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特急にちりんのブログ一覧

2019年09月22日 イイね!

【宮城】飛驒高山~太平洋フェリー~東北旅行5日目:フェリーいしかり、牛タン太助、ずんだ餅

【宮城】飛驒高山~太平洋フェリー~東北旅行5日目:フェリーいしかり、牛タン太助、ずんだ餅本日は、洋上の移動、プラス仙台市内ブラブラです。

朝、起きると、房総沖でした。


朝食は、レストランという選択肢もあるのですが、ここは節約ということで、前日、名古屋市内のスーパーで買った菓子パンで済ませました。

船内ブラブラで、まず船尾に行ってみました。太平洋の大海原です。


次は、朝風呂です。
太平洋フェリーは、NHKでやっているドキュメンタリー72時間に2回登場しています。第一回目は2004年第二回目は2014年で、いずれも飛行機、新幹線を使えばすぐ行けるところをわざわざフェリーで行く人の人生模様、というもので、いずれもとても良かったです。その中で「大海原見ながら風呂に入れるのは最高」という台詞が耳朶に残っており、実際に体験してみて…、これは良かったです。お昼の大海原を見ての風呂は、阪九フェリーでは味わえない、この航路ならではのものでしょう。

その後は、折角、特等に乗ったのだし…、ということで、部屋のPCで予めダウンロードしていた映画を見たりして寛ぎました。

洋上であっても、ネット接続がないと禁断症状が出る人は、相応にいるもので、岸側のプロムナードは大変混み合っていました。私も…、その一人で、ソフトバンクの通信衛星でもネット環境を体験してみました。ロビー一帯が接続エリアです(ちなみに、最新船のきたかみは、客室もOKの由)。

混雑度合いにもよるのでしょうが、WEB検索程度であれば、まぁ使えるか…、とう感じです。

若い人も結構、乗っていました。名古屋~仙台だと、今でもフェリーが最も安いのでしょうか?岸の電波を拾い、資格試験の勉強に勤しんでいました。

しかし…、Ferry of the year ということですが、阪九フェリーと比べると、色褪せている印象です。何だろう…と後で推察するに、どうも照明を落としているためかと……?。物流多い、関西~北九州間と比較すると、ベースの収益という点では違いがあるのかもしれません。

お昼は、またレストランを敬遠して、プロムナードのヨットクラブでおにぎりをいただきました。出来たての手作りおにぎりで、美味しかったです。

そうこうする内に、フェリーは福島沖合です。


多分、岸側に見えるのは、福島原発ではないかと思いつつ…見ていました。




艦内放送で、姉妹船「きそ」と反航する、という案内がありました。皆、いそいそと甲板に出てきます。

遠くに…、やって来ました。


近づいてきます。


反航シーンです。


真横です。


そして、去って行きました。


船内は午後の寛ぎモードで、コンサートも行われていました。


コンサートが終わり、1時間ほどで、仙台港へ着岸しました。北海道まで行く人は、2時間程度でしょうが、途中下車ならぬ、途中下船が出来る由。多分、ちょっとしたクルーズっぽい、感覚が味わえるのでしょう。

さて、当方は、また食い意地が張り、仙台市内を目指しました。渋滞もなく、市役所近くの公営駐車場に停めました。

杜の都ですね。しかし、名古屋とは打って変り、半袖では肌寒さを感じます。


牛タン定食を求め、ネットで好評だった太助を目指します。


待ちもなく、すぐに席に案内されました。定食を頼みました。

肉がジューシーで、美味しかったです。

グルメ旅は忙しいです。次は、ずんだ餅です。「彦いち」という雰囲気のあるお店で、おっさん一人で入るのは躊躇しましたが、本能には勝てない…です。


ずんだ餅はこちらです。

生ずんだということでしょうか、これは、マジに美味しかったです。

東京と異なり、木が茂り、ほどほどの賑わいがいいですね。


ということで、仙台を後にし、気仙沼へ向かいました。
しかし、気仙沼は案外にも遠い、ということを思い知らされます。また、気仙沼中央インターを降りてから、カーナビの案内はホテルのゲートがない畦道へ連れて行かれ、しかも、田舎は、こういうカーナビは手を抜いているのか、ルート検索中でだんまりとなり、大変な苦労をしてホテルに辿り着きました。

翌日は、気仙沼と福島を予定しましたが、両者の距離感を完全に甘くみたため、結果としては、大して見ることは出来ませんでした。

また、写真を撮っていたiphoneのデータが消失し、結果として、アップするものがなくなってしまいました。
福島の帰宅困難地域を6号線で走ったり、気仙沼の伝承館へ行き、いろいろと思うところもありましたが、前記の理由もあり、旅行記としてはこれでお終いです。

最後まで、お付き合いいただき、ありがとうございました。
Posted at 2019/10/04 01:36:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域
2019年09月21日 イイね!

【愛知】飛驒高山~太平洋フェリー~東北旅行4日目:三菱&トヨタ工場訪問、名古屋城、フェリーいしかり乗船

【愛知】飛驒高山~太平洋フェリー~東北旅行4日目:三菱&トヨタ工場訪問、名古屋城、フェリーいしかり乗船本日は愛知県内・自動車の産地巡り、名古屋城、最後は太平洋フェリーへ乗船です。自動車工場は、三菱自動車とトヨタをアポ済です。

岡崎市内のビジネスホテルを出発、岡崎と言えば、德川家由来の土地ですが、もう一人偉人として、岡村孝子さまがおいでです。学生時代、あみんのコンサートへ友人に連れられて行って以来、ずっとファンを続けています。あの澄んだ声が、何とはなく、ほっこりする…というのが魅力でしょうか?


急性白血病に罹られたが、最近、退院した由、一安心です。

岡村孝子ファンにとっては、岡崎は聖地であり、Wikipediaで簡単な経歴等も記されていることから、速攻で聖地巡りをしようと思ったりしたのですが、岡崎市内を流れる矢作川を西に渡る国道1号線は朝の通勤時間帯とぶつかり大渋滞、聖地巡りは全て断念しました。

三菱自動車の岡崎工場は、矢作川を渡り、名鉄宇頭駅を北に上がった岡崎市北西部にありました。




来客用駐車場に停め、フト、後ろを見ると、アウトランダーがズラリ、社員さんの通勤者向け充電設備を手前に作った結果でしょうが、宣伝効果ありますね。


予約して訪問したのは、三菱オートギャラリーで、工場内にあります。入館ICカードを交付してもらい、所内は、オートギャラリー以外は撮影厳禁と念押しされ、オートギャラリーへ向かいました。事務所内の一角が、オートギャラリーとなっています。
パジェロが、ラリー仕様車と並び展示されていました。




生産車の年表もありました。
我がGraちゃんは、2010年過ぎたところで、線が切れています…(-_-)


結構、こじんまりしたギャラリーです。もう少し、一世を風靡した車種等を置けばいいと思いますが、予算の関係等で難しいのでしょうね。

とか、

です。
皆、憧れていても、結局、乗れず仕舞いの車はあると思います故。

主力エンジンであった4G54が展示されていた他、


GDI方式で表彰された賞状、記念のプレートも置かれていました。


下敷きのお土産を貰い、10時過ぎには岡崎工場を後にし、豊田市にあるトヨタ会館へ向かいます。

田んぼの中を走り約30分、トヨタ会館に着きました。道行く車はトヨタ車一色という感じで、企業城下街です。
トヨタの工場見学の案内は、⇒こちら!!。私のような一人見学でも、受け容れてくれます。

11時トヨタ会館を出発、周囲にはいろいろ工場がありますが、どの工場に行くかは、当日、決まるというもので、13時にトヨタ会館に戻ってくるスケジュールです。
トヨタ会館前の駐車場に駐車、会館に入ります。道すがら、トヨタの本社や

研究棟がありました。


私が参加した工場見学は元町工場というところで、クラウンを生産しているとのことでした。工場では撮影厳禁ということで、iphoneは出発前にトヨタ会館内のロッカーに預けます。
ツアーは、日本人バスと外国人バスに分かれ行われました。工場までの案内は、トヨタ会館の受付嬢が兼任のようでしたが、外国人も若干混乗していたので、日本語の後、流暢な英語で案内をしていました。受付嬢も今や英語は当然の能力なんでしょうね、もう、そういう時代です。

見せて貰った工程は、ベルトコンベアで流れてくる車の組み立て、溶接でした。組み立ては、一定時間内で決められた組み立てをしていくのですが、組み立て部品の確保、多品種生産への対応を人も上手く介し効率的にやっているということと、溶接は肝の技術なんでしょうが、肝故にロボット化している、ということでした。

こういう工夫があるからこそ、車は個人に手の届く買い物なんでしょうね。ベースはフォードT型の生産革命から変らないと思いますが、現代は、溶接や金属加工で個々の匠の技をオートメーション化したところと多品種生産への対応が自動車生産のキーなのでしょう。

いろいろな考えがいい品物に反映されていく、「よい品よい考」というトヨタ生産方式の社訓が書かれたボールペンがお土産でした。
自動車工場見学は私にとっては初めてでしたが、自動車産業は裾野の広い産業と言われますが、素材含めた個々の部品の品質、生産技術、自動車自体に対する技術的工夫かあってこそということを実感できました。

トヨタ会館内では、レクサスの他、

新型カローラ等が展示されていました。


これで、自動車の里、岡崎/豊田はお終いです。次は、本丸御殿が出来た名古屋城へ東名高速で向かいます。お昼は、経費と時間削減のため、コンビニのサンドイッチと100円珈琲で終わらせました。

名古屋ICを出て覚王山通りを進みます。愛知県庁、名古屋市役所、愛知県警等の愛知の権力パワーが並ぶ三の丸を通り、名古屋城駐車場に15時頃、辿り着きました。この辺の道の広さ、街並み整備は、東京なんのその、という印象です。

正門から入ります。


本丸御殿は、戦災で焼失したものが、昨年復元した由。尾張藩主の城内居宅とのことです。

外観です。


詳しい歴史的背景は、調べていないですが、名古屋というと金なのか、中は金ピカ部屋でした。尾張藩は、筆頭御三家であり、江戸幕府も権勢を誇示するため、こうなったのかもしれませんが…。






しかし、江戸城がない中、天守閣もある全国有数の名城であることは衆目一致するところでしょうね。外国の方もチラホラ、人気スポットのようです。

名古屋市内には、日本画マニアの私には気になる美術館もありますが、今回は時間の関係でパス、名古屋フェリー埠頭に途中まで名古屋市高速を使い向かいます。

本日の船は、いしかりです。2018年度、Ferry of the yearに選出されています。
フェリー雑誌、旅行会社の企画旅行でも「太平洋フェリーで行く〇△旅」とかでよく取り上げられているため、憧れとして乗ってみることにしました。

先頭部です。トラックの乗降作業中でした。


乗用車の乗船ゲートです。


乗船待ちのGraちゃんです。


この日は、乗用車だけ見ると、仙台行の方が苫小牧行きより多かったです。ナンバーは、中京地区の他、関西ナンバーが目立ちました。都心の運転をせずに東北に行ける、というのはメリットなのかもしれません。

乗船は、18:30~です。今回は、割引運賃(?)という囁きについ惹かれ、特等の借り切りとしました。こんなことをするのは、これが最後でしょう。
部屋は、こんな感じです。

一応、バス付ですが、実態のところは、とても狭く、バスとは言い難いものでした。まぁ、大浴場利用を主と考えているのでしょうが……。

19:00に出港、トリトン大橋をくぐり、名古屋コンテナ埠頭を横にして、太平洋に進んでいきます。




出港も終わりましたので、噂のディナーバイキングへ行ってみました。


ステーキ肉は、シェフが目の前で焼いてくれる…、というものではありませんでしたが、根が浅ましいのか、3回も取りに行ってしまいました。
しかし、美味しいのだが、何かハムッぽい、と思ったら、牛脂注入肉なんだそうな…、出たところで知りました。


ステーキ以外では、山形の芋煮、鶏肉のデミグラスソースの載った鶏肉料理等は美味しかったです。お刺身系は、ありませんでした。

この後は、シアターラウンジで無料コンサートがあり、童謡でちょっと趣味が合わなかったですが、珍しさで30分程度聞いていました。


その内、ビールの酔いも回り、バタンと爆睡してしまいました。

本日は、強行軍でつい長くなってしまい、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
明日は、フェリー内と仙台市内のブラブラです。
Posted at 2019/09/29 23:38:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域
2019年09月20日 イイね!

【岐阜/愛知】飛驒高山~太平洋フェリー~東北旅行3日目:郡上八幡、セントレア、餡掛けスパ🍝

【岐阜/愛知】飛驒高山~太平洋フェリー~東北旅行3日目:郡上八幡、セントレア、餡掛けスパ🍝3日目は、高山祭りの山車見学の後、高山に別れを告げ、郡上八幡⇒セントレア⇒岡崎へ投宿のスケジュールです。

高山祭りの山車は豪華絢爛で知られますが、江戸時代、材木で財を成した豪商が名誉心からも寄進したというのが背景にあるとか。
山車の博物館は、高山祭屋台会館祭りの森があり、我らは後者に行きました。

山をくり抜いたひんやりとしたトンネル倉庫内に豪勢な山車が保管されていました。






根が貧乏人なせいか、この手の立派な施設を見ると、つい維持費の心配をしてしまいます。

高山祭りの山車は、江戸時代、材木豪商がタニマチ気分でしょうか、寄進をするようになり、かくも豪勢になったそうです。
その豪勢さに圧倒された後、高山市はおさらば、東海北陸自動車道で郡上八幡へ向かいます。東海北陸自動車道は工事が多かった印象ですが、氷上を走っているような、なめらか〜な走行感でした。

郡上八幡は、ダイブで有名な新橋のたもと、郡上八幡観光協会内の駐車場に停めました。

今日、歩き回るのもこの範囲内で、見処はまとまっています。


駐車場のすぐ隣りに、いがわの小径という湧き水の遊歩道があり、我らも歩いてみることにしました。

ここが、入口です。


澄んだ水が勢いよく流れています。


鯉が放流されていますが、錦鯉が清流に映えます。


小径を出た後、観光協会に戻ってきました。
隣の新橋には、こんな注意書きが……。


橋の脇から見ると、こんな感じです。


上から見ると…、


夏の盛りには、勇敢な方が出没するようです(EX;勇者①勇者②)。 

肝試しスポットを見て、銘水スポット、宗祇水へ向かいました。テレビで地元の方の水の使い方で紹介されているのを見たことがあります。


宗祇水の実際は、以下の通り。

地元の方は、いらっしゃらなかったです。

最後に、同じく銘水スポット、「やなか水のこみち」へ向かいました。

ここは、夜、ライトアップされるといい雰囲気なんでしょう。

駐車場に戻る途中、フト排水溝へ目をやると、澄んだ水の中、鯉が泳いでいました。

確かに、清らかな水の里でした。

これで見所は一巡、郡上八幡にお別れし、名古屋市高速を経てセントレアに向かいます。
セントレアのお目当ては、テレビで放送されて知ったFlight of Dreamsです。ボーイング787の1号機が展示されている博物館です。

ボーイング787は、日本企業の関与大きく、主翼は三菱重工・名古屋が製造しているとか。丁度、セントレアには、その主翼運搬の専用機が到来していました。


Flight of Dreams は、セントレアの端っこ。これに合うように駐車しましたが、後で空港ターミナルは遠いことを思い知ることになります。

旅客機を下から見上げるのは、初めてです。


Rolls-Royceのエンジンです。


操縦席です。客室は、未公開。


レーザー光線によるショーも行われていました。


他、お子様向けアトラクションもありました。

搭乗締め切り時間が迫ってきたので、ターミナルへ動く歩道で移動です。

セントレア・ターミナルには、銭湯は有名ですが、台湾ラーメン等の名古屋メシ等、お店は地元色豊かでした。

さて、出発時間が迫ってきました。連れ合いが乗る飛行機は、ボンバルディアDHC8-Q400で、連れ合いにとって人生初のプロペラ機です。
正面から撮りました。


送迎ゲートからです。ジェット機と異なり、ボーディングブリッジが機材が小さくて使えないので、バスで送迎しタラップで乗降です。
荷物もコンテナが持ち込めないので、人が一つ一つで貨物室内に収納していました。効率は悪いかも…。


搭乗、荷物持ち込みが完了すると、エンジン音勇ましく出発していきました

さて、ここからは一人旅です。岡崎に向かいました。
愛知県に来たら、やはり餡かけスパゲッティーでしょう、ということで、今回は岡崎市内のからめ亭へ行ってみました。


オーソドックスなミラカンを注文。

このピリカラ感が堪らない…(^o^)です。

満腹感に包まれた後、岡崎市内のビジネスホテルで爆睡してしまいました。

明日は、Graちゃんの故郷、三菱自動車の岡崎工場とトヨタの工場見学、名古屋城を巡った後、憧れの太平洋フェリーに乗る予定です。

最後まで、お付き合いいただき、ありがとうございました。
<(_ _)>

※タイトル画像は、生成AIに拠ります。
Posted at 2019/09/28 00:51:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域
2019年09月19日 イイね!

【岐阜】飛騨高山~太平洋フェリー~東北旅行2日目:新穂高、高山ラーメン、白川郷

【岐阜】飛騨高山~太平洋フェリー~東北旅行2日目:新穂高、高山ラーメン、白川郷2日目は、新穂高ロープウェイ→高山市内で高山ラーメンを食べる→白川郷→高山市内で飛騨牛料理を食べる→ホテルへ戻る、というスケジュールを立てました。

新穂高ロープウェイは、AM8:30から運行開始なので、それに間に合うか、せめて次のものに間に合うのが目標です。
所要時間は、カーナビタイムでは1時間半ということで、AM7時過ぎには出発しました。

1日目に来た道とは逆方向で上り道を進みます。Graちゃんは、平地をすいすい進むのは得意ですが、山道はどうも苦手のようで…というのがオーナー実感で酷な運転を強いてしまいました。

結局、始発には間に合いませんでしたが、第二便には何とか乗ることが出来ました。ちなみに、ここのロープウェイは、珍しい2F建です。


外国人も多かったですが、それ以上に登山客も大勢並んでいました。

雲海を下にどんどんと上昇して行きます。


上昇している雰囲気は、動画を御覧下さい(動画①動画②)。

終点の山上駅に着きました。
さすがに、気温はぐんと下がり、15℃です。カーディガンを持ってきて、正解でした。


遠くに槍ヶ岳を望めます。


拡大してみました。


ここも一番の撮影ポイントは、写真屋さんが占有しています。記念撮影をお願いしました。


反対側は、乗鞍岳、焼岳とのこと。


なかなかの絶景でした。来てよかったです。
ちなみに、午後にライブカメラを見ると、雲だらけでした。
これは、山の下が気温が上昇すると、暖められた空気が雲海を上に押し上げてしまうためとのこと。だから、早い時間帯にロープウェイで登らないと意味がない、というのが連れ合いの見解でした。
ウーン(ーー;)、正しい…、早起きは三文の得です。

下界に降り、高山市内へ戻ります。途中、大きな鍾乳洞がある、という看板があったので、寄ることとしました。飛騨大鍾乳洞と大橋コレクション館です。
ここで、大橋とは、当鍾乳洞を発見、観光スポット化させた当社創業者、大橋外吉氏から来ています。

コレクション館は、創業者が収集した、東洋の陶磁器、翡翠の置物等があり、中でも薩摩焼の壺が目を惹きました。
ネットで見る限りでは、薩摩焼はパリ万博へ出品、ヨーロッパで大人気となり、飛ぶように売れ、薩摩の財力形成に貢献した由。


館内には、こうした豪華絢爛な陶器、象牙の建物模型等が数多くあり、創業者の財力が偲ばれます。
しかし、大鍾乳洞でそれほど儲かるとは思えず、創業者、大橋外吉氏がどういう方か、ネットを徘徊してみましたが、分かりませんでした。

コレクション館の後は、鍾乳洞です。洞内はヒンヤリとして湿気は感じず、足場も整備されていました。


LEDでライトアップされており、これは巧みな演出でした。


EXITは3段階に分かれますが、真ん中の2段階で地表に退出しました。鍾乳洞は山口県の秋芳洞は素で凄いと思いましたが、こちらはライトアップ演出で規模を補っている印象です。

お昼になったので、本日のイベント、高山ラーメンのお店に急ぎます。ランチ後は、白川郷へ行くことにしていましたので、高山駅周辺はパス、主要道沿いで評判の良さげなお店ということで、高山バイパス沿いの「宮川中華そば」へ向かいましたが…、休日の翌日で残念ながらお休み、来る途中にチラ見した、「麺屋一丁」に入りました。


店内でメニューを見ると……、ラーメン一本で勝負しているお店です。炙りチャーシュー麺を注文しました。下調べゼロで一抹の不安はありましたが、出てきたラーメンのスープを一口すすると…、何と美味、感動してしまいました。

こんなに美味しい醤油ラーメンは、これまで食べたことはなく、私的には他を圧倒しています。市街地中心部からは、やや外れていますが、旅の思い出となるお店です。

高山ラーメンを食し、幸せ気分になったところで、白川郷へ出発です。高山IC⇒中部縦貫自動車道;無料区間⇒飛驒清見IC⇒東海北陸自動車道⇒白川郷、という行程でスタートしましたが、飛驒清見ICで下道へ出てしまい、大回りして、白川郷の川向こうにあるせせらぎ公園駐車場に着いたのは15時近くになってしまいました。到着後は、兎も角にも、吊り橋を渡ります。


白川郷を一望できる天守閣展望台行きシャトルバスのバス停へ連れ合いと共に急ぎます。こちらも発着所に迷い、来た道を戻ったりで、息を切らしながらもシャトルバスに乗り込みました。

さて、来る前から展望台は知人から「いいよ!!」と言われており、期待して行きましたが、確かに期待以上のものでした。


日本の原風景です。


これも外国人にも受けるでしょうね。実際、行きのシャトルバスの乗客は、私と連れ合い様以外は、全て外国人でした。インバウンド需要取り込みに、白川郷は高山市同様、成功しています。

シャトルバスで下に戻り、白川郷内をブラブラと歩き回ります。

合掌造りを近くで見てみました。


丁度、新米の収穫の時期と重なりました。


水路は、清流です。


ということで、日本的風景にすっかり癒やされました。

さて、ホテルへの帰路を辿ります。
飛驒牛を主菜とした食事が一度もないのもどうかな、というところで、これも道すがら気になっていたお店に行ってみることとしました。

玄関は、こんな感じで、いい感じです。

魚祭(ぎょさい)という和食店です。

飛騨牛ステーキではありませんが、飛騨牛A5等級の陶板焼定食をお願いしました。

2千円/人とリーズナブルですが、飛騨牛の美味しさの片鱗を堪能することができました。

店内は、こんな感じです。


こういう造作は、私は好きです。


ということで、今日は観光自体は目論見通りの満足が得られた他、食事もいずれも出たとこ勝負でしたが、両方共、好首尾で、いい一日でした。

明日は、高山祭の山車を見た後、郡上八幡に向かい、連れ合いをセントレアに送る予定ですが、また、別途、アップします。

長くなってしまいました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
Posted at 2019/09/24 02:08:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 | 日記
2019年09月18日 イイね!

【長野/岐阜】飛騨高山~太平洋フェリー~東北旅行1日目:飛騨高山

【長野/岐阜】飛騨高山~太平洋フェリー~東北旅行1日目:飛騨高山まとまった休みが取れたので、連れ合いと、飛騨高山、併せて新穂高、郡上八幡へ行くことにしました。
ついでと言っては何ですが、名古屋近くまでいくので、憧れの太平洋フェリーに乗り、仙台へ向かい、気仙沼、福島と震災後の復旧も見てみる企画をしました。
後半は、連れ合いとは、予定と趣味が折り合わず、私の一人旅です。

初日は、東京を土砂降りの早朝に出発、どうなることかと思いましたが、山梨へ入るとカラリと晴れ、ドライブ日和となりました。
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<双葉SAにて>

土砂降りが幸いとしてか中央道も全く渋滞なく、諏訪湖SAまですいすいと進みました。

<諏訪湖SAにて>

松本ICを下り、安房道路を経て高山入りしました。本当は、途中、新穂高へ寄る積もりでしたが、連れ合いがライブカメラでモニタリングした結果、寧ろ、早朝に行った方が満足度が高かろうという結論に達し、この日は、高山に直行しました。

高山への峠の道中、特に考えず、蕎麦屋に入りましたが、濃口醤油につけて食べるお蕎麦が出てきました。
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刺身のような蕎麦で確かに蕎麦の風味はしましたが、蕎麦はリーズナブルで且つ、だし汁に浸けてジュルジュルとすするの方が私は好きです。ちなみに、せいろ1杯で900円でなかなかのお値段でしたが、蕎麦好きな方にはいいのでしょう。

峠のトンネルを越えて、高山に入ります。材木資源が豊富な高山は、大分の日田と並び、幕府の天領でした。幕府は代官を派遣、当時の代官所が陣屋として、江戸自体とほぼ同様に復元されている由。広くて、なかなか立派なものでした。
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代官所横には、倉庫(?)があり、博物館となっています。
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「百姓は生かさず殺さず」の高年貢から、農民の一揆反乱に悩まされたのは、天領も同じで、田沼時代、親子2代で強欲に走った悪代官に対する大原騒動が有名だとか。ちなみに、大原というのは、この悪代官の姓で、3回に亘り、18年間続いたとのことです。
最初2回は、農民側が完膚なきまで叩きのめされましたが、最後は、代官の私利私欲、悪行が幕府の逆鱗に触れ、2代目悪代官が八丈島に島流しになった一方、農民側には殆どお咎めなかった由。

江戸時代の過酷な年貢取り立てに対しては、千葉県は佐倉惣五郎が有名ですが、こちらは、19歳の妻子ある一揆のリーダー、本郷村善九郎が義民として語り継がれているそうです。

本陣横には博物館もあり、戦前の女子修身の教科書もありました。
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これが陳列されているのは、教科書の真ん中辺りに出ている小出大助は、ご当地の代官を務めていましたが、その奥方、「ゑち」が載っているからです。夫を助け出世させ、姑を面倒を見て、子供の教育もしっかり行うは、良妻賢母の範となるもので、婦女鑑にも載っています。ちなみに、婦女鑑とは、戦前、宮内庁が編纂した、内外で当時としては模範となる女性の生き方を記したものとかで、私も名前は朧気に聞いたことはありましたが、具体的に何なのかは、今回の旅行を通し、初めて知りました。

ここで面白かったのは、むしろ教科書の右側です。夫唱婦随は我が国古来の教えとありつつも、男子は性行(日々の行い等)高潔、妻の任務を尊重、専恣の挙動を為すべからずとあります。DV等が喧伝される昨今、今でも通じるものではないか、と感じました。

さて、この陣屋は、高山祭の山車が通る有名な赤い橋のすぐそばにあります。
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この後は、高山市街をブラブラ歩く回りました。京都の清水寺辺りもそうですし、後で、ホテルにチェックインしても同じですが、インバウンド政策の成果か、外国人旅行客の多いこと。日本人はマイナーです。
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しかし、華美はないですが、ちまちました控えめな簡美さがあちこちで感じられました。これは外国人にはウケルでしょうし、高山市のこのための風致整備は、半端ではないと思いました。

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この時期に朝顔とは??、と思いましたが、いい雰囲気作りに貢献しています。

昭和レトロ館があり、入ってみました。
昭和の商店街のイメージです。


他、親父が駆使していた計算尺があったり、
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足踏みオルガンがありました。
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小学生の頃、ゲームセンターで好きだったピンホールゲームをしたりして、プラ巡りに戻りました。
プラ巡りの最後のお目当ては、立ち食いの飛驒牛握りです。坂口屋へ向かいました。

長蛇並んで、
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ようやくゲットしました。1皿700円ですが、もう一つ上は、1皿900円です。
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実物はこちらです。
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トロ同様、油が載っていますが、魚と違い油臭くないのは、いいですね。

夕食は、飛驒牛ステーキといきたいところですが、高山市内の観光地プライスの洗礼を受ける必要もないでしょう、ということで、地元スーパーでお惣菜、寿司を買って、部屋で食べることにしました。さすがに、地元スーパーでは、飛驒牛握りは売っていませんでした。

ホテルは予約していた普通のツインは外国人で一杯ということで、別棟の広い部屋にグレードアップしてもらえました。ありがたいことです。
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マッサージチェア付きです。
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ロビーは外国人がバスツアーで到着して大賑わい、宿泊者数でも、日本人をかなり上回っている印象を受けました。部屋のテレビでは、中国語、英語、韓国語の放送も見ることが出来ました。これがインバウンドということでしょう。

この後は、ホテルの温泉につかり、夕食を食べ、爆睡してしまいました。

次の日は、新穂高、白川郷へ行きましたが、別にアップします。
最後まで、お付き合いいただき、ありがとうございました。





Posted at 2019/09/22 15:10:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域

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都心からやや(かなりか‥?)離れた、時にキジが飛ぶ田舎に住んでいるフツーのサラリーマンです。 愛車を買ってから10年以上経ってからの「みんカラ」入りですが、よ...
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