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■ 晩秋の紅葉狩り、養老の滝に行ってきました。

紅葉の見ごろとあって駐車場は満車状態、しばらく待って止めることができた。

駐車場から養老の滝まで約1,000m、当然上り坂だ。

途中休憩を挟みながら歩くこと約30分ようやく滝までたどり着いた。

■ 落差32 m幅4 mの小さな滝。滝の水が酒になったという親孝行の伝説「養老孝子伝説」で有名。

滝のマイナスイオンを浴びた後、帰りかけると滝の傍の露店から香ばしい匂いがしてきた。10人ほどの行列ができている。

小腹がすいたので列に並んでフランクフルトソーセージとみたらし団子を買う、飲み物は・・・そう「幻の養老サイダー」だ。

■ 滝のマイナスイオンを浴びた後、往路の上り坂ではゆっくり見る余裕がなかった紅葉を見ながら下ってきました。

■ 養老の滝、紅葉の後は温泉へ。

南濃温泉「水晶の湯」へ行きました。温泉は養老山脈の中腹にあり、麓の駐車場に車をとめてシャトルバスに乗り換え施設へ。

露店風呂からは眼下に広大な濃尾平野を眺望。疲れた体をゆっくり癒すことができました。

■ 幻の養老サイダー

・起源は1890年（明治23年）大垣市にて伊吹サイダー製造開始

・1897年〜1899年（明治30年ごろ）伊吹サイダーとして販売開始

・1900年（明治33年）名水を求めた結果、養老の菊水泉が優れていることからこの地に工場を移転、その後本社も移転。品評会で知名度を上げ販売を全国展開していった。

・1964年（昭和39年） 社名を養老サイダーに改名。

・1999年　4代目社長の急逝と設備の老朽化もあり、2000年12月 養老サイダーの製造を中止。門外不出であった秘伝のレシピは受け継がれず、幻となってしまった。

・2017年　クラウドファンディングで資金を募り、有志で養老サイダー復刻プロジェクトを立ち上げた。

ほどなく秘伝のレシピメモが旧工場跡地で見つかりオリジナルの養老サイダーが復刻した。

現在、製造は三重県桑名市の鈴木鉱泉、販売は養老サイダー復刻合同会社が行っている。

■ 南濃温泉　水晶の湯

■ 南濃温泉　水晶の湯　広大な濃尾平野の眺望