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オーストリアはウイーン街撮り第二弾．
今回はいくつか課題を持って撮って来た．

まずは定番のマジックアワー．

この時間は街の全てが特別になる．























ほんわかヤングレディ














欧州の街は美しい．
それだけに定番の景色を「撮らされて」しまう．
ウイーンも例外ではない．
それをどう自分色に染めるか．
なかなか難しい命題．




以前より写真の主テーマとして「光と影」を意識してきた．
今回はずばりこの一枚．

淡い濃淡の舗道を歩く女性．
ウインドウからの照り返しで影が変容．











ショーウインドウが絡む風景も私のテーマの一つ．

反射，歩行者を入れてライブ感を出す．











ショーウインドウシリーズ２

今回の自信作











ショーウインドウシリーズ３

色合いが気に入った一枚．
淡い青色の中に赤のセーターが際立つ．











ストリートミュージシャン

いつかオヤジシリーズを撮ってみたい．人生を顔で語る人達．











さてここからがメイン．

これまで「手持ち街撮りスローシャッター画像」を撮り続けてきた．
その醍醐味を一言で言えば，「動き」の強調．
今回は意図してスローシャッターで撮り続けた．
まずは一般的な流し撮りから．


馬車１

逆光のヘッドライトがアクセント．











馬車２

前を歩行者に横切られてしまったが，これも良いかも．











バス１

道の緩やかなカーブにより，やや複雑な流し撮り．
文字にジャスピン．











バス２
同じ場所で違った角度から．

運転手にピントがばっちり合って気に入っている．











歩きタバコの女性












超高速移動ベイビー












脚シリーズ１

舗道上のアドライトを横切る脚．ライトの映り込みがアクセント．











脚シリーズ２

舗道上の光と影に歩行者が被る．











脚シリーズ３

手と左脚にピンが合っている．











極限スローシャッター

この辺りまで来ると賛否があるかもしれない．











スローシャッターの新しいチャレンジ．
風に舞う紙屑

「手持ち街撮りスローシャッター撮影」にはまだまだ可能性があると思う．











さて，「綺麗な写真」をどうするのか．
作風の確立のために諦めるのか？

結論から言えば，やはり今後も撮り続けると思う．
意識のリファレンスとして，重要だと思うから．

夕焼けのオペラハウス．













この日の夕焼けは特に見事で，日本ではまずお目にかかれない色彩．













５泊したGrand Hotel Wien




様々な試みが出来た今回はなかなか有意義な旅だった．
今後の作風に生かしていきたい．