
いよいよ来ましたよこの季節。
数年前から始めた趣味の登山。
始めは地元の標高1000m程度の山を楽しんでいましたが、どんどん刺激が欲しくなりここ何年かは夏は北アルプスの3000m峰に足を運んでいます。
ってことで今年も行ってきました北アルプスへ。
それも登山始めたころから行ってみたく思っていた国内屈指の難路、大キレットを通過するルートをチャレンジしてきました。
さあ、そんな国内屈指の難路をまだまだ登山素人のような私が踏破出来たのでしょうか?
興味のある方は是非我がブログを覗いてみてくださいね。
ただし今回も詳細な行程をお伝えする予定なので長編ブログになることは確実です。
最後まで書き上げるのに数週間はかかることをご理解ください。
そんなブログでも暇つぶしに見てくださる方は最後までお付き合いくださいね~。
それと車ネタは皆無なので車以外興味の無い方はスルーでお願いしますね~。
これまた、前置き長くなってしまいましたがそれでは行ってみましょう~!

16:40
自宅出発。
本来の予定は昨日の仕事帰宅後に出発して今頃は北穂高小屋でゆっくりしている予定だったのですが、
梅雨が明けきらず、山の天気予報とにらめっこして判断したのが予定を一日ずらす、でした。

そんな曇天の梅雨空の元、平湯、アカンダナ駐車場を目指し車を走らせます。

今回も前泊で、夕方からの出発なので時間は余裕あります。
なので交通費削減で下道オンリーです。
横に見える養老山脈、上部は雲に隠れちゃってます。

木曽三川公園より揖斐川左岸堤防で北上して岐阜へ向かいます。

そうです、このルートは私のブログをしっかり読み込んでいただいている方なら(居るのか?・・笑)お判りだと思いますが、友人K氏とのジムニー林道探索で使っていたルートです。

揖斐川左岸堤防から国道21号線へ折れて東進します。

国道の信号待ち中に見たTVの天気予報。
私の山行予定日だと最終日しか晴れマークありません・・
う~ん、今年はあまり天気は期待できませんね。
ま、私の過去の北アルプスチャレンジを思い返しても、天気に恵まれた山行は昨年の北穂~奥穂縦走ぐらいしかないかも・・・汗
なので、悪天は慣れっこではあるのですが、今回はあの大キレットの踏破がメインなので、そこの通過時だけは雨止んでいてくれればOKと思い車を走らせます。
(大キレットとは両側が切れたった岩稜を進むルート、雨だと岩が滑りやすくなって難易度がかなり上がってしまうらしい・・のです)

国道21号線から国道156号線で再度北上、郡上を目指します。

国道はやがて長良川沿いの山間ルートになります。

脇を流れる長良川から凄い靄(もや)が出ていますよ。
気温と湿度の加減でしょうかね。

どんどん国道を北上していきます。
国道は何度か東海北陸道の高架の下を潜って進んで行きます。

国道を走行中、あまりにも長良川の靄(もや)が気になったので、車停めて写真撮影します。
こういうことが気軽に出来るのが時間に余裕のある一人旅の特権ですね~。
それにしても神秘的です・・・

その後も靄(もや)に包まれる夕暮れの国道を北上して進んで行きます。

山間部を走る国道です、いくつものトンネルを抜けて進みます。

陽の落ちた郡上八幡の街並みを通過。

郡上八幡から高山市へ抜ける山間ルートのせせらぎ街道を快調に進みます。
流石にこのルートを夜走る車はほとんどありません。

高山市へ入ってきました。

20:40
高山市街を抜けたところのコンビニで、休憩&明日の買い物をします。
平湯まではもうすぐです。

このトンネルを抜けると平湯です。
外気温度も17℃
自宅付近より10℃以上も涼しいですよ。

平湯温泉に到着。
3日後の下山後に無事この温泉で汗を流せるのかな・・・笑
そんな、不安と期待で胸膨らませて、あと少しの道のりを車を走らせます。

21:20
平湯温泉街からすぐでアカンダナ駐車場に到着。

今年もポールポジションです。

この駐車場は午前3:30にゲートオープンです。
それまではこのゲート前で車を停めて、車中泊をします。
5時間は眠れそうですね。
今年は仕事上がりからの出発では無いので体力的に余裕が出来るので安心です。
では、缶酎ハイ飲んで少々ゆっくりしてから就寝しますね。
おやすみなさい・・zzz
zzz
ブーン・・ブーン・・
スマホアラームのバイブ音で目を覚まします。
3:30、ゲートオープンの時間です。

ゲートを通過して駐車場に車を入れて駐車します。
昨日コンビニで購入した朝食をいただいたあと、着替え、その他の準備をします。
そうこうしていると、空が明るくなってきました。
けど、雲多いですね・・・汗
幸い、雨は降っていませんが、梅雨空なのは昨日と同じ。
昨日この駐車場に到着した時は星空見えていたのですがね・・・(^^;)

4:20
準備完了!

4:50発の上高地行きのシャトルバス乗り場へ向かいます。

バス乗り場にはすでにバスは停まっていました。

今回もお世話になる濃飛バスさん。
北アルプス山行時には必ず利用させてもらっています。
行先の「上高地」って電光掲示が気分を盛り上げますね。

往復乗車券を購入。
往復乗車券を迷いなく購入した後で一つ思い出したことが・・・
それは、今回の山行の予定なのですが、悪天候その他、何か想定外のことが発生した場合に新穂高側(岐阜県側)へ下山する可能性があるのです。
(ちなみに上高地は穂高連峰をはさんで長野県側になります)
なので、もし新穂高側へ下山したらこの乗車券の帰りの分は無駄になっちゃいます・・・
やっちゃいました・・・汗
今回の山行は天候が全く期待できません。
悪天候で新穂高へ下山する可能性も十分に考えられます。
その場合、新穂高からアカンダナ駐車場までこの切符が使えないか聞いてみるしかないか・・・
無理ならもう一回切符買えばいいだけのことですけどね。
まあ、まだ新穂高側へ下山するって決まったわけではないですし、そんな事はちっさいことです。
今回の山行の予定の中ではね。

ってことでそんな事はさほど気にせず、(それより天気の方がずっと気になります・・・笑)バスに乗り込みます。
ちょっと遅れてきたお客様のために定刻を5分ほど遅れて出発。
そんなお客様にも融通を利かす濃飛バスの運転手さん、良い人でした・・(*´з`)
アカンダナ駐車場内を進むバス。
右手奥に我がビアンテの姿が確認できます。
3日後に無事戻って来れますように・・・

バスは問題なく進んで行き、安房トンネルを通過して長野県側へ向かいます。

安房トンネルを抜け長野県に入りました。
そしてバスはこの「釜トンネル」へ入っていきます。
ここからは通年マイカー規制がかかっている道路になります。
バス、タクシー、そして許可を取った車両のみ進入が出来る道なのです。
私にとってこの釜トンネルより奥世界は非日常を味わえる「夢の国」のような世界なのです。
私にとってはディズニーリゾートと同じと言っても過言ではありません・・・笑

釜トンネルを越えてまず目に入ってくるのがこの大正池。
大正時代に、焼岳の噴火で梓川がせき止められて出来た湖。
昔は湖面にもっと立木があって神秘的だったそうですが、最近はほとんどなくなってしまったようです。
しかし、うっすら靄(もや)のかかった湖面はやっぱり神秘的でした。

その後、バスは車幅いっぱいの狭いルートを進んで行きます。

5:25
上高地バスターミナルに到着。
天気は相変わらず曇天ですが、雨は降っていないので良しとしましょう。

あらかじめ作成しておいた登山計画書を投函しておきます。
ここから、登山モードに気持ちを切り替えて気を引き締めて歩いていこうと思います。
少々長くなってきたので、山行の様子は次のブログからお伝えしますね。
続く