じで、ネガな部分が多い。

ただ、今回の問題点は、ARBのレートを上げた事で、コーナリング中の車体姿勢がRR上がりになってしまった事が問題であって、例えば基本アンダーステアなFR165/RR195の純正サイズでは、進入でFRの仕事量が増えて、立ち上がりもRR外輪の荷重が増える感じで良いバランスになるので無いだろうか?
また、RR165の状態で考えれば、RRの車高が下がる様な、又はFRが上がる様なセッティングを行う事で、RR内輪の仕事量を増やせるのでは無いだろうかと予想。

従って、次回は、とりあえず、RRタイヤを195で走って見て、どの様なフィーリングになるかをチェックする事で、その後のセッティングを考える事に決定。
Posted at 2022/11/25 03:12:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2022年10月30日 イイね!

VBOX MOTORSPORT Circuit Toolsで、S660の走行動画が見られる様になりました

VBOX MOTORSPORT Circuit Toolsで、S660の走行動画が見られる様になりました自分はサーキットを走る際に、RaceChronoというアプリを使って、S660のcan-busのデータを記録しつつ、HRCデータロガーを使って、4輪のサスストロークを記録し、データ解析を行っています。

HRCロガーの方が、サスのデータは見やすいのですが、GPSデータが無いので、ライン取り等が確認出来ないのが非常にネックでした。

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また、最近、RACEDACという機器を使う事で、RaceChrono上で、can-busのデータと併せて、HRCロガーで記録しているサスストロークデータも確認出来る様になりました。

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ただ、RaceChronoでは、データが4項目しか同時に表示出来ないので、非常に不便でした。
(4輪のストロークを表示すると、それ以外のデータが表示出来ないので)

動画をチェックする事で、ラインが外れている理由が分かる事が多々あります。
(他車と絡んでスピードダウンや、ラインが外れた等、外的要因を確認出来る)


それで、今まではタブレットとPCを並べて確認していたのですが、今一つ使い勝手が悪い。

RaceChronoで、Circuit Toolsに対応したファイル形式でエクスポートをする際に、動画を入れる事が出来る感じなのですが、どうもそのまま動画ファイルをコピーしても、Circuit Toolsの方ではエラーが出でで動画が見られなかったのですが、色々とやってみたら、何とか動画が見られる様になりました。

RaceChronoでは、動画再生スピードは変えられないのですが、こちらはスロー再生が出来るので非常に便利です。


これで、S660でサーキットを走る際の、can-busデータが、より見やすくなりました。



キャプチャしながらの再生なので、動画がスムーズに再生出来てませんが、実際は大丈夫です。
Posted at 2022/10/31 00:12:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2022年10月15日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 takeさん主催走行会②

S660 筑波サーキット、コース2000 takeさん主催走行会②今回の走行会では、呑むラー油さんが色んな人の写真を撮って下さいました。

正直、この走行会への参加の目的の一つでもあり、外からの画像を見る事で色々とチェックできます。


全日本選手権でのテストや予選までは、無線で連絡を取りながら、外から走りをチェックする人(大体監督です)と相談しながらセッティングを変えたりもしています。


で今回は、自分の走りと、他の人の写真を比較して気が付いた事からセッティングの問題点を考えてみました。


まず自分の走りは、
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次に、同じ場所で、タイムが結構速かった人たちの写真
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このアングル、非常に今自分が知りたかった情報が含まれていて、非常に参考になります。
吞むラー油さん、大感謝です!!

写真に写っている皆さんも大感謝です、勝手に使ってすみません。


で、まず最初に思ったのは、自分の車体、対地キャンバーがすごくポジになってる・・・。
#25、16の方も、RRは若干ポジ気味に見えますが、FRはRRよりキャンバーがついてる感じです。

#14の方(今回トップタイムを記録されてます)はロールも少なく、4輪共に路面に対しの角度が良くて、タイヤが路面を捉えている感じがします。

#25の方は、ロールが大き目ですが、外輪の対地角は悪く無さそうで、タイヤもしっかりと潰れて、内輪の接地面積も多めに見えます。

#16の方は、自分と同じタイヤサイズと思われますが、自分よりタイヤの対地角が良く見えます。


それに対して自分は、外輪が外に倒れてしまい、RR内輪の路面コンタクトが薄い様に見えます。
ストラットの特性上、ストロークが増えるとキャンバーが減少していく点と、ロールが多い事が原因と思われます。

まさに、今自分がトライしているRR内輪のグリップが出せていない状態が、この写真の状態なのだと思います。


コーナーリング中の車高から察すると、恐らく皆さん、SPGレートが自分より高い状態で、レートを上げる事でストロークを規制してロールを抑えているのだと予想。

いま自分がトライいているのは、外輪を深くストロークさせた上で、内輪もそれに追従するようにストロークさせてコーナリング中に車体が低い状態を作る事で内輪に仕事を振りたいのですが、この写真を見る限り、全く出来てませんね。

そもそも、どの位の内外輪ストローク差が、ロールを抑えている状態なのかが分かっていないので、この写真を参考に、今後の方向性を考えたいと思います。


正直、ここまで外輪が外に倒れているとは思ってなかったです。

このせいで、高速コーナーで限界が低かったのだと思います。

いままで、外輪を基準にロール剛性バランスを変えるトライをしていましたが、内輪が接地する前に、外輪がブレークしてしまうので、狙った車体の動きにならないのでは無いだろうかと思いました。

重心が高いので、内輪が浮いてしまっている部分は依然残っているとは思いますが、も少しカントの少ないコーナーでの外輪の接地性を上げる努力を先にしないと駄目な気がして来ました。

この状態では、RR内輪が浮き気味になってグリップが出ないと思ってたのですが、外輪外に倒れてブレークしてしまっていて、限界が低いのだと思い直しました。

これは、RRタイヤが165では厳しい。
ヘアピン系のコーナーはカントが有るのでタイヤが外に倒れていても、縦方向にGが掛かるので、誤魔化すことが出来ているのだと思います。

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↑どこ走ってるんだ?

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この2枚を比較すると、FR内輪はカントに助けられて少しは仕事をしている感じなので、今のセッティングもポジな部分は有ると思いたいです。
(皆さんヘッドライト点灯をしていないので、全開走行では無いもしれませんが)


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この位置だと加速に移ってる辺りだと思いますので、判断が難しいですね。


あまりキャンバーを付けると、ブレーキングが悪くなりそうなので、どうやってロールを抑えるかが課題ですかね?
(まあ、現状のシステムでは前後共にキャンバーがMAXというのも有りますが、増やす加工は出来ますので)

キャンバーの適正値は、今後、4輪共にタイヤ表面温度計を付けて、ブレーキング時のタイヤ温度の分布を見ながら決めて行きたいと思います。


レートを上げて車高を下げるのが一番簡単に思えますが、それは色々な意味でやりたく無いのと、まだやってみたいことが沢山あるので、色々とトライしてみたいと思います。


まあ、まず、車両の修理が先ですが・・・。


Posted at 2022/10/15 11:35:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2022年10月14日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 takeさん主催走行会①

S660 筑波サーキット、コース2000 takeさん主催走行会①昨日、take RA改さん主催の、S660走行会へ行って来ました。

同日にファミリー走行も走る予定だったので、自分は皆さんと離れて11番ピットに荷物を降ろして走行しました。

今回、初めてのS660の走行会で、どうやって走れば良いか分からないので、とりあえずいつも通りに走っていれば、いろんな人と絡めるかな~と思ってたら、全く絡めず、何の為のS660走行会か分からず終わってしまいました・・・。

ただ、前回のファミリー走行の結果で、RRのARBを変更したフィーリングから、RRタイヤを165では無く195で走って見たかったのと、今回、RRのみですが、ライドハイトセンサ(車体の下面と路面の距離を測るセンサ)と、タイヤ表面温度計を取り付けたので、どんな反応をするかを見たかったので、いつも通り振り回して走りました。

ライドハイトセンサーは、秋月電子の千円位の距離センサーを、RACEDACに繋いで使用して、サスストロークとは別に、車体が路面に対してどの位ロールしているかをチェック出来るかをテストしてみました。

今回、テスト設置(タイヤ表面温度計も)なので、数か所あるコネクターが、安物なので、接触不良を起こしてしまいましたが、思ったよりも使えそうです。

タイヤ表面温度計は、インタークーラー表面温度測定に使った物を2個用意してRRタイヤの表面温度を測定しました。

センサーの視野角が60℃と狭いので、設置位置に無理があって、若干精度が低いと思います(タイヤ表面に対しての角度が浅いので、測定温度の精度が低い)が、知りたい情報は得られました。


こちらが、ライドハイトセンサーの動きの動画で、青はGPS車速、黄色がGセンサの値(共にRACEBOX MINI)で、紫が左、緑が右のサイドスカート後端から路面までの距離です。






今回はテスト設置なので、センサーから出力されている電圧をそのまま記録しましたが、RACEDACの方で設定をすれば、距離で表示できるので、次回は実際の距離で記録します。

表面温度計もそうなのですが、今回テスト設置で、配線を繋ぐカプラが普通の電子工作用の安物なので、接触不良を起こしてしまいました。

それで、1000円程度のセンサーでも、十分参考にはなりそうです。

これで、サスストロークに対して、実際の路面とタイヤのコンタクト度合い(どの位タイヤを路面に押し付けているか)を確認できればと思います。



こちらが、タイヤ表面温度計を装着した状態です。

センターでディスプレイ下の2つがそれぞれ左右のRRタイヤ表面温度です。




タイヤの表面温度は、大体予想通りの温度分布の変化をしていましたが、バックストレートで思いのほかタイヤが冷えるのが予想を違ってました。

最終コーナーや、1コーナーで、同じようにエントリーしても、グリップ感が違ったりする感じは、これから来ているのかもしれません。


LSDが入っていないので、進入でRRがブレークした時と、立ち上がりで内輪がホイルスピンしてる時に、タイヤのどの辺りが路面に設置しているかを確認出来ました。

次回は出来れば4輪測定したいですが、それなりに金額が掛かる(今使っているセンサーなら安いのですが、視野角が広いセンサーに変えた上で4個はそれなりの金額になりますので)のが欠点ですね。



肝心の走行の方は、2走行目に、予定通りにRRのプリロードを抜いて走ったら、フィーリングが良さそうなので、ペースを上げて行く途中で、今度は2ヘアでクラッシュしてしまいました。




今回、TPMSの画像が撮れてなかったので、正確な数値が分かりませんが、走行中にチェックしていた値では、FR1.8/RR1.9位だった筈なので、まだ内圧が上がって無いのに攻めすぎました。

あと、ステアリング裁きが下手です。

カウンターステアで、ステアリングを持ち替えると、舵角コントロールが出来ず、今回でいえば、カウンターを当てすぎて、しかも、振り返した時にステアリングを戻すタイミングが遅れて真っすぐスポンジに突っ込んでしまいました。

以前から2ヘアでは同じような感じでスピン直前から立て直していたのですが、その時もステアリング操作が遅れ気味だったので、もっと練習が必要です。

あと、ステアリング形状も、持ち替えが必要な時は、正円でセンターがオフセットしていない方が絶対に良いですね。(以前からこの点は気になっていましたが、後の祭りです)


今回、エアバッグが開いた際に、TPMSが吹っ飛んでFRガラスを内面から割ってしまいました。
エアバッグを避けて設置したつもりでしたが、少し乗っかっていた様子で、フラッシュエディタを道連れにしてくれました。(フラッシュエディタの位置自体は問題無かったのですが・・・)

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最近モニタとして使ってなかったので、外しておけばよかったです・・・。


車体ダメージは、多分フレーム本体は大丈夫だと思うので、また自分で修理に挑戦します。

ガラス交換が難しそうですね。


あと、今回、HANSに助けられました。

前回最終コーナーでクラッシュした時は、後ろ向きに当たったのでそれ程では無かったですが、今回は、完全にHANSにヘルメットが当たってホールドしてくれたのが分かった位、頭を振られたので、恐らくHANSを使ってなければ首に何らかのダメージを受けていたと思います。



外装関係のダメージが今回は大きいですが、いい加減ワイドフェンダーを完成させろという天からのお告げですかね~。


自分以外にもトラブルやクラッシュされた方もいましたが、皆さんお疲れ様でした!!


Posted at 2022/10/14 08:51:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2022年10月13日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行13回目③ Y3

走行記録メモ

TC2000 Y1 10:35~10:55

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28.1℃/65%   
路面温度:31℃
走行中、メーター読み外気温 30℃(can-bus)

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R / FR57L/ RR52L
サイズ:FR・165/55R15(MR01)
     :RR・165/55R15 (STD+20mmスペーサ)
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL10
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C (TC1k:60L+TC2k:191L) RR/ドリパ(TC1000:22L+TC2k:191L)
BRK HOSE:FR/STD RR/SUS
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM

Oil:純正/51.125km
ALB:FR/STD RR/Y3:CUSUCO→Y4:TANABE(弱)
GAS : +7L(センター+3)

アライメント:
 場所:myガレージ
  水平レベル:ベース=0°
  各ベース間=0.2°以下レベル(ロッド延長)
  タイヤは純正ホイール+AD08(used)で測定(1G 内圧170/180)
  アライメント自体は、前回のクラッシュ時から弄ってない

トー/ Fr:LRトータル -0.75mm(前々回セットダウン+0.5mm、前回?の-0.5mm)
    RrL:+3.25mm/RrR:+1.5mm
キャンバー/FrL:-2.0°/FrR:-2.2° ※
  -0.75       ※
      RrL:-2.1°/RrR:-2.5°      
98.75 | 102.25
車高:ホール下~ライン(微妙な測定精度)     -3.0 | +2.25
   FrL:24.5mm/FrR:24.0mm       101.75 | 100.0
   RrL:21.5mm/RrR:23.0mm -----------------------------
   RRのみ4mmスペーサー 93.25 | 87.75
アーチ下 567/565 +3.25 | +1.5
              601/595 90.0 | 86.25
     ※

GPS
RaceBox MINI/can-bus (note10)/RRアクスル上(トランクフード後端)
GL02/OBD2 (S5)/FRウィンド下
BL-1000GT/-- (Z3)/FRウィンド下


タイヤ内圧
 FrL:145/FrR:150
 RrL:150/RrR:160

走行後内圧
 FrL:174/FrR:177
 RrL:190/RrR:190

走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ(φ3)突き出し5mm
FrL/ out    / mid         / in             // FrR/ in     / mid          / out
50.4,47.5 / 47.8,45.9 / 49.4,46.7 // 52.0,50.8 / 49.2,49.2 / 47.5,48.1

RrL/ out   / mid          / in            // RrR/ in     / mid          / out
50.8,54.6 / 55.4,53.3 / 58.7,54.7 // 56.1,53.9 / 55.6,53.0 / 55.9,53.8 


前回RR165の時と、今回のY2の結果から、タイヤ内圧は低めを狙ってセットし、温間は大体狙った数値だったが、思ったよりもRRが捩れる。
RR内圧が前回の200位の時は表面で滑る感じだったが、今回は構造が負けて捩れる感じ。

RR165のフィーリングは、やはり前回同様に、高速コーナーでRRの接地感が薄く、特に最終コーナーはかなりビビリミッターが発動して攻められない。
当たり前だが、195に比べると曲がるが、スタビリティ不足。

Y3 ALL


最終コーナービビりまくり



Y4 15:35~15:55
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29.9℃/44%
路面温度39℃
走行中、メーター読み外気温 32→31℃(can-bus)
GAS : +5L(センター+4)

タイヤ内圧 Y3 keep

走行後内圧
 測定したが、記録忘れ(Y3と大差なかった筈)

走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ(φ3)突き出し5mm
FrL/ out    / mid         / in             // FrR/ in     / mid          / out
51.6,48.9 / 50.3,48.2 / 52.3,49.4 // 54.0,52.1 / 49.9,50.4 / 49.0,49.1

RrL/ out / mid / in // RrR/ in / mid / out
58.8,55.6 / 58.5,54.1 / 60.4,56.4 // 57.6,52.9 / 54.8,51.5 / 54.4,502



RRのARBを、CUSUCO(75kg/0.05m)からTANABE(109kg/.05m)に交換して、RR内輪の仕事量を増やせるかテスト。

フィーリングは結構変化した。
走り始めは、コーナーエントリーではそれ程大きな変化は無いが、クリップ近辺での2次旋回初期で、RR外輪に荷重が掛かった時に踏ん張る感じが出て、曲がりやすい気がした。

そこからペースを上げて行くと、エントリーでRRが出やすいが、曲がる感じが出て来た。
Y3よりも、スライドして曲げる時のコントロール性が若干良い感じで、その部分はポジだが、DLや最終は、確実に限界が下がった感じで、全く攻められなかった。

スライドコントロールはやりやすいので、上手く走れれば曲がるのかもしれないが、リスクが高すぎるし、スタビリティーは低いので余裕が無い感じ。

イメージ的には、RR外輪のSPGレートが上がった感じで、ロールは減ってる?という感じ。

タイムは出ないが、ヘアピン系のコーナーは、スライドコントロールがしやすいので、走っていて非常に楽しい。
(その分、最終コーナーは非常にストレスが溜まる感じだが)


Y4 ALL




ロガーデータをざっくりと見た感じは、RRのARBのレートが上がった分、外輪のストロークが減り、コーナーではRR車高が高くなって、荷重が掛からず、しかも、内輪は、ARBによって押し上げられてるので、位置は深くストロークしてるが、プリロードを張った状態に近い感じでグリップが取れていない様に思われる。

恐らく、RRがコーナーで下がるようにしないとグリップが取れないのでは無いだろうか?

プリを抜くか、車高を下げるか、SPGレートを下げるか、又は、逆にFRのARBのレートを上げるか?

どれから手を付けるか難しい。
Posted at 2022/10/13 01:02:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | S660 | クルマ

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