
唐突ですが、「予防整備」ってご存じですか?
ほとんどの方はご存じかと思いますが、「壊れる前に整備をすることを予防整備と言います。」
しかし20年以上経った我がロドの予防整備をしっかりしようと思ったらフルレストアになっちゃいそうですね~笑
で、本題です。
さわやかな秋晴れとなったこの東海地方。
鈴鹿の山々が私を呼んでいましたが(笑)、残念ながら本日の午前中はとある用事が・・・
午後から帰宅して以前からやりたく思っていた事をやってしまいます。
それが、予防整備って奴ですね~。
それは何かと言いますと、7月のツーリング時に運転席ドアが外からも内側からも開かなくなった事がありました。
しかし、なぜか一週間後には何事もなかったように開閉できるようになっていました。
何だったんだろうと思いつつそれから何もせず乗っていたのですが、それから一度だけ同じ症状が
発生したのです。その時はドアノブをガチャガチャしていたら直ったのですがやはり再発が心配です。
ドアが全く開かなくなると、車内でドアの内張を外し、そしてドアロック部のロック解除のレバー部を
探し出して長いドライバー等で押すか引く動作をさせて開けなければなりません。
フルバケの付いた我がロドでその事態に陥ったら非常に面倒なので、ドアがちゃんと開くうちに
ロック部の交換をしてしまいます。

これが、今回とあるところから入手した純正部品の数々。
予防整備の為の部品ですね。
これだけあるって事はシリーズのブログはまだあるって事かも・・?
って、しっかり題名に「Vol.1」って書いてありますけど・・・笑

で、今回はこの運転席ドアロックを交換してしまいます。

まずは運転席内張の部品を外していきます。
このロードスターの内張は非常に簡単に外せるのですが、気を付けないと駄目なのが、
クリップ部。
新しい車のように力を込めて内張を引っ張ると必ずと言って良いほど内張のクリップ取り付け部が
破壊されてドアパネル側にクリップが残っちゃいます。

なので、こんな道具の出番です。

内張とドアパネルの隙間に上の画像の工具を差し込んでダイレクトにクリップ部を外していきます。

無事、ドア内張外れました。
しかし、面倒なことに前オーナーがデットニング処置をしています。

なにが面倒なのかって言うとこのブチルテープがべたべたして嫌なのです・・・・汗

そんなブチル付いた鉛板をひん剥いてまずはガラスを外してきます。

次にレール。

で、やっと患部摘出。

新旧の部品を並べてみます。
古い部品は白い樹脂部分が完全にセピア色になってますね。
色んな思い出が詰まっているのでしょう(笑)

ひっくり返して新旧の部品をよ~く見比べると・・・
分かりました、たまにドアが全く開かなくなる原因が!

これが新品

これが古い部品。
お分り頂けますでしょうか?
新品部品に付いているスプリングが古い方にはありませんね。
おそらく疲労で折損してしまい外れて脱落してしまったのでしょう。
たぶんドアパネル内の何処かにあるのでしょう・・
このスプリングはリターンスプリングのようですね。
このスプリングがなくてもある程度はロック部の自己の力で戻るみたいなのですが
何かの拍子に戻らなくなると内側からも外側からもロック解除が出来なくなるようです。

新しい部品を取り外しの逆の手順で組み付けていきます。

内張も取り付けて・・

内側、外側、ドアロック、全ての作動確認を行います。
全て問題なし。
そしてドアロック操作時の節度感が増しました。
これで、出先でのトラブルの可能性が一つ減りました。
良かった、良かった~。
終わり
Posted at 2018/10/09 16:58:31 | |
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