
本日は愛知県内・自動車の産地巡り、名古屋城、最後は太平洋フェリーへ乗船です。自動車工場は、三菱自動車とトヨタをアポ済です。
岡崎市内のビジネスホテルを出発、岡崎と言えば、德川家由来の土地ですが、もう一人偉人として、
岡村孝子さまがおいでです。学生時代、あみんのコンサートへ友人に連れられて行って以来、ずっとファンを続けています。あの澄んだ声が、何とはなく、ほっこりする…というのが魅力でしょうか?
急性白血病に罹られたが、
最近、退院した由、一安心です。
岡村孝子ファンにとっては、岡崎は聖地であり、
Wikipediaで簡単な経歴等も記されていることから、速攻で聖地巡りをしようと思ったりしたのですが、岡崎市内を流れる矢作川を西に渡る国道1号線は朝の通勤時間帯とぶつかり大渋滞、聖地巡りは全て断念しました。
三菱自動車の岡崎工場は、矢作川を渡り、名鉄宇頭駅を北に上がった岡崎市北西部にありました。
来客用駐車場に停め、フト、後ろを見ると、アウトランダーがズラリ、社員さんの通勤者向け充電設備を手前に作った結果でしょうが、宣伝効果ありますね。
予約して訪問したのは、
三菱オートギャラリーで、工場内にあります。入館ICカードを交付してもらい、所内は、オートギャラリー以外は撮影厳禁と念押しされ、オートギャラリーへ向かいました。事務所内の一角が、オートギャラリーとなっています。
パジェロが、ラリー仕様車と並び展示されていました。
生産車の年表もありました。
我がGraちゃんは、2010年過ぎたところで、線が切れています…(-_-)
結構、こじんまりしたギャラリーです。もう少し、一世を風靡した車種等を置けばいいと思いますが、予算の関係等で難しいのでしょうね。

とか、

です。
皆、憧れていても、結局、乗れず仕舞いの車はあると思います故。
主力エンジンであった
4G54が展示されていた他、
GDI方式で表彰された賞状、記念のプレートも置かれていました。
下敷きのお土産を貰い、10時過ぎには岡崎工場を後にし、豊田市にある
トヨタ会館へ向かいます。
田んぼの中を走り約30分、
トヨタ会館に着きました。道行く車はトヨタ車一色という感じで、企業城下街です。
トヨタの工場見学の案内は、⇒
こちら!!。私のような一人見学でも、受け容れてくれます。
11時トヨタ会館を出発、周囲にはいろいろ工場がありますが、どの工場に行くかは、当日、決まるというもので、13時にトヨタ会館に戻ってくるスケジュールです。
トヨタ会館前の駐車場に駐車、会館に入ります。道すがら、トヨタの本社や

研究棟がありました。
私が参加した工場見学は
元町工場というところで、クラウンを生産しているとのことでした。工場では撮影厳禁ということで、iphoneは出発前にトヨタ会館内のロッカーに預けます。
ツアーは、日本人バスと外国人バスに分かれ行われました。工場までの案内は、トヨタ会館の受付嬢が兼任のようでしたが、外国人も若干混乗していたので、日本語の後、流暢な英語で案内をしていました。受付嬢も今や英語は当然の能力なんでしょうね、もう、そういう時代です。
見せて貰った工程は、ベルトコンベアで流れてくる車の組み立て、溶接でした。組み立ては、一定時間内で決められた組み立てをしていくのですが、組み立て部品の確保、多品種生産への対応を人も上手く介し効率的にやっているということと、溶接は肝の技術なんでしょうが、肝故にロボット化している、ということでした。
こういう工夫があるからこそ、車は個人に手の届く買い物なんでしょうね。ベースは
フォードT型の生産革命から変らないと思いますが、現代は、溶接や金属加工で個々の匠の技をオートメーション化したところと多品種生産への対応が自動車生産のキーなのでしょう。
いろいろな考えがいい品物に反映されていく、「
よい品よい考」というトヨタ生産方式の社訓が書かれたボールペンがお土産でした。
自動車工場見学は私にとっては初めてでしたが、自動車産業は裾野の広い産業と言われますが、素材含めた個々の部品の品質、生産技術、自動車自体に対する技術的工夫かあってこそということを実感できました。
トヨタ会館内では、レクサスの他、

新型カローラ等が展示されていました。
これで、自動車の里、岡崎/豊田はお終いです。次は、
本丸御殿が出来た名古屋城へ東名高速で向かいます。お昼は、経費と時間削減のため、コンビニのサンドイッチと100円珈琲で終わらせました。
名古屋ICを出て覚王山通りを進みます。愛知県庁、名古屋市役所、愛知県警等の愛知の権力パワーが並ぶ三の丸を通り、名古屋城駐車場に15時頃、辿り着きました。この辺の道の広さ、街並み整備は、東京なんのその、という印象です。
正門から入ります。
本丸御殿は、戦災で焼失したものが、昨年復元した由。尾張藩主の城内居宅とのことです。
外観です。
詳しい歴史的背景は、調べていないですが、名古屋というと金なのか、中は金ピカ部屋でした。尾張藩は、筆頭御三家であり、江戸幕府も権勢を誇示するため、こうなったのかもしれませんが…。
しかし、江戸城がない中、天守閣もある全国有数の名城であることは衆目一致するところでしょうね。外国の方もチラホラ、人気スポットのようです。
名古屋市内には、日本画マニアの私には気になる美術館もありますが、今回は時間の関係でパス、名古屋フェリー埠頭に途中まで名古屋市高速を使い向かいます。
本日の船は、
いしかりです。2018年度、
Ferry of the yearに選出されています。
フェリー雑誌、旅行会社の企画旅行でも「太平洋フェリーで行く〇△旅」とかでよく取り上げられているため、憧れとして乗ってみることにしました。
先頭部です。トラックの乗降作業中でした。
乗用車の乗船ゲートです。
乗船待ちのGraちゃんです。
この日は、乗用車だけ見ると、仙台行の方が苫小牧行きより多かったです。ナンバーは、中京地区の他、関西ナンバーが目立ちました。都心の運転をせずに東北に行ける、というのはメリットなのかもしれません。
乗船は、18:30~です。今回は、
割引運賃(?)という囁きについ惹かれ、特等の借り切りとしました。こんなことをするのは、これが最後でしょう。
部屋は、こんな感じです。

一応、バス付ですが、実態のところは、とても狭く、バスとは言い難いものでした。まぁ、大浴場利用を主と考えているのでしょうが……。
19:00に出港、トリトン大橋をくぐり、名古屋コンテナ埠頭を横にして、太平洋に進んでいきます。
出港も終わりましたので、噂の
ディナーバイキングへ行ってみました。
ステーキ肉は、シェフが目の前で焼いてくれる…、というものではありませんでしたが、根が浅ましいのか、3回も取りに行ってしまいました。
しかし、美味しいのだが、何かハムッぽい、と思ったら、
牛脂注入肉なんだそうな…、出たところで知りました。
ステーキ以外では、山形の芋煮、鶏肉のデミグラスソースの載った鶏肉料理等は美味しかったです。お刺身系は、ありませんでした。
この後は、シアターラウンジで無料コンサートがあり、童謡でちょっと趣味が合わなかったですが、珍しさで30分程度聞いていました。
その内、ビールの酔いも回り、バタンと爆睡してしまいました。
本日は、強行軍でつい長くなってしまい、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
明日は、フェリー内と仙台市内のブラブラです。