
それでは、最後にこの長編ブログのおまけ編として寸又峡温泉街からの帰りの道中の様子と山中での走行軌跡をお伝えしますね。
時間のある方はもう少しお付き合いくださいね~。

温泉でさっぱりした後車を走らせます。
5分ほどで寸又峡橋に到着。
ここで少し立ち寄りします。

それはこの「林道寸又左岸線」の入り口をこの目で確認したかったからです。
それにしてもこの林道の標識ちょっと理解できませんよ・・
起点は理解できます、ここからこの林道が始るって事ですよね
幅員も分かりますよ、林道の幅ですね、4mって言うと林道の中ではかなり広いですね、大型トラックも通行出来る位の林道だって事が想像出来ます。
問題は次です・・
延長 1569m・・
ん?・・
林道の長さは1.5kmですか・・・?
そんな訳無いですよ、この林道は・・
Googleマップにも表示されている林道で、この寸又峡の奥地まで繋がっている林道なのです。
私がこの探索をするきっかけとなった「山さいがねが」のサイトにも紹介されていますが、当時の千頭森林鉄道の再奥の地までこの林道は繋がっているはずなのです。
なので、いつかはこの林道もチャレンジしてみたく思い下調べに来たという訳なのです。
あの看板の延長って意味は別の意味があるのかな~?
ま、看板の表示なんてどうでも良いのですがね・・・笑

これが林道ゲート、ここも例に漏れず一般車進入禁止になっていますね。
ここのゲートは結構鉄壁な感じで脇からの人の進入もガードしているようです。
このゲートをMTBと共に越えるのは一人ではちょっと厳しいかな~?

寸又峡の奥地に続く林道の一部が見えます。
いつかは行ってみた~い・・(*'▽')

濁った寸又川。

その後は県道で南下していきます。

次は千頭駅に立ち寄り。
今回の探索で廃線跡の遺構を見つけることが出来なかったため現役の列車を眺めてみます。

この千頭駅にはトーマス列車や本物の蒸気機関車が発着します。
他にもレトロな列車やこの「近鉄特急カラー」の列車なんかも停まっています。
この近鉄特急カラーの列車は近畿、東海地方の方ならだれもが見た事、乗ったことのある列車ではないでしょうか?
私も物心付いた時から特急と言えばこのカラーの列車でした。
なのでこんな静岡の山奥の駅にこの列車が停車しているのが凄く不思議な景色でした。
ちなみにこの列車は近畿日本鉄道が大井川鐡道へ売却した列車のようですね。
今は特急ではなく各駅停車の普通列車として現役で走っているようですね。
蒸気機関車よりこの列車に乗ってみたくなりました・・

他にもこの千頭駅よりさらに北上して山間部を走り抜ける「南アルプスあぷとライン 」といわれるトロッコ列車のようなローカルな列車も停車していました。

千頭駅にはターンテーブル?って言うのかな、こんなものまでありました。
鉄道ファンならずとも結構楽しめる駅でしたね~。
その後さらに県道で南下していきます。

県道を走行中良い感じのローカル駅が目に留まります。
ってことでここでも少し立ち寄ります。

大井川鐡道大井川本線の「青部」(あおべ)って駅です。
木造の駅舎が昭和の香り満点で良い感じです~!

壁に付けられた安全第一看板、当時の物でしょうかね?

駅のホーム、こちらもローカル駅の雰囲気満点です。

次に駅舎の中に入ってみます。
こちらの中も当時の雰囲気が残されたままですね。
今は板で塞がれていますが、右手は切符売り場だったところのようですね。
現代のような自動券売機などは無く駅員さんから一枚一枚切符購入していたのでしょうね。

壁に残された古い温度計、そしてダム放流注意の張り紙。
これらは当時から張られていたのではないでしょうか・・
この駅舎の中には古き良き昭和の時代のゆっくりとした時間が流れていました。
私の幼き頃、母親の実家に母親と行った近鉄養老線(現 養老鉄道)の昔の駅舎を思い出しました。
そんな哀愁に浸りながら駅舎から出てくると、千頭駅方面からこちらに向かって列車が走ってくるのが確認できました。
ここの駅には踏み切りの警報機が無いので気が付いたら列車が近づいている感じだったので少々びっくり・・汗

そんな不意を突かれた中での渾身の一枚。
線路わきのアジサイと線路の標識そして近鉄カラーの列車。
自分的には結構気に入った写真です。

ローカル駅に停車する近鉄特急、だった列車・・・笑
乗ってみた~い・・

発車する列車を見えなくなるまで見送りました。
ちなみにあの列車は先ほど千頭駅で停車していた車両と思われます。
私はあの列車に追い抜かれた感じなのですね・・・(^-^;

その後も順調に国道を南下して新東名のICを目指します。

するといつの間にか、また近鉄特急カラーの列車が視界に入ってきました。
今度は私が追い付いたようですね・・・笑

しばらくは並走するような感じで一緒に走っていました・・

金谷の街が近づいてきました。

国道から見下ろす島田市の景色。

その後無事新東名「島田金谷IC」で高速に乗ります。

名古屋へ向かって走ります。
またのリベンジを誓いながら・・・

途中、浜松付近で夕日をバックに幾つか風車のシルエットが山の尾根に浮かんでいました。

新東名から伊勢湾岸へ合流。

伊勢湾岸では大きな夕日がゆっくりと沈んで行っていました・・

セントレア空港への着陸態勢の航空機。

やがて前方には見慣れた鈴鹿山脈のシルエットが見えてきました。
やっと地元に戻ってきました~。

19:30
無事帰宅。
今日は沢山頑張ってくれた我がMTB。
お疲れさまでした~。
また今度タイヤ替えてあげるからね~。
ここからは
おまけの、おまけ・・・笑
今回の寸又峡温泉街からの湯山林道探索のGPSログをもとに作成した走行記録を
「ルートラボ」ってサイトにアップしてあるので興味ある方はのぞいてみてくださいね。
こちらをクリック→「
ルートラボ」

こちらは国土地理院の地形図へGPSログを表示させたもの。
スタート地点はいきなりずれちゃっていますね。
寸又峡は山に囲まれたところだったのでちゃんとGPSを捉えることが出来なかったと思われます。

こちらはルートラボで表示できる航空写真へのGPSログ。
ルートラボのサイトに表示される地図画面右上に表示の切り替えがあります。
他にも地形図も表示できるので良かったら遊んでみてくださいね。

こちらは地形図中に各ポイントに少々見ずらいですが番号入れたので補足の解説させていただきますね。
ポイント 1 湯山林道の崖崩れで引き返した場所
ポイント 2 林道崩落であんパン食べていた場所
ポイント 3 湯山の源泉地(温泉マークがありますね)
ポイント 4 湯山集落跡
ポイント 5 尾崎坂展望台から奥の林道ゲート
※注意 何故か林道上部からの復路のGPSログは取れていませんでした。
なので湯山の源泉地、湯山集落跡 尾崎坂展望台からのスイッチバック路線
の探索部分GPSログの表示はされていません。
ポイント 6 林道ヘアピンカーブと行き止まりで戻った場所
(谷だったのでGPSログは乱れています)
ポイント 7 リヤタイヤパンク現場
以上今回の探索の軌跡でした。
終わり