
今日は友人と久しぶりに車で山遊びへ出かけました。
車で山遊びとは車で行く私の好きな林道探索ってことなのです。
ちなみに写真の車は友人K氏のジムニーです。
実はこの友人K氏根っからのジムニー乗りなのです。
このジムニーで3台目。
1代目はJA11V 2代目はJA22W を乗り継ぎ現在に至ります。

この画像は在りし日の2代目ジムニー。
(廃道マニアの間では有名な矢〇川峠を果敢に攻めている様子)
1代目はKKTの下りで攻めすぎた結果横転後山の斜面に激突しご臨終。
(ドライバーは私でした、すみませんm(. .)m)
2代目は今年8月にエンジントラブルにてご臨終。
(エンジン以外は問題なかった為転売、新オーナーがエンジン大手術の末、復活させているそう)
この3台目は今年9月新車で購入。
で、オーナーのK氏は私に勝るとも劣らない林道好きなのです。
この新車購入後まだ林道探索に出かけていなかったので行きたくてウズウズしていたとのこと。
ってことで天気はあいにくでしたがまずは何度も行ったことのある滋賀の林道を行ってみようと
いうこととなりました。

舗装林道を快調に進みます。
ちなみに今回は一人じゃないので写真少なめなのです。
行程は適当なのでご了承ください。

こちらは山中にある廃村脇で見つけたなんか不自然な「公衆便所」
あんな案内看板の書かれたトイレも珍しいですね(笑)

トイレのすぐ脇に「科学技術庁 多賀高感度地震観測施設」なるものがあります。

辺りを散策しているとなにかの強い視線を感じそっちを見ると、なんとキツネさんがこっちを
ガン見しているではありませんか。
ひと気のない集落でキツネに睨まれる、なんかちょっと恐ろしい感じもします・・・

で、気がつくとなんと!いつの間にかキツネさん車のそばまで来ています~
なんで!?

しかも座ってくつろいじゃってます~?

悠々と車の前を横切って・・・

こっちをじっと見つめます。
目を合わせると何か化かされてしまうんじゃないかって気になってしまうほど座った目で
見つめてきます・・・

私たちが車に乗り込むまでずっと車の脇で座っていましたよ~。
たぶん何か食べ物もらえるのを待っていたのでしょう・・・

その後も林道探索を続行します。

途中の景色。
天気良ければ琵琶湖も望めそうですが、今日は全く見えません。
しかし、雲海が広がっているような下界の景色です。
これはこれで神秘的な感じで良いですね。

これは、とある廃村へ入ってきてあまりの激狭の激坂で前進はあきらめてバックで戻る様子。

超狭い急坂をバックで下がって行きます。

しかしあまりの激坂でバックでブレーキ踏んでもタイヤがロックしたまま車がずり落ちてきます。
路面がコンクリート舗装でその上に苔&キクラゲのようなヌルヌルした物がこびりついており
雨でぬれて非常に滑りやすいのです。

バックオーライしていた私も慌てて、ずり落ちてくる車を手で止めていました。

その後なんとか、ヌルヌル激狭激坂をクリヤーして広場に停車。
K氏曰く「いきなり車、壁にぶつけるかとおもた~」っと冷や汗かいてましたよ(笑)
ってか、新車で攻めすぎ~。
私はあの激狭激坂を登りはじめる所で「マジで~!!」って言ってたんですけど・・
無事クリヤー出来たので良しとします。

その後、鳥居をくぐって進む林道を探索。

想像はつきましたが、てっぺんには神社がありました。

その後地図上では通り抜け出来る林道でしたが残念ながら通行止め~っだったり・・・

幾つかの廃村を通り抜けたり・・・
ここで一つの疑問が・・
この辺りの廃村付近に約20年ほど前に来た時に廃校がありその廃校の中を探索したことが
あったのです。
その廃校は2階建てで、2階が体育館になっていたのです。
それが衝撃的でいまだに忘れません。
その廃校は数年後に訪れた時にはもう取り壊されており石碑だけが残っていた記憶がありました。
この付近を走っていればいつかはその場所にたどりつくだろうと走ってましたが見つけられません。

かすかな記憶をたどってもう一度朝来た道へ廻って戻り探してみることに・・・

朝来た道に戻ってきました。
すると朝は無かった倒木が道をふさいでいます。

結構な大きさの倒木です。
車から降りて路肩へ除けます。
風も強く吹いていないのになぜ?って考えながら除けていたら木の枝の下に40cm程の大きな
落石がありました。
たぶん、落石がHITした木が倒木となり斜面から落ちてきた様子。
やっぱり落石は侮れません、あんなのが車に当たったら一発廃車かも・・

で、やっと見つけました、小学校跡地の石碑。
そしてびっくりしたのは、ここは、なんと朝キツネさんに出合ったところだったのです。

後ろに見える公衆便所がその証。
朝はこの石碑の存在に全く気が付きませんでした・・なぜ?
もしかしたらキツネに化かされたのでしょうか~・・・なんてね(笑)
ちなみにその公衆便所は旧校舎の端にあった便所だけを残しているそうです。
良く見るとそんな感じに見えますね~。
どうせなら便所だけじゃなく校舎全体を保存してほしかったな~。

陽も傾いた廃村を抜けて進みます。

狭い林道を抜けて行きます。

途中、地図見て休憩中。
新車がエエかんじに汚れています、ジムニーって感じで良いですね(笑)

夕暮れの林道。

ここからも奇麗に雲海のような景色が見渡せます。

やがて林道は下界の集落へと下りてきます。

下界は霧に覆われていました。
この霧が山の上からは雲海のように見えていたのですね。
天気はあまり良くはなかったのですがなかなか見られない景色を見た感じでよかったです。

その後、若いころからよく来たなじみのラーメン屋で晩飯をいただき、ここで本日はお開き~。
お疲れさまでした。

今日の走行軌跡。
トータル走行距離、不明・・・
すみません、人の車で、ずっと助手席でナビしてただけですので・・・
おわり