お待たせしました!
続きです。
謎のコンクリート建造物に近づいてみると、何か書かれた看板のような物発見。
それが、コレです。
「○○鉱山構内を通行の皆さんへ」って書かれた注意書き看板です。
ってことはこのコンクリート建造物は鉱山の施設の遺構ってこと?
この建造物の中を見ると天井部分に何やら四角い穴がいくつもあるのが確認できます。
なんか解ってきましたよ~、この構造物が何なのか・・
おそらくこのロックシェッドのような建物の中にトラックが入って上から掘り出した鉱石が落ちてきて荷台に積み込む場所なのではないでしょうか。
なのでこの斜面のどこかに鉱石を掘り出していた鉱山があるのでしょう。
そしてさっきの注意看板はその鉱山跡を通る登山者、もしくは山仕事を行う人用に通路を設置したことを伝える看板だったのですね。
これはその通路および鉱山跡を探索しないと駄目ですね~。
ってことで、いつもの探索セット(長靴、LEDランプ、手袋)を用意します。
準備を整えて山の斜面へと続く階段へ向かいます。
草に覆われた階段を登っていきます。
階段上るとこんな通路が続いています。
通路の右手にはこんなところが見下ろせます。
ここはあのロックシェッドのように見えた建造物の上部です。
大きな丸いところが砂のような物に覆われていますね。
ここに鉱石が運ばれてきていたのかな・・?
そして左手には草木に覆われた奥にコンクリートの建造物がかすかに確認できますね。
通路はさらに続きます。
脇には白いきれいな花が沢山咲いています。
咲いているのはこんな花、何て名前の花なのかな?
そんな可愛い花に囲まれた当時の鉱山の遺構と思われる錆びた金属製の何か・・
通路を登りきるとさっきの花が咲き乱れる場所に出てきました。
山へ入るルートとは違うようですがこのお花畑のような所にかすかな踏み跡を見つけ進んで行きます。
そしてお花畑を抜けるとちゃんとした道に変化します。
その道を進んで行くと、鉱山の遺構発見!
トロッコのレールですね。
レールがあるってことは・・・
抗道の入り口が近くにあるはず・・
そう思ってレールの進む方向を見渡すと・・
ありました~!
ここではないでしょうか?
残念ながらコンクリート壁で入り口は塞がれているようですがレールが向かっている先が坑道の入り口であったことは間違いなさそうです。
コンクリート壁の上部に坑道の入り口の上部にあった屋根のような部分が確認できますね。
そしてそのコンクリート壁の下部には坑道から出てくる湧き水を排出するためと思われる穴が3つ開いています。
これがその穴。
手をかざすと内部から冷たい風が吹き出してきます。
やっぱりこのコンクリート壁の向こう側には坑道の入り口が存在するようです。
その穴を覗いてみました。
コンクリート壁の厚さが分かりますね。
そして向こう側ははっきりと確認は出来ませんが吹き抜けてくる冷たい風を肌で感じると向こう側に大きな空間があることは容易に想像できます。
けど、ここで考えます。
こんなに風が吹き抜けてくるってことはこの坑道の奥どこかで外部とつながっている所があるのかな~ってね。
それを探す探検もしてみたい気もしますがちょっと危険かな・・汗
横の斜面を少し登って坑道屋根の部分と壁面に隙間が無いか確認しましたが全く隙間はありませんでした。
その後坑道入り口と反対方面へレールにそって歩いてみます。
レール横にはこんな遺構がありました。
おそらく掘り出した鉱石をトロッコから降ろす場所のようですね。
そしてもう一つ塞がれた坑道の入り口発見。
ここにも分かりにくいですがトロッコのレールがつながっていました。
これ以外は目立った遺構は無かったので来た道を引き返します。
それにしても綺麗な花ですね~。
人のいなくなった鉱山跡にこんな綺麗なお花畑が広がっているなんて、不思議ですね。
行きに見かけた草木に覆われたコンクリート建造物に近づいてみます。
どうやらこの建造物は先ほど見たトロッコから鉱石を降ろす場所の下部のようですね。
人知れずひっそりと山中に残された鉱山の遺構。
いったいいつ頃まで稼働していたのでしょう・・
稼働当時はトロッコや人が行き来して賑やかだったでしょう・・
しかし、今は鳥のさえずりと水の流れる音の中で自然に飲み込まれていっていました・・・
その後来た道を戻ります。
この施設の向かい側にはきれいな川が流れていました。
そして車に戻り、陽の傾いた曇り空の下、来たルートで帰路につきました。
そして地元に戻っていつものラーメン屋で腹ごしらえ。
で、本日の林道探索は終了~!
お疲れ様でした~。
終わり
おまけ
本日の全行程のGPSログ
距離:358.5km
最大標高差:764m
林道脇で見つけた面白いもの
郵便受けの側でお湯沸かしているような・・
何だコレ!?
郵便受けのような赤い箱には危険の文字が・・
コンパネとブロックの台に置かれた細長い寸胴鍋のようなもの何・・・
赤い箱の中身はアメンボと書かれたデジタルメーターが付けられています。
ここで感のいい方なら分かるかな・・・?
これが寸胴鍋のようなものに貼られたシール。
ここに答えがありましたね「転倒ます型雨量計の感部」
そうです!雨量計ってやつですね。
アメダスの元になる雨量計なのでしょうね。
林道ではよく見かけます。
いつもここに大量に水を入れてみたい衝動にかられます・・・笑
林道わきに置かれた宇宙ステーションの一部のような物?
何だコレ!?
近くで見てみましたがよくわかりませんでした。
おそらく車に引かれるキャンピングトレーラーハウスのような物でしょうね。
そこに貼られた飛び出し注意看板。
懐かしいですね~。
私達が小学校の頃は通学路で良くこんな看板見かけました。
それにしてもこのトラックの凶悪っぷり、ハンパ無いって感じですよね~笑
以上、お付き合いありがとうございました m(_ _)m
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Posted at
2019/05/29 23:19:06